第84話:アーマースラッシャー
2023/06/27 アーマースラッシャーの強さ修正。
テトラ島に到着後、俺達は港付近の浜辺へと移動した。地面はとても柔らかく、地面を踏むたびに足跡ができた。
夏にやって来た時よりも海風が涼しくなり、過ごしやすい気温になっている。浜辺には沖から流されてきた海藻や貝殻がちらほらと見受けられた。
ノワールは宿泊施設の手続きを行うと伝えて一足早くホテルへと向かった。
その際、午後のモンスター駆除の責任者に俺を選んだ。
冒険者としてBランクであること、魔法や魔物に対しての知識に長けていること。
これらがノワールが俺を選んだ理由だ。
魔物の知識に関しては専属魔導士時代の経験が大部分であるため、意外な形で経験が生きてきた。
なんにせよ、俺がリーダーになるわけだ。
リーダー。
いい響きだ。
いわば集団のトップに立つ存在。
部下にあれこれ命令できる特権を持つ。
リーダーに選ばれた経験は今まで一度もなかったので夢が広がるぜ。
「夢を持つのは結構ですが、昨今はパワハラなどがうるさい世の中なので慎重に指示を出してくださいね」
レラは真顔でそう指摘した。
「やれやれ、上司が生きづらい世の中になったものだ」
「そもそも先生はパワハラが原因で心を病んだんですから、ルビーさんのような同じ失敗をしてはいけませんよ。パワハラされた側が別の人をパワハラするのでは道理が通りません」
今度はマルスがそう述べた。たしかに二人の言葉通りだな。
パワハラの連鎖は俺の代で止める。
自分の経験を良い方向へと生かしていくこの気持ちが一番大事だろう。
さて、今回は冒険者の人員も多く、ルミナスの冒険者も合わせると30人。
ミネルバからは20人、ルミナスからは10人の人員となる。
とりあえず、まずは全員揃ってるかを確認するために点呼を取るか。
マルスとレラに冒険者達を整列させるように指示を出す。
「大魔導士様が並べと言っておられるぞ!」
「みんな早く並ぶんだ!」
「私が最前列よ!」
「ざけんな俺が最前列だ! ロイド様のすごさに一番最初に気づいたのは俺だからな!」
わー! わー!
最前列に並ぼうとする冒険者達で殴り合いの乱闘が起きている。
「ロイドさんは人気者ですね」
「流石です先生!」
「感心しなくていいから早く彼らを止めてくれ」
「「はーい!」」
まったく、人気者になるとそれはそれで気苦労があるな……。
その後、騎士団のような一糸乱れぬ整列とまではいかないが、みんな規則正しく並んでくれた。
リーダーとしての経験はまったくないが、イゾルテさんの動きを何度も見ていたので大体の流れは理解できる。
彼女を参考にしながらリーダーとしての役割を全うしよう。
「俺はミネルバの冒険者ロイドだ。これから現場の指揮を執る。なにか不明な点があったら遠慮なく俺に聞いてくれ」
周囲を見渡しながら冒険者達に語り掛ける。
全員、真面目な表情で俺の話を聞いているのでちょっと緊張する。
俺はまず、このエリアでよく出現する《フライングゼリー》と《アーマースラッシャー》の情報を説明した。
フライングゼリーは空飛ぶクラゲ。
頭に覆いかぶさってビリビリとしびれ攻撃を放つ危険な奴。
アーマースラッシャーは防御力の高い蟹のモンスター。
生半可な攻撃では奴に対して傷一つつけられない。さらに、鋼鉄すら切断する大きなハサミも脅威だ。
「特にアーマースラッシャーは、防御力が高い分、ほかのモンスターよりも危険だ。初級魔法は一切効かないから中級以上の攻撃魔法で対応してくれ」
「大魔導士様。複数のアーマースラッシャーが出現した場合はどう対応すればいいですか?」
すると、ローブ姿の女性が俺に質問した。
「敵との距離にもよるが、上級魔法の《サンダーボルト》で攻撃するのが一番安全だろう。奴の弱点属性でもあるから10体同時に出現しようとまとめて処理できる」
「先生。上級魔法はここのメンツだと誰も使えません」
