いじめられていたら王女になりました。56話
嘘、もうバレた!?
「そんなわけないじゃん!鈴木さんは、死んじゃったんだから。きっとそっくりさんなんだよ。」「それもそっか。」
良かった。なんとかバレなかった。
「ね、ねぇ。」「どうしたの?月乃さん?」1人の女子に聞きたいことを聞いてみる。「この学校って、ここ最近何人新しい先生が入ってきたの?」「え?えっとね、今年はなぜか先生の入れ替わりがすごくて、担任の光月先生と、A組の担任、夜月先生、それと校長先生と、2年B組の担任の夕月国先生っていう、女の先生だよ。」「なんで校長以外の3人は、月がついてるんだ?従兄弟か?」グルデが聞く。「あーうん、そうみたい。本人たちに聞いたわけじゃないけど、そういう噂はあるよ。」へー、従兄弟が同じ所で働いてるのか、すごいな。「そんなことよりさー、」女子がニヤニヤしながら聞いてくる。「A組とB組の転校生達、皆どういう関係なの?」「あ、あー一緒に住んでるんだ。」「えぇ!そうなの!?いいなぁ。美男美女同士で住むなんて、ドラマみたい!羨ましい。てかさ!なんなら今日放課後、皆で一緒にカラオケ行かない?」そう言われ、私は「ごめんね、今日の放課後はやることがあるからさ。また誘って?」「もー!しょうがないなぁ!あ、月乃さんのこと、愛っちって呼んでいー?」は、初めてあだ名をつけられた!「もちろん!嬉しいな!」「じゃあこれからよろしくね!愛っち!」チャイムが鳴り、先生が入ってきた。今日の1時間目は英語らしい。苦手な教科なんだよね。「はじめましての人がいるのよね?一応名前だけ言っとくわ。私は2Bの担任、英語教師の、夕月国よ、よろしくね。」この人が夕月先生か。綺麗な先生だなぁ。スタイルもいいし。何よりあそこが爆発しそうなぐらいデカい。本当に日本人なのか疑わしいぐらいだ。
英語の授業は思ったより難しくなかった。何より夕月先生の教え方がわかりやすいし、生徒みんなから慕われているのがわかるぐらいだ。こんな先生が、メニレ様なわけないよね。そう、この学校に来た本来の目的はメニレ様を探し、この世界を壊すのを阻止すること。時間がないのだ。他に怪しい先生と言ったら、光月先生、夜月先生、それと名前が分からない校長先生か。仕方ない、一人一人虱潰しして探してみよう。
この世界を救い、メニレ様も救うために。




