表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/82

いじめられていたら王女になりました。二十七話

「メイルに用があるのだろう?」「は、はい!メイル、私が分かるか?」「もちろん、その顔、1日も忘れたことはなかったよ。だけどなぜあなたがここに?」「私も記憶を持ったまま転生する事になったんだ。だがモベリア王国に戻る訳にはいかなかった。私は殺戮者だったからな。」「そう、だろうね。だからビルゲー王国の国王になったの?何のために?」「お前に、会うためだ。」「ていうかさ、ずっと気になってたけど、なんであなたは処刑されたの?まさか自分で人を殺した?」メイルがそう聞くと、アレンナイツ国王は、少し違うと言った。彼は「魔族を殺したのだ。そして、そこにいる魔王様に処刑された。だがそれは私が望んでいた事なのだ。」?分からない。なんで処刑されたかったのか。「私の魂は、汚れている、それが嫌だったのだ。そして後悔もした。メイルを殺人鬼にした事を。だからずっと死にたいと思っていた。許されないと分かってはいるが謝りたいとも思った。それを死後の審判に伝えたら、記憶を持ったまま転生させてくれたんだよ。だから、なつなをさらえばメイルが出てくると思った。なつな、申し訳ない。闇オークションに出すというのも嘘の話だ。ルークにも嘘だと伝えたのだが、あやつは人の話を聞かなかったんだ。本当に申し訳なかった。」彼は土下座した。そのために私を。彼は本当に後悔しているようだった。メ、メイルはどう思ってるのかな?それが1番に出た考えだった。「じゃあ、僕の泣けない魔法、解いてよ!できるよね!?」アレンナイツは申し訳ないと、それは今は出来ないと。言った。「あれは、魔力がないと解けないのだ。今の私は魔力はない。」「じゃあ魔王様が解いてくれる?」そうメイルは聞いたがリオダルク様は首を横に振り、「申し訳ない、その魔法は魔法をかけたアレンナイツにしか解けないんだ。こいつが解けないと言うとなると、」そう言いながらリオダルク様は私の方をチラリと見たが、「他に解けるものが現れるのを待つしかない。」そんな、と彼は呟いた。でも、「わかったよ。その人が現れるまで待つよ。」

「では今からモベリア王国へ戻ろう。犬とアレンナイツも共にな。」そして転移魔法(ゲート)をリオダルクは発動した。

瞬時に景色が変わり、着いたそこは、モベリア王国の執務室だった。私たちが姿を現した途端モーガン様もフィルデ様も皆泣き出した。私たちが無事に帰ってきて安心したのだろう。「久しぶりだね、リオダルク。」モーガン様がそう言うと彼はあぁ、と呟く。私、本当に帰ってこられた。安心して私も涙を流す。倒れそうになると、魔王様、リオダルク様が受け止めてくれた。「無事に帰ってこれたんだ。皆に笑顔を見せてやれ。」私は泣きながら笑顔を見せる。すると、ミナちゃんが、「なつなちゃん、おかえり!」ギュッと抱きしめてくれた。私も抱き締め返し、笑顔で「ただいま!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