マルスは真面目な顔で挙手しながらそう答える。
「うん? 上級魔法が使えない?」
「天才の私も上級魔法は使えません」となぜかドヤ顔で語るレラ。
レラが上級魔法を使えないのは前々から知っていたが、他の冒険者まで全員使えないのは予想外だった。
確認のために、俺はほかの冒険者を見回す。
彼らは一斉に首を振った。
どうやら本当に上級魔法を使えないようだ。
ふむ、使用できないなら仕方ない。別の手段を提案するか。
「敵に囲まれそうになったら合図を決めて初級魔法の《フラッシュ》を使え。一時的にスタン状態になるから戦況を立て直すことができるだろう」
俺は補助魔法の一種であるフラッシュを挙げた。
一般的な用途は、遠くの仲間と連絡を取るための、狼煙のような伝達手段。
だが、戦闘時においてもフラッシュを用いることは十分可能だ。
なぜなら、目潰しのような効果があるからだ。
一部のモンスターには効果てきめんである。
すると、俺に質問をした女性が目を見開かせて驚いた。
「え!? フラッシュってそんな使い道があったんですか!?」
「威力がないからただの雑魚魔法だと思ってたよ」
「視界も見えなくなるしな」
いや、フラッシュ使うときは目を閉じろよ。
俺以外にフラッシュの有用性に気付いている者は誰もいなかった。
「せっかくだ、この場を借りて戦闘時の《フラッシュ》の使い方を教えよう」
「大魔導士様が直々に魔法を教えてくださるんですか!?」
「俺たち、めちゃくちゃVIP待遇じゃないですか!」
冒険者たちは俺の言葉に騒然となっている。
「俺が大魔導士とか関係ない。俺はお前たちに怪我をして欲しくないだけだ」
「!!」
「か、かっこいい!」
「痺れる~!」
彼らの俺に対しての評価は極めて高い。
それだけなら全然かまわないが、俺がフラッシュを勧めたことで、間違った使い方のままフラッシュを実践で使うかもしれない。
魔法は一つ使い方を誤れば自分を危機に晒してしまう。
「自分が怪我をすればみんなにも迷惑がかかる。それを念頭に入れて戦ってくれ。自分一人で戦うわけじゃない。チームで戦っていることを忘れるな」
「「「「はい!」」」」
全員が同時に元気よく返事をする。洞窟の中のように声が何重にも重なって聞こえた。
その後、俺達は各メンバー同士で集まって行動を開始した。
どのメンバーも3~4人で参加したようで、メンバー数もそのまま継続となる。
俺の場合は、マルスとレラを加えた3人メンバーだ。要するにいつものメンツだな。
「ロイドってリーダーシップもあるんだな」
「まるでイゾルテ様を見てるみたいだった」
「ロイードいつもありがとう」
ロイードって誰だよ。まあいいや、俺もクエストの準備をするか。
テトラ島の地図を開いて、俺達の持ち場である北側のエリアへと向けて海岸沿いに歩き出した。
今のところモンスターの気配はない。のんびりと雑談をしながら砂浜を歩いていく。
「ロイドさん。明日の参加者は何人くらい来ると思います?」
レラは明日の釣り大会について尋ねてきた。
俺は腕を組んで考えるような仕草を取る。
「夏祭りの時は50人くらい集まったから、今回はその2倍くらい来るんじゃないか?」
俺はレラの質問にそう答えた。
実際のところ、何人参加するのかは明日にならないとわからない。
予定より多く集まるかもしれないし、全然来ないかもしれない。
というか、ノワールも全く把握していない。
運営なのに完全に行き当たりばったりだ。
夏祭りの時期はとうに過ぎたので、参加者が減ってる可能性は十分考えられる。
ノワールがどれだけ多くの人に宣伝してるかだろう。
ちなみに参加者が少ない場合は俺達にも釣り大会に参加してもらうとのことだ。
その際、初心者には自らがレクチャーすると笑顔で豪語した。
絶対釣り大会を開くウーマン。
釣りに対しての情熱が素晴らしいね。
釣りの話をしてる時のノワールは誰よりも輝いて見えるよ。
……この人、本当に錬金術師だよな?
