いじめられていたら王女になりました。47話
「せ、聖女!?」私は驚いて素っ頓狂な声をあげた。
「私達三姉妹と母はこの世界の素なんだ。」「さ、三姉妹って?あともう1人いるのですか?」「あぁ、彼女の名はメニレ・リヨル。私達姉妹の長女であり、この世界を育てる創育神、母はジーナ・リヨル、この世界を生んだ、創母神私達姉妹の母であり、聖女や神を生む役目を担っている。」
な、なんかとんでもない話を聞いた気が、、。「すまない、混乱させたな。」ウォルマ様は謝る。「アナリアさん、ではなくアナリア様と呼んだ方がいいですか?私より、位の高いお方ですし。」なんか、さん付けしてたのが申し訳ない。「それは、、」アナリア様が言いかけた途端、キラキラ光った粉が降ってきた。でもこの光、どこかで??そして声が聞こえた。「エーレ・ミカデオン。私の声は聞こえていますか?」とても心が安らぐ声が聞こえる。「あ、あなたは?」「私は、、、創母神、ジーナ・リヨルです。あなたに、お願いがあるのです。」か、神が私なんかにお願い!?一体何事なんだ!?「な、なんですか?」「その子達の姉の、長女を、助けてほしいのです。」えっと、確か、メニレ様だったね。「メニレ様に何かあったのですか?」「メニレは、ある者達により、体ごと乗っ取られており、ある任務を任命され、その任務を遂行するため、この世界の外、、、」ここでジーナ様は言うのを躊躇う。「あなたがいた世界に行ってしまったのです。」私が、いた、世界に?「その任務とは?」「あなたがいた世界を、、、壊すことです。」世界を、壊す?「時間がないのです。あなたにしか救えない。あの子を、救ってもらえませんか?」ジーナ様の顔は見えないけど、本当に必死に頼みこんでいるのは分かる。「私が、あの世界に行くのですか?」「はい。」あのおそろしい世界に行くのか、、。私が行かなければあの世界は本当に壊されるかもしれない。でもあの世界には、私の本当の家族がいる。死なせるわけにはいかない。私が、助ける。この魔界には勉強をする目的できたけど、魔法以外に関してはたくさん学んだ事がある。家族の絆を。母が子を思う気持ち、子が親を思う気持ち。それさえあれば、あのおそろしい世界に絶望しなくて済むかもしれない。だったら、答えは1つ。「行きます。」「ありがとう。人を連れて行く事ができるわ。誰を連れて行きますか?」私は迷いなく、「私に力をくれる方々、リオ、グルデ、ジルデ、メイル、レイル、ミナちゃん、ビーガン様ルオン、そして一応、一条楓。そして、大変申し訳ないのですが、炎の戦士人形の子達を連れて行きたいのです。彼女達にも、色々な世界をみてほしい。特に、世界が変わるところを。」「ふふっ。分かりました。今この場にその方々を呼びます。」するとそこには続々と人が現れる。メイル達だ。「またなつなを助けられるなんて、光栄だね!」「あぁ。」「そうだね。」「そうですね。」一応、一条楓も犬の姿でいて、わんわんと吠えているが、何を言ってるのかさっぱり分からない。「エーレ、あなたには一時的に聖女の力を与えます。」アナリア様が言った。彼女が私の手を握ると、私の体の内側が光り出す。「ドール達をこの力で動かすのです。」「分かりました!」「さぁ、頼みますよ!」ジーナ様がそう言うと、辺りの景色が変わってきた。次に目を開けると、そこにはスカイツリーがあった。「ここは、東京ね。」すると声が聞こえた。




