8.普通の理由
ドキドキしてたけど、正直あったらなんともなかった、普通に楽しかった。楽しいことが普通になっている。
『やっぱこの公園最高だよな』
「そりゃあそうだよ、自然な感じ?がいいかな、この遊具の無さ笑」
『遊具無いのは当たり前感出てきたよな笑』
『てかごめんな、突然で』
「いや、夜行性にはありがたいよ!」
『最近全員で集まるの少ないから、夜は暇だったからよ』
『後でみんなも呼ぼうぜ!そこで付き合ってるの軽く話すか』
「そうしよっか!」
『そういえばこの前さお前が男子に送ってもらってたって聞いたけどそうだったん?』
「あー、前集まった時か!そうだよ、幼馴染的な人だよ」
『初めて知ったよ、これを同担拒否というのかもだな』
「どういうこと?笑」
『いや、ごめん、嫉妬してるかもしれないわ』
「全然大丈夫だからね!あっちにも彼女いるし、たまたまあっただけだから!」
「そもそも好きって思ったの今が初めてだから!」
『なんかそう言われると嬉しいっていうか恥ずかしんだけど』
「いや、こっちも同じくだよ」
『よし!みんな呼ぼうぜ!久々になんか2人でいるの恥ずかしくなってきた笑』
2人とも顔が赤くなった。全員連絡したら、集まれるということで集まってきた。あの日と同じようにみんなが集まる前には顔は元に戻った。2人とも。変わらず賑やかになってきた。すると突然聞かれた。
〈ねぇ、あいりってしょうくんと付き合ってるの?みんな気になってたんだよね
「ほんとに?いつから思ってたの?」
〈いやこの前集まった時にお互いに聞いてた好きな人が同じだし、2人でいるの見たこともあるからさ
『そうだよ!付き合ってるよ!ばれてたかー、今日言おうと思ってたのに!』
〈やっぱり!そうだったんだな!幸せそうでいいな!あいりさん初の彼氏ですね~
〈そうじゃん!あいり!愚痴があったらうちらに言ってね!
〈〈そうだ!しょうのことぶっ潰してやるから!
「ぶっ潰すのはやめてね。愚痴は言うかも笑」
『俺もこいつらに惚気言っちゃうかもだわ笑』
〈うわー、あんた達自慢かよ!はい!飲み物買いに行きなさい!
『「了解ですよ!」』