とはいえ、ノワールのように何かに熱中できる趣味を持っているのは、とても素晴らしいと思う。
人生を楽しんでる証拠だしね。俺もノワールのような時間を忘れて熱中できる趣味を見つけたいな。
「100人もやってきたら大会の警備が大変そうですね。絶対にマナーを守らない人が出てきますよ」
「ポイ捨てとか、喧嘩とか、色々とトラブルが起きそうだよな」
下手するとモンスター退治よりも面倒かもしれない。
専属魔導士の時代に実感したけど、一番厄介なモンスターは注文の多いお客さんだからな。
「その時はロイドさん、リーダーとして対応お願いしますね♪」
「リーダーを免罪符に面倒くさい作業を全部押し付けようとするな。もし面倒そうな奴に絡まれた時はお前達も道連れだ」
「なぜか俺まで巻き込まれてるのはツッコミ入れていい部分ですかね?」
「ダメだ。お前も仲間だ」と俺は即答する。
「ひどいリーダーだ」
とマルスが苦笑いを浮かべた。
俺、マルス、レラの三人は運命共同体なので、責任はお互いに押し付けあってもいいというスタンスで接している。
二人も結構な頻度で俺に変な頼みごとを持ってきてるしね。お互い様だ。
「あっ、ロイドさん見て下さい。《フライングゼリー》がいますよ」
レラが進行方向を指差す。
そこには標的の一匹であるフライングゼリーがフワフワと浮遊している。
全長は2メートルほど。
半透明なので体内が若干透けて見える。
不規則に動きながら、徐々にこちらへと近づいてきている。
俺は二人の前に立ち、杖を前方へと掲げる。
「《アイスキャノン》」
中級魔法の《アイスキャノン》を発動する。砲弾の大きさに練った氷の弾丸を前方へと射出する。
キーンという高い音と共に、弾丸が発射されて、フライングゼリーの頭部を吹き飛ばした。
今の一撃で本体の核を失ったことで、フライングゼリーは糸の切れたマリオネットのように地面に崩れ落ちた。
「流石です先生。綺麗に頭部に当たりましたね」
「魔法のコントロールには自信があるからな」
「ロイドさんは流鏑馬もかなり上手かったですよね。ほんと里にスカウトしたいくらいですよ」
レラは残念そうに語る。
数か月前に行ったルミナス牧場の的当てゲームを話題に挙げた。
魔法と弓とでは勝手がだいぶ変わってくるが、目標物に当たるように微調整していくなど共通してる手順も多い。
俺の場合、魔法攻撃ならミリ単位の精度で着弾地点をコントロールできる。
「しばらくミネルバを離れる予定はないな」
「その言い方だと、いずれどこかに行くんですか?」
「まあ、自信もついてきたし、もっと色々な場所を冒険してみるのも悪くないかなと思ってるよ」
俺はこれまでに転移魔法陣を使って多くの場所へと移動した。
だが、それはあくまで、『採取』を前提においた狭い範囲での話だ。
同じ場所でも知らない事のほうが多い。
俺の常識は閉じられた世界で積み上げられた常識だ。
そんな自分を変えたいと常に思っている。
すると、マルスが手を高く挙げる。
「先生。その時は俺も旅に混ぜてくださいよ!」
「マルスくんだけズルい! 私もロイドさんと一緒に旅をしたいです!」
「ついてくるのは別に構わないが、俺は構わずエリアゼロも突っ走るぞ」
「それは中々ハードですね……」
「だが、それがまた燃えるってもんだろ。よーし、一年以内にマスター級を目指すぞ! 一日24時間修行すれば間に合うか?」
「マルスくんは相変わらずだね。でも、私もロイドさんと一緒に旅をしたいし、もっと真面目に魔法の鍛錬をしようかな」
