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花びら  作者:
2/11

人間不信

彼は、私に、高校二年で、歌いながらプロポーズしてきた。

夕日が綺麗な高校の帰宅時。私達は付き合った。だが、彼は、他の女性の影もあった。私達は、もう、二度と近づかなかった。信用が出来なくなった。人間というものをー

卒業時は、私は、たった一人だった。一匹狼だった。

希望大学へは、落ちてしまった。

受かった大学へ行った私が、バカだった。

その大学で、とある教授と、ある授業で出会い、ゼミに誘われた。三年時は、彼のゼミへ入ろう。そう心に決めた。

入学時から、私は、男が途切れることはなかった。安く見られることに二十歳で、嫌気がさした。

本当の愛とはなんだろうか?私は、自分に問いかけた。

勉強に打ち込んだ。必死に打ち込んだ。

とある教授のゼミへ入ることになった。

悪魔の時間はここからだと知らずに。

少女は必死に生きている。

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