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いじめられていたら王女になりました。38話

「キャットレディー、あなたのお名前は?」ここで私の本来の名前を思い出した。「私の名前は、、、エーレ・ミカデオン。猫族の次期女王です。」「なんと、名前まで美しい。」「そ、そんなことは、」するとそこに「お姉様?その方は?」妹が来た。彼女の目にはハートマークがついていた。「はじめまして。キャットレディー。エーレ様の、妹様ですか?」「えぇそうなんですよー。そこの『出来損ない』の妹ですわ。」「『出来損ない』とは?」「言葉通りですわ。何にもできない姉なんですー。それより、あなたのお名前を教えてもらえませんか?」また、この子にバカにされるのか。この方もお優しいから名乗るでしょ。だが彼は「嫌です。」ニコッとしながら言った。妹は顔を真っ赤にし、「あなたのような方に名乗る名前は持っていませんので。」「あなたがどうして姉をそんな風に呼ぶのか知りませんが、そんな世間知らずは私は大嫌いなのです。」そう言われると妹は「お父様!」と近くにいた父に泣きついた。すると父が来て、「貴様、我が娘にそのような態度、許さないぞ!貴様は死刑だ!」「お父様!」私が声をあげると「お前は黙っとれ!この『出来損ない!』」シュッリオダルクは剣を取り出した。「あなたは私が誰だか知らないようだ。」「当たり前だ!貴様なんぞ知らん!」「そうですか。あまり名乗りたくないのでこう言いましょうか。私は『魔王』です。これなら分かりますよね?」その瞬間、父は彼に跪いた。「お、お父様!?なぜそのような事を!?」「ばかもの!お前も跪け!」「このお方は『魔王様』だぞ!」「魔王だからってなんですの!?私たちは猫族の王家ですよ!?」「魔王様はこの世界で1番権力のあるお方だぞ!ばかもの!」そう言い、父は妹も跪かせた。「どうかお許しを!」「そういう訳にはいかないな。エーレ・ミカデオンに対する侮辱罪で、そうだな、2人には猫族の王家からは抜けてもらう。そして、牢屋行きだ。」「な、なぜあの『出来損ない』をそこまで!?」リオダルクは父の首に剣を突きつけた。そして「私の次期王妃だからだ。」「2人を牢屋へ連れてけ。」「そ、そんなお許しを!」「黙れ!」リオダルクはとても怖い顔で「死刑にならなかっただけありがたく思え!娘を愛せない、姉を敬えない。そんな連中は牢屋行きがお似合いだ!これ以上その世間知らず共を王家にする訳にはいかない。即刻手続きをしろ!新しい王家は私とエーレ様で決める!」「そ、そんな!」2人はぎゃあぎゃあ言いながら連れて行かれた。私は黙って見ていることしか出来なかった。「エーレ様を魔王城へお連れしろ。」「エーレ様、私と、恋人になりませんか?」私は泣きながら「もちろんです!魔王様!」と返事をした。

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