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いじめられていたら王女になりました。40話

私は彼女の心臓を滅多刺しにした。目も抉り、耳を切った。その頃には彼女は死んでいた。

私はフードを被っていたがそれを脱いだ。本当に私だった。その後騒ぎを聞きつけた侍従達がやってきて、私は死刑になった。私の記憶はここまで。

「ごめん、なさ、」私もさっきのなつなちゃんみたいに泣いていた。「ミナ、ミナ!」意識が戻った。

私も鏡を渡される。

頭には犬耳、おしりにはしっぽ、当時の姿に戻った。

辺りはもう夕暮れだった。私はなつなちゃんの方を見たけど、彼女は目をそらす。そりゃそうだよね。自分を殺した女だもんね。

私たちには気まづい空気が流れる。すると、メイル様が来て、「2人とも、仲直り出来る?」さぁ。これからどうなるのかな。

ミナちゃんと顔を合わせられない。当然かもしれないけどね。だって、私がミナちゃんの好きな人を奪ってしまったから。だからって殺すのは許されないと思うけどね。メイルが「仲直り出来る?」って言ってるけど、ミナちゃんはどうだろう?私は仲直りしたい。彼女と、もっと仲良くなりたい。「ミ、ミナちゃん。」「な、に?」「ごめんね。好きな人、奪ってしまって。」「私こそ、ごめん。殺しちゃったから、許してくれないよね?」「殺したのは、許せない。でも、」私はミナちゃんに近づき、彼女の手を握り、「好きな人を奪われる気持ちは、分かるから。」「え?」「私は前前世、妹がいたけど、好きになった男性皆、妹に取られてたから。今なら、分かるよ。」「でも、私はいけないことを、、。」「確かに、人を殺しちゃダメだよ?でもミナちゃんは死刑っていう罰を受けてここにいる。前前世は、友達になれなかったけど、今世は違うでしょ?」私がそう聞くと彼女は頷く。「だからね、お互いの事知り合った今なら、もっと仲良くなれる気がするの。ミナちゃんは違う?」彼女は泣きながら、「私も、もっと仲良くなりたい、

でも、良いの?私なんかと。もう、何を信じればいいのか分からない私なんかで。」ペチッ私はミナちゃんの頬を軽く叩く。「私なんかって言っちゃダメなんだよ。きっと。難しいね。信じたいことを信じるって。でも、信じたいことがあるって幸せなんだよ。信じたいことがなかったら、生きる希望も、何もかも無くなっちゃうからさ。きっと変われるよ。もちろん、私だってまだまだ変わっていくと思う。だって、空を見てみてよ。さっきまで夕暮れだったのに、今は星空が綺麗に輝いている。この空だって毎日同じわけじゃない。変わっていくんだよ。私たちと一緒で。どう変われるかは、これからの私たち自身次第だよ。立ち止まっても良いから、一緒に変われるよう、歩いていこう?ミナちゃん!」彼女は涙を拭いて、笑顔で「うん!」と答えた。

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