いじめられていたら王女になりました。52話
「そうよねぇ。」よし!なんとか怪しまれずに済んだぞ。後はやっちゃいけないんだけど、身分証を作らないと。犯罪なんだろうけど地球が壊れるかもしれない時にしのごの言ってられないよね。「じゃあ私は洗濯してくるから、好きに過ごしててねぇ。」「はい、ありがとうございます。」「メイル達、ちょっと一旦外に出よう。」「りょーかいっ!」私たちは外に出て、ちょっと歩いた所にある公園に入る。「まずは、身分証をどうするかね。」「僕らの世界には身分証なんてなかったからなぁ。身分証ってなにでできてるの?形は?」「普通の身分証は、紙で、形は、カードの形よ。トランプみたいな。」「なるほど、住所以外に何が書かれてるの?」「名前と生年月日、あとは写真が貼ってあるの。」「へー!面白いね!じゃあ作っちゃおうか!それがないと潜入できないんでしょ?」「本当は犯罪なんだけど、、、やるしかない!地球の運命がかかってる!」神様、ほんとにごめんなさい!今だけ見逃してください!「でも私作り方わかんないや。」「大丈夫!僕に任せて!想像魔法で作れるからさ!何人分作ればいい?」「えーっと、私とメイル、リオ、グルデ、ジルデ、レイル、ミナちゃん、ビーガン様、ルオン、あと、炎の戦士人形の中で、2人、だから、11人分お願い!」「了解!でもドール達の名前が分からないから、2人のは後で書くよ!よぉし!想像魔法発動!」メイルがそう唱えると、一人一人の身分証が落ちてきた。「これで大丈夫かな?なつな!」「うん、多分ね。あともうひとつ、」「何?なつなちゃん」ミナちゃんが聞いてくる。「炎の戦士人形の中から、2人選ばないと。」「あぁ、あの少女達ね!というか、あの子達って何者なの?」「普通の人間、だよ。」「そうなんだね!」「リオ、何人か出してくれる?」「あぁ。」そうして、10人ぐらいのドール達が現れる。「この中で最年長は誰?」「わたしだよ。」比較的背の高いドールが答える。「じゃあこの子は決定ね、あとは、最年少は?」「わ、わたしで、す、」まだ幼い、小学生ぐらいの身長の子が答えた。「じゃあこの2人ね、」「後の8人は、申し訳ないけど戻ってね。また呼ぶから!」「うん!」そう言い、彼女たちはリオの魔法で消えた。「2人の名前、どうしよっか?」「佐藤は?」「へ?」メイルがとんでもないことを言い出した。「ど、どうして佐藤なの?」メイルはある表札を指す。「あそこに佐藤って書いてあるからさ!」「なるほど!それなら考えなくてすむ、、じゃないわ!佐藤は名字なの!もっと普通の名前考えよ!」「じゃあこれはどうだ?」「最年長の方がライザ、最年少の子がエルザ、どうだ?」「私は賛成だけど、2人は?」最年長の方は「名前を頂けるだけで十分です。私はこれからライザと名乗ります。」「わ、わたしに、お名前?う、嬉しいな。私のお名前は、エルザ・リヨルで、す。よ、よろしくお願いするね、なつなお姉ちゃん。」くぅぅぅっ!可愛い!妹にしたい!「なつな、2人の名前書いたよ!だから葉子さんを手伝うために戻ろ!」メイルが言った。「うん!そうだね!戻ろう!」そう言い、私たちは家に戻った。その後家事を手伝い、あっという間に時間は過ぎ、13時になった。「さぁ、手続きしに行くわよォ!」「はい!」