二人の積極的な反応を眺めながら俺は自然と頬を緩めた。
その後、俺達は目的地に無事到着する。
そこにはすでにモンスターが出現していた。
黒色の巨大なカニが砂浜を横歩きしている。
「アーマースラッシャー?」と疑問符を浮かべながらレラが首をかしげる。
「いつもと少し体色が違うような……。二倍くらい巨大化してないか?」
「うん、そうだね。ロイドさんロイドさん、あれはアーマースラッシャーですか?」
「あれはアーマースラッシャーの最上位個体の《フルメタルキングアーマースラッシャー》だ」
「フルメタルキングアーマースラッシャー?」
「長いので便宜上キングスラッシャーって呼びましょう」
フルメタルキングアーマースラッシャーは、最上級モンスターの一種で、スラッシャー系の上位個体。
大半の物理攻撃と魔法攻撃のダメージを1へと変換してしまう驚異の防御力を保持している。
出現率が低い超レアモンスターだ。
二人の反応を見る限り、キングスラッシャーとエンカウントしたのは今日が初めてのようだ。
俺は二人に奴の特徴を教える。一番厄介な防御力の高さも説明した。
「ふむ、超防御力ですか」
「なかなか厄介そうなモンスターですね」
「二人が厳しいなら俺が倒すぞ」
「いえ、今回は俺達に任せてください!」
「私たちも強くなったってところをロイドさんに見せてあげますよ!」
レラはそう主張して杖を握る。俺の前に背中を向けて立った。
長い金髪がほどいた金色のターバンのように腰付近まで伸びている。
マルスも腰に差した鞘から剣を抜いて両手で構えた。
「二人とも元気がいいな~。それじゃあ任せちゃおうかな」
先ほどのやる気十分な反応も見ていたので、俺はキングスラッシャーの討伐をお願いした。
「マルスくん! 今回もあの必殺技で行くよ!」
「ロイヤルマジカルコンフリクトライトニングクロススラッシュだな!」
どうやらまたあの長ったらしい必殺技を使うらしい。
この技は、いわゆるコンビネーション攻撃で、エンチャント攻撃を二人で役割分担して放っている。
マルスは魔法が苦手だが、剣術は得意。
レラは剣術は苦手だが、魔法は得意。
苦手な部分はあえてやらず、自分の良いところを合体させればいいというアイディアだ。
「風の中級魔法! 《エアストーム》!」
レラは呪文名を叫んで杖を振る。
小さな竜巻がマルスの剣に集約し、巨大な風の大剣を具現化させる。
「スーパースラッシュ!」
マルスはそう叫んで剣を振り下ろす。
マルスの攻撃は見事キングスラッシャーの頭部に直撃した。
大きな爆発音がその場に響いた。
しかし、キングスラッシャーの表面には傷一つついていなかった。
「なに!? 俺達の攻撃が全然効いていない!?」
「そ、そんな。私とマルスくんで編み出した最強の必殺技なのに!」
二人は動揺しており、目の前の現実を受け入れることができずにいた。
「ドンマイ」
「ドンマイじゃないですよ! こっちは友情魔法を破壊されてすごくショック受けてるんですから!」
「友情魔法ってなんだ? 新しい魔法の属性か?」
「むきいいいいい! 久しぶりに顔面パンチしたいと思いました!」
暴力はダメだろ! こえーよ!
客観的に見るとレラの魔法ランクが『中級』なのが直接の原因だと思われる。
マルスの剣術である程度は火力を補っているみたいだが、キングスラッシャーの防御力には届かなかったようだ。
「一回で攻撃が効かないなら! 攻撃が効くまで攻撃を繰り返すのみ!」
キンキンキンキンキンキン!
「ハイパースラッシュ!」
キンキンキンキンキンキン!
