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いじめられていたら王女になりました。70話

「だ、誰!?」そこには、見覚えは無いが、どこかで見たような、そんな存在の女性が立っていた。「なつなちゃん、やっぱり覚えていないのね。」その女性の姿をまじまじと見ると、友羽高校の制服を着ているが、大人っぽくてたわわな、そして美人だった。「私はあなたに救われたんだ。」「私に?」「ええ。」「私の名は、メニレ・リヨル。創育神よ。」そうだ、写真で見たのは、この方だ。なんで分からなかったんだろう。「あの、私に救われた、というのは?」「私はなつなちゃんの友人だったから。」「私の友人ですか?」「そう、あなたが中学生の時のクラスメイトだったの。」「私の中学生時代の?えっと、、ごめんなさい、全然覚えてないんです。」頭を下げると彼女は「いいんだよ。そんなことは。」「話を続けるね。私は様々な世界の監視役として、分身をいつも派遣していました。だけどある雨の日その分身体がある日熱を出して道端に倒れ壊れかけたの。そこに偶然なつなちゃんが通りかかり、病院へ連れて行ってくれたの。そのおかげで翌日には体調が良くなり、学校へ行ったわ。その日はちょうど転校初日だった。そしてその教室にはあなたがいたの。偶然か、必然か。いまだに分からないわ。休み時間になると、私は今そこで眠らされている、一条楓に話しかけられた。あなたを共に追い詰めて自殺させようと。ですが私は断ったの。そのせいか翌日、学校に着くと、私の上履きがなかったの。机に落書きをされ、体操服なども無くなっていた。私は神なので、誰かを傷つけるような行為はできず、どうしようかと思っていた時、あなたに声をかけられたの。」「私に?」「そう、なつなちゃんに。」「私は何と言っていたのですか?」「私が貸してあげるよ、って。」私はそんなことを言っていたのか。「その日から私たちは友人になったの。私がいじめられていると率先して助けてくれたのはなつなちゃんだけ。次第に一条楓は私に、ではなく、再びあなたに矛先を向けた。そして中学を卒業し、私たちは別の高校へ進んだけど、ある日女子高生が電車の前に飛び出し、自殺したと、ニュースが入ってきた。その高校の名前を聞き、世界の過去を見れる魔法、世界の過去(ニルル)で見たら、あなただった。そして私は分身体からその報告を受け、こんなに醜い世界を作ってしまった責任として、この世界を壊そうと思ったの。優しい人が早死にする世界を、私は醜く思った。だから、アン・ラリノに頼んだの。月壊神である彼女に契約として、この根源を一時的に讓渡したのもそれが理由。」

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