いじめられていたら王女になりましたね69話
「え、な、なにこれ、?」自分の涙の色に驚く。だが1番驚いているのは天月だった。「まさか、あの一族の、、だが滅んだはずでは、?」「もしかして、なつなは、、」グルデやジルデなど、なつなの仲間は今この場に着いた。「あの娘は、やはり、。」夜月はそう呟く。「み、みんな、私、今どうなってるの?」ひょいとメイルから鏡が投げられてきた。「自分の目、見てみなよ!」鏡に自分の顔をうつすと、私の目は涙と同じ、青色に染まっているのがみえる。この眼に名前をつけるなら、涙の魔眼と名付けるだろう。それほど神秘的な色だった。今の私なら、何かできるんじゃないか、そう思わされた。覚悟を決め、私はリオの顔を自分に近づける。そして、甘すぎて溶けてしまいそうな、そんな熱のこもった口付けをする。リオの唇は柔らかくて、とても優しい味がした。そしてもっとリオの舌と私の舌を絡ませる。息ができなくて、唾液が出るような、そんな口付けをしたのだ。そして唇を1度離し、もう一度同じような口付けをする。だんだん、顔が火照って熱を感じる。そして、私が彼の唇から離れようとした途端、私の首の近くにある感触を感じた。
そう、リオだ。リオが帰ってきたんだ。
リオが私から離れまいと私の首の近くを手で抑えている。そしてリオは舌を絡み返して来た。そんなに時間は経っていないのに、とても長く感じた。そしてお互い唇を離すと、唾液が糸を引いていて、私もリオもそれを飲み込んだ。
お互いの顔を見て笑い、私は「前世とか関係なく、私が存在している限り、私はあなたを愛してるよ。リオ。大好きだよ!!」私は起き上がっているリオに抱きついてそう言った。「俺も、この命が尽きるまで、愛している。なつな。」抱き返しながらそう言ってくれた。
「それから、おかえり、リオ!」「あぁ、ただいま。」
「まさか、エーレ・ミカデオン、あなたは、ただの猫族ではなく、伝説の猫神族の女王、なのですか、?」天月は驚きを隠せないでいる。「リオ、猫神族ってなんだか知ってる?」「そうか、そこまでは思い出してないのか。なつな、お前はな、アン・ラリノの言う通り、猫神族の女王、つまりお前は神様なんだ。」「私、そんな存在なんだ、。」「そうだ。お前は今、その力を取り戻したんだ。」力、力ってなんの力なんだろ?「その力って何?」「神にしか使えない魔法、能力のことを言う。だがお前が神だということを知っている者は極わずか。」「私、神のお守りっていうのもあるんでしょ?本当に神様なら、そんなのいらないんじゃ?。」「それは他のものを欺くために与えられただけだ。」「どうして欺くの?」「それはこの世界が醜いからよ。」突如、知らない声が聞こえた。




