表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いじめられていたら王女になりました。  作者: えあてぃー
第1章
12/82

いじめられていたら王女になりました。十二話

一方その頃

グルデ、ジルデ、レイル、モーガン、フィルデ達は王宮の会議室にいた。「お前たち、()()について何かわかったかい?」「父上、申し訳ありませんがまだ何もわかってないのです。」グルデは悔しそうな顔をする。すると今度はジルデが口を開く。「それと父上、王国偵察部隊から報告があがっていまして。」「ほう、どんな?」ジルデは難しい顔をする。「城に、ビルゲー王国のスパイがひそんでいる可能性が高いとの事です。」一同は驚いて席を立つ。「おそらく、なつなを狙っているのでしょう」「な、なんですって!?」「それは確かな証拠なのかい?ジルデ。」「えぇ、その時はレイルも同席していました。」「そうなのかい?レイル」「はい、父上。」モーガンは座る。「そうか、ついにか。」「あなた、なつなの護衛を増やしましょう。」「そうだな、炎の騎士団の者にするか、それか、」モーガンは兄弟に視線を向ける。「父上」意外な者が声をあげる。「なんだ?レイル」「僕がなつなを守ります。」「ほう、たしかにお前とビーガンがいたら安心だが。偵察部隊の隊長なのに大丈夫なのかい?」「はい、問題ありません」「では、レイル、お前に正式になつなの護衛を任せる。」「そしてグルデ、ジルデ、お前たちはスパイを探せ。必ず見つけるんだ」「承知しました!父上!」

ービルゲー王国ー「「承知しました!父上!」」「フォッフォッ。モべリア王国のやつらめ、やっと気づいたか。でもまだ盗聴器が仕掛けられているのには気づいてないようだ。使えるな。あの()()混流星人(コリュウセイジン)は。」

ーモべリア王国ー「うんうん、うまくなったよ!二人とも!ちゃんと目的地に飛べるようになったね!じゃあ今日はおわり!」「や、やっと解放されたぁ」私とビーガン様は転移魔法(ゲート)をやっと扱えるようになった。そのおかげで私たちは死にそうな顔になっている。「し、死ぬかと思った」私がそう言うとメイルが「大丈夫?」と言うのでカチンと来て「メイルー!!!!なにが大丈夫?、、、よ!あなたのせいじゃない!!」「わーごめんなさい!!」「誰が許すかー!!」私はドタドタと逃げ回るメイルを追いかける。「なつな様もまだまだ体力があるんですね。」ふぅ。とビーガン様は息を吐く。「今日は平和でしたね。」「そうだね、ビーガン、ただ、この平和は長くは続かない。」「!?」「レイル様!?」ビーガン様がすっとんきょんな声を出すので、私とメイルは二人の近くに走って近づく。「なつな、報告があって。」「え?」「僕もなつなの護衛をすることになったよ」「えぇぇ!?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