俺の仕事は情報屋
R15や残酷な描写アリです
苦手な方はご注意ください
「ある情報を探してんだが…」
彼は紙を取りだし俺に見せる
「これは…知ってますけど高いですよ?」
彼は札束をだしこう言った
「金はある!」
俺は首を横に振り
「犯罪者に情報はやれねぇな出てけ」
彼は顔を真っ赤にさせ怒りを含んだ顔と声で
こう言った
「どこに証拠がある!」
「このお金はついこの間の銀行強盗で盗まれた
刷りたて番号と同じだ!だからだよ
通報しないでやるからさっさと出てけ」
彼はナイフを取りだし俺の喉元に向けた
「ハハッ…バレたからにゃあ
テメェに罪はねぇが死んでもらうかな?」
――ザシュ…
「へへっ情報を教えねぇからこうなんだよ」
「うわ~、ひど~い…」
天井から声が聞こえた
「なっ…!確かに手応えがあったはずだ」
そして前に向き直るとそこには
人の大きさをした人形が横たわっていた
「…っく、一体どうやった?」
「ひ・み・つ」
――カラン~カラン~…
「お邪魔しまーす…あれ!
ナツキそいつって噂の銀行強盗じゃん!」
彼はさっききたジェシカに向かって襲いかかった
波月(やべ!)
「逃げろ!」
すると目にも止まらぬ早さで
――ジェシカが彼を殴った
「ぐへっ」
「テメェ…レディに向かって何しやがる?
答えろや!ああ?」
波月(ああ…だから「逃げろ!」って言ったのに…)
「ジェシカ…そいつ気絶してるから
何言っても無駄だぞ…」
「ん?あっ本当だ!
最近の男は根性ないな~
ホレ、グルグルっと」
ジェシカは何処から取り出したのか彼をロープでグルグル巻きにした
「私一人じゃ、しんどいし
こいつ運ぶの手伝って!」
(断ったら報復とか怖いし
しゃーねーな)
______________________
交番に届け終わったあとジェシカが
「さっきのって
いくらの情報量になる?」
「そうだな迷惑掛けちまったし
ゴニョゴニョ…」
値段を教えるため彼女に耳打ちする
「妥当な値段だね
じゃあこの情報貰える?
ゴニョゴニョ…」
「それは…言えぞ!この変態!あ……。」
ジェシカは拳を振り上げていた
「ふ~ん」
「分かった言う!言うから!
ゴニョゴニョ…」
ニタニタした顔で
「ほうほ~う」
「ありがとじゃーね~」と言って
彼女は帰っていった
(何故俺は風花との甘い夜事情を言わなきゃならんのだ…
トホホ…)
この仕事の後波月はあの事をジェシカに言ってしまったことがバレて…
風花にボコボコにされました