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主要登場人物紹介

ディアナ・サリンジャー

 死んだ弟、レーンの身代わりとして「皇太子レーン」として生きることを強いられた少女。

 自分を取り戻すため、セリカの助言の元、元娼婦、ミルキーらと協力して絹を作った。


ミルキー・パーキンス

 元娼婦。読み書きができる。商人の実家が破産して売られてしまった。人売り商人から逃げ出せるすばしっこい妹がいた。

 彼女の子分として、どMのヒルダ、元メイドのメリッサ、手先が器用なサラがいる。


河原せりか(セリカ/カーラ)

 「旧世界」で「不死の蚕」を食べ、肉体の時間が止まってしまっていた、博識な女性。

 なんらかの要因によって不死の蚕に彼女の意識がとりつき、オーランドのもとでは「白い蛾のペンダントのカーラ」として助言を行い、「絹の娘たち」では不死の蚕がディアナに握りつぶされたのをきっかけに、ディアナにとりついて「悪魔」を名乗りディアナに助言を行なっていた。

 彼女が入れられていた人工冬眠装置にレミーが触れることで人工冬眠が解除されるのにしたがって彼女の肉体は覚醒し、意識はディアナに干渉することができなくなっていた。

 今作では、肉体を取り戻した状態である。


レミー・バリーゾール

 ディアナのボディーガード。

 元盗賊で、現在も裏社会とのつながりがある。

 せりかが収容されていた施設を彼が所属していた盗賊団が強襲したところ撃退され、重傷を負っていたところをレーンとディアナに救われる。

 なお、彼はレーンとディアナの家庭教師、ブレナンに追い払われたため、死亡したレーンの代わりにディアナが皇太子になったことを知らず、教会の追手に急襲されたディアナを救うまで、ディアナの絹作りを「悪魔に魅入られたレーンの奇行」と考えていたが、事実を知ってディアナに協力するようになる。


カーシー・ブレナン

 ディアナとレーンの家庭教師で、ナオミの従者。

 ナオミとアルスの関係について、何か知っているようだが……。


エドガー・キーツ

 ディアナと協力して絹を売る下級貴族。もともとは平民の商人で、金儲けに有利なため貴族の位を金で買った。


ナオミ・サリンジャー

 オーランドとディアナの母親。

 身分は低かったようだが、国王アルスの子を生んだ唯一の女性ゆえに王妃に上り詰めた。

 ディアナの髪を切り落とし、レーンの身代わりに仕立て上げた張本人。


アルス・サリンジャー

 現国王。女遊びと酒にうつつを抜かす無能。

 最近離宮を建てた。


オーランド・ガーディン

 ノーデン領主。性的虐待のトラウマから女嫌いになり、悪夢を見るように。

 悪夢から起こしてくれる蚕のペンダント「カーラ」の博識さに惹かれるが、彼女と感覚を共有し、悪夢すらもカーラに知られていると知った彼は、感情的になりカーラを手放してしまう。

 その後、彼はハジメ・フォーサイスを窓口にノーデンを開国した。

 彼は後悔し、カーラ(せりか)と和解したいと願っている。

 彼は自分に王位継承権があると祖父である前ノーデン領主に伝えられているが、彼に国王になる気はない。


ハジメ・フォーサイス

 西部アメリカ共和国の外交官。日本系と黒人系のダブルであり、吃音を持つという逆境にあるが、「不死の蚕」を見たいという研究者魂でノーデンまでやってきた。

 オーランドの相談役。


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