いじめられていたら王女になりました。32話
「魔王城に着いたら一緒に寝るか?」私は先程よりさらに顔を赤らめる。「また冗談ですか?いいかげんやめてください!(怒)」「冗談ではない。本心だ。」なつなはその言葉を聞き、さらに動揺する。「い、いいですけど、その、な、何もしないですよね?」リオはくくっと笑い、「さぁ?わからんなぁ?私はなつなの事を思いすぎているからな。思いが爆発したらすまないがされるがままにしてもらおう。」「///っっ!」なつなは心臓が破裂しそうだった。するとミナちゃんが「リオダルク様ぁ?」彼女は怒ってるようだった。「年頃の女性にそんなご冗談はよくありません!」「先程も言ったが、冗談ではない。本心だ。」「まぁ、からかった所はあるがな。なつな、すまぬ。」「わ、わかりましたよォ。寝るのは良いですけど何かしたら承知しませんから!」リオはまたくくっと笑い、「あぁ。心に留めておこう。」そういい彼は席を立ち、「私はモーガンに用事がある、2時間後、ここでまた会おう。」そう言い彼は去っていった。「ミナちゃん、行こう!」「?どこへ?」「皆の準備を手伝いに!後、フィルデ様のところ!しばらく会えなくなるし挨拶してこよう!」「モーガン様には?」「うーん、リオの話は長そうだから、モーガン様には書き置きをしていくよ。」「そっか!」「まずはジルデ様を手伝おう!」「そうだね!」私たちは走って向かった。
ーモーガン様の部屋ー
「そうか、しばらく寂しくなるね。ここのことは気にしないで楽しんでくれとなつなに伝えてくれるかい?」リオダルクはなつなが魔界へ行きたいと言っていたとモーガン様に伝えていた。「あぁ、もちろんだ。」「ミナも連れていくのだろう?」「あぁ、記憶の湖に連れていこうと思う。そしてなつなもな。彼女達には後で話すが、本来の姿に戻ってもらいたい。その方が魔力が強くなる。なつなは猫族の女王の姿、ミナには、、、犬族の女王の姿と当時の記憶。」「彼女たちには辛いことだね。それに彼女たちは今世では仲が良い。関係がこじれないと良いが。」コクっとリオダルクは頷き、「あぁ、だが万が一の時は私が対処する。任せてくれ。」「なに、最初からそのつもりさ。」モーガン様はそう言った。「頼んだよ。この世界の未来のためにも。」それを聞きリオダルクは部屋を出た。
ー2時間後ー
「全員、準備出来たか?」リオダルク様が聞いた。「はい!」「ではこれから魔界へ転移魔法を使って行く。全員で手を握れ!」「はい!」「行くぞ!」そして視界が変わった。
着いたそこは、全然イメージとは違った、空が青くて、車や人が浮いている、全くの別次元に思えた。私が驚いているとリオは「ここが魔界だ。」




