自分の子供は自分のお祖父さんでした。
20代になっても独身だった。俺。
しかし奇跡的に同級生と付き合える事になった。
飲み会を重ねながら好感度も上がったのだろう。
歳と月日も大分経ち、妊娠してると病院から伝えられた。
自分の彼女にお腹に子供が出来たとその時は
嬉しい。それだけだった。しかし。
出産日の日無事子供が産まれ、男の子が産まれた。
そして二人で名前を決めようとしたその時。
子供が喋ったのだ。
孫よ。元気そうで何よりだ。
孫?子供のくせに生意気だな。
その子供が朝男と名乗ったのだ。
それって死んだじいちゃんの名前。
なんでお前が知っているんだ。
それは。お前のじいちゃんだからだ。
今時でいう転生と言えるだろう。
まさかファンタジー話でもあるまいし
そんな現象が起きるわけがない。
じいちゃんが亡くなって10年以上経つというのに。
そんな事ありえない。
俺はおじいちゃんん子だから。
会えるのは嬉しかったが。未だに信じられない。
昔の遊びを教えてくれたり、時には厳しく時には
優しく。そんなおじいちゃんは大好きだった。
時を超えこうして会えるとは。
思っても見なかった。
うちのおじいちゃんは賞状をたくさん持ってるほど
優秀だった。その証拠に実家には表彰状も残っている。
もう二度と会えないと思っていたのに。
こんな形で会えるなんて。