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いじめられていたら王女になりました。66話

ー光月が討たれた頃ー

夕月とレイルは対峙していた。「あら、世界お姉様の気が消えましたね。討たれましたのかしら?あのドラゴンの臭い匂いがしていた兄弟にやられたようですね。」「変なこと考えてていいんですか?夕月先生?」レイルは夕月に剣を向けながら言う。「あら、だって暇なんですもの。あなたの剣が遅いのが悪いのでは?」「まぁでも無理もありませんわ。私に魔力を吸われたのですから。」そう、少し前、レイルの魔力が、夕月に吸われたのだ。そのせいでレイルは魔法が使えなく、剣でしか戦えない。「まさかあなたの魔法は、相手の魔力を吸う魔法だったとはね。凄いですね、そこは感心しますよ。」「あらありがとう。敵に褒められたのは初めてだわ。」そう言っている間にもレイルは剣を刺しこもうとしているが、全く刺さらない。全て避けられてしまい、夕月はあくびをかいている。「そろそろ負けを認めなさいな。そうすれば苦しまずに殺してあげますわ。」夕月は月影放射(ムーンシャドウ)を発動した。ドゴォォォォォとけたたましい音が鳴り響く。レイルに直撃したため、レイルは倒れ込む。夕月は倒れ込み身動きがとれないレイルの剣を奪い取り、彼の首をはねた。はねられた首がゴロゴロと転がる。「ふぅ。これで私の勝ちですわね。天月様に良いご報告ができますわ。」「さぁ、行きま、グハァァッ!」夕月は口から血を吐く。「な、ぜ、?」「私には、仲間がいますから。」レイルが夕月の背中を自分の剣で刺していたのだ。グッともっと力を押し込んで背中から腹まで、正面から見ても剣が飛び出ているのが分かるほど刺しこんでいる。血が流れ、レイルにも返り血が付く。サッと剣を抜くと、夕月は倒れた。「ま、まさか、あれは、?」「そう!僕の幻覚魔法(タルラ)だよ!」「あ、あな、あなたは、」そこにはレイル以外にも、1人、男子が立っていた。「さっき会ったよね!?もう一度自己紹介するね!僕の名は、メイル・モベリア、レイルと一緒に、お前を倒す者だよ!!」ニコッとしながらメイルはそう言った。

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