バレンタイン作戦 後編
後半少しだけR15な感じです
R18では無いはずです
――2月14日お昼頃ジェシカ宅にて――
「ヨッシャー出来た」
「うん見た目良し!次は味だね…
うん!美味しい~♪これならきっと喜ぶね」
「ありがとなジェシカ!
お前が教えてくれたお陰だ
うまくいったらお礼するから」
――ニタリ
「お礼は良いよそれよりはいこれ」
ジェシカは色の付いたろうそくを
波月に渡した
「う~んともしかしてこれって良い香りのするあれか?」
「そうその通り!
チョコを渡す時にこれに灯をともせば
心がリラックスするよ」
波月(チョコ渡す時にリラックスって必要なのかな?まいっか~)
「ふ~んそっか
じゃあなありがとう」
「どういたしまして~」
――パタン
(うっしゃー大成功
二人とも私の言われた通りにすれば
いちゃラブ成功間違いなし
ナツキに関しては昨日のお昼も
今日のお昼時間も使って入念に作り方指導したんだから
頼むよマジで!)
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――風花と波月の家――
「んちゅ」
「ダメ風花…そこはダメッ…ゾクッてするから…」
「止めません」
「キャアッ」
なぜこうなったかと言うと
数分前にさかのぼる
波月はジェシカに言われた通りろうそくに灯を付け
テーブルに置き風花を待つ
――パタンッ
「お帰り風花!今日バレンタインだろ、だから
風花の為にチョコアイス作ったんだ食べてくれ!」
風花(凄い私のために嬉しい!)
「わっ私もチョコ作ってたの
今冷蔵庫から取ってくる!」
「俺のも冷凍庫ほうにあるから
一緒に行こうぜ」
台所にある冷蔵庫と冷凍庫から
2つのチョコを取り出す
「へ~チョコケーキかさっそく一口頂きまーす
ん~美味しい♪」
「あーもうきれいな皿に移そうと思ったのに~
でも美味しいなら良かった
今度はテーブルで食べよ」
「ああそうだな」
テーブルの方に行きしばらくお互いに食べていると
「なあ風花…このケーキに何入れた?
何かフワフワするんだけど…」
「それはこっちのセリフでもありますよ
このロウソク香りただのリラックス効果の類
じゃないですよ
あっまさか…ジェシカに貰ってないですよね?」
「ジェシカに貰っちゃマズイのか?」
波月はかなりトロンとした目で言った
「やっぱりそうですか…」
「やっぱりって?」
「こう言うことです」
風花は波月に近づきキスをした
「んっ」
風花(ジェシカ…どうやらあなたは
私たちの背中を押してくれたんですね…
感謝します。精一杯利用させてもらいます)
「んちゅ」
「ダメ風花…そこはダメッ…ゾクッてするから…」
「止めません」
「キャアッ」
バレンタイン作戦 終わり
手紙
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ジェシカへあなたのお陰でうまくいきました
ありがとう
今度お礼にお酒をおごります楽しみにしててください
風花より
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お前が言ってた話と違うじゃないか!
でもお前のお陰で風花と前以上にうまくいってる
それは素直にありがとうと言っておく
お礼のものだかこの前
ハッピーランドのチケットが当たったんだ
でも1名様てなってたから使えなかったんだ
今度それをやるじゃあな
波月より
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手紙を読んだあとジェシカは
「お礼なんて良いのに」
そう言って彼女は懐からDVDを取りだし
「この放送禁止用語たっぷりの
音源くれたんだから別に良かったんだけどな~」
「まっ貰えるもんは貰いますかね
さてこの音源どこに隠すかな♪」
新キャラのジェシカは良いですね~
良い人なのか悪女なのかイマイチ分かんないとこか好きです
あと今さらですけどジェシカは日本語話せません
作者の自分自身英語が大の苦手なので
日本語にしてますが
本人たちは英語でしゃべっています