少年の日常の始まり
これは僕、梟の小学生の頃のある一日の実体験をもとに描いた自分が短編を書けるか、という実験的な短編です。
色々と駄目な部分があって読みにくいと思いますが、短いので全部読んでいただけると嬉しいです。
イジメがこの世から無くなることを祈ります。
最後に、もし間違いがあったら指摘をお願いします。
ガチャン
僕はいつも通りに学校に着き、靴箱の扉を開けて、いつも通りに一日を始めようとする
「は?え?ない?」
いつも通りの靴箱の中は、いつも通りで無かった。上靴がないのである。
「まぁ……いっか……」
僕は気を取り直して、暗黒が顕れ始めた心の正気を必死に保ちながら教室に登っていく
「……は?」
頭をぐにゃぐにゃにこねくり回されるような気持ち悪さが僕の中を駆け巡る
僕の机には、様々だが、ストレートな誹謗が所狭しと並べられていた
「これ……何?どういうこと?」
昨日までずっと遊び、笑い合ってきた友人に僕は声を振り絞って聞いた。が、答えはなかった。
何で?昨日まで、僕は普通に生活をしていた。友達と遊び、話し、楽しむ。そんな普通だった筈だ。だがどうだ?今日になってみれば、無視、誹謗、コソコソ聞こえる陰口。なんでもありではないか?
僕は思わずその場に座り込んだ、、悲しさと、困惑、怒りや不安、焦りまでもが体の中でぐるぐると渦巻いて脳を焼き尽くしていく
「う……あ……」
涙も、出ないようだ。人はここまで混乱すると逆に冷静になるのか。もう訳がわからない
「……い……おい!何があったんだ⁉︎」
先生が来たらしい、もうそんな時間になったのか。先生か、また他の人が拭いたのかわからない机について朝の会での、いつもより相当長い話を僕は聞き流す
その後のことは、正直覚えていない。授業も、その間の休みも、僕はピクリとも動かずに椅子にもたれ掛かったままだった気がする。給食の時間になり、僕はエプロンを着て食器を取りに行く。もう一人と一緒であったが、今日は話すことができなかった。いや、自分が話しかけても応えることは無かったろう。まだ、慣れない。当然なのであろうが、ここまで一日で物事は変わるんだな、と思っていたがその思考は強制的に中断される
「うわっ」
何かに引っかかった。バランスを崩した僕は転んでしまい、運んでいた食器を落としてしまった。幸い僕の校では金属の食器を使っていたので割れることはないが、何より恥ずかしい。それに、この冬の時期に食器を洗わないといけないというのは結構な苦痛だ。それに、一番の苦痛は足が引っかかった、いや、足を引っかけさせたのが親友と、自分なりには思っていた男であったことだ
「ごめぇん、引っかかって」
「あ、うん、大丈夫。ちょっと食器洗ってくる」
わざとだ。今確信した。あの笑った目にわざとらしい言い方、ぶん殴ってやりたかった。よく我慢できたと自分を褒めてやりたいと思うほど、今の自分は怒っている。いや、悲しんでいるのか?涙が出ている。昨日まで、親友と思い、一緒に遊んでいた男、今は僕を虐げる敵になった男。裏切られた。いや、自分が勝手に信頼していただけの人間に裏切られたと思っているだけだ。そんなことはとうに分かっている筈だ。だが何故だろう、涙が出る、止まらない、嗚咽と涙、小さい悲鳴がずっと止まらない。
「どうしたんだ?そんなに泣いて……」
先生か、信頼できない。この教師とかいう人種は敵だからだ。僕が前にイジメを受けた時も、この人種は自分らの評価のために、それを隠した。一昨年も去年も、その前でさえもそうだった。むしろ、受ける方に原因があるとか宣っていた。あえて口悪くいえば、この世の糞だ
「なんでもないです。失礼します」
こんな奴等に頼るのは馬鹿だ。どうせ裏切られて全て無駄になる。ならば、最初から頼らないのが賢明であろう
その後は特に何もなく、昼休みに入った。いつもなら、友人達と話したり、遊んだりしている所であるが、今日は独りだ、誰に声をかけても反応してくれない。寧ろ汚いものを見る様な視線を僕に突き刺してくる。正直に言うと、とてつもなく辛い、心に何本もの槍が刺されるようだ
僕はの目から、涙が出そうになる。それを隠す為に僕は、滅多に人の通らない階段に向かった。それが悪かったらしい。僕は、クラスの中でも中心にいるような人間に囲まれた。これから何をされるのかは明白であった。
蹴られ、殴られ、誹謗を聞かされ、体を壊し、心を蝕まれていく。あぁ、久しぶりの感覚だ。良いものでは無いが、悪い感情も湧かない。何故であろうか、感情が湧かなくなる。しかし、怨みは僕の中の器を満たしていく。
終わった頃には僕は酷い状態になっていたらしい。身体中に痣ができ、傷がついた血も大分流れた。だがそんなことはどうでも良い、もう慣れて、壊れているらしい。
隠す必要はなかった。誰も気に留めないからである。教師は少し声をかけてくれたが流した。どうせ無駄だから
そのまま、一日は終わった。
また始まるのか、あの地獄が。いや、地獄ではないな、もう慣れているから。何がこれからあるのかはもう知っている。傷も、血も、何もかもが足りなく程僕から流れるだろう。しかし、怒りも、悲しみも湧かない。だが怨みだけは募る、溜まる。これから始まるのはどうでも良い。だが、復讐を考えると笑いが止まらなくなる。
さて、どうやって復讐しようかな?
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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