マルスはキングスラッシャーの甲羅に向かって何回も剣を振り下ろす。
だが、一向に攻撃が届く気配がない。
技の着眼点はよかったが、肝心の実力はまだまだのようだな。
俺がミネルバを出発できるのもいつになることやら。
「二人とも、そこからどいてくれ。クエスト中に遊んでる暇はないぞ」
マルスとレラを横にどけたあと、俺はキングスラッシャーに向けて最上級魔法の《ライトニングストーム》を放つ。
キングスラッシャーは断末魔を上げて黒焦げになった。
「す、すげえぇ……」
「私たちが手も足もでなかったキングスラッシャーをこうもあっさり倒すなんて」
「最上級魔法の特権ってやつだな。ライトニングストームの威力なら奴の防御力を貫通できる」
「むー、ロイドさんには魔法では勝てる気がしないです……」
すると、レラが子供っぽい反応でむくれる。
「俺に勝つのはそんな難しくないぞ」
「でも、あんなすごい魔法を見せつけられると自信を失っちゃいますよ」
「俺だって最初からあの魔法を使えたわけじゃない。何回も失敗を繰り返して少しずつ使えるようになったんだ」
「そうなんですか?」
「ああ、本当だ」
「……」
レラは黙って俯いた。
「レラ。魔法で俺に遠慮なんかするな」
「え?」
「レラは真面目すぎるんだよ。直接聞けば早いのに、師弟関係じゃないからって俺に遠慮して俺の魔法を目で盗もうとしてないか?」
「うっ」
どうやら図星のようだ。
「お前は俺にとって大切な友達だ。俺の知らないことをたくさん教えてくれた。だから俺のほうからは魔法で恩返しをしたいんだ」
俺ははっきりとそう伝えた。
するとレラは潤んだ目になり、俺から視線を外した。
彼女はフランクだが、変なところで真面目だ。
俺の魔法をよく観察する割には、積極的に魔法のコツを聞いてこなかった。
技術は盗んで覚えるという価値観が根付いているのだろう。
それは決して悪いことではない。
人から教えられるものより、自分の意思で覚えたほうがはるかに定着するからだ。
だから俺は、これまでレラに対してなにも言わなかった。
彼女のやり方を尊重していた。
でも、「マスター級になって俺と一緒に戦いたい」という言葉を聞いて、俺の方からも彼女にアドバイスをしたいという気持ちが芽生えた。
だから今、俺は自分の気持ちを伝えた。
「俺は、レラにマスター級魔導士になって欲しいと心から思っている」
レラは涙で潤んだまぶたの下を手で拭った。
満面の笑みを浮かべる。頬には喜びの涙が伝っていた。
「天才の私に魔法のコツを教えたら、ロイドさんなんかすぐに追い越しちゃいますからね」
俺は笑顔で頷いた。
俺はいま、世界最強の魔導士を目指している。
だが、同時に、世界最強の魔導士が二人いてもいいとも考えている。
同じ目標に向けて歩んでいる魔導士と同じ夢を語り合いたい。
「よかったな、レラ! 念願の先生の弟子じゃないか!」
別に弟子にしたわけではないのだが、客観的に見ればそう見えなくもないのか。
「うん! マルスくん、私は一つ上のランクで待ってるよ」
「うるせー。じゃあ俺も本格的にセフィリアさんに頼み込むか」
どうやらマルスもセフィリアさんの弟子になる決意をしたようだ。
二人ともやる気があってなによりだ。
その後は、特にトラブルが起こることもなく、モンスター退治の任務は無事達成できた。
みんなの頑張りで海岸周辺は平和になった。
一日目の作業は楽しく終了した。
作業終了後はホテルにてのんびりと寛いだ。
夕食はとても美味しく、ホテルの露天風呂も最高だ。
今日は気分もいいし、今日は寝る前に夜空でも眺めるかー。
以前、ウンディーネ様にお会いした展望台を目指す事に決めた。
俺は一人部屋を抜け出して、夜の遊歩道を歩いていく。
すると、ちょうどそのタイミングで、地平線の彼方に『赤い光』が見えた。
次回の更新は6月30日となります。
6月からコミカライズが連載しておりますので、そちらの方もよろしくお願いいたします!
7月には二話が更新となります! アイリスさんがかわいくてすごくうれしいー!




