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万能少女の異世界転生記  作者: ななみ
9/30

スコップやらの用意をして、二番邸の庭に向かう。

今回のテーマは野花と自然かな?自然を感じつつ静かにお茶会が出来るように…多分?

よし、付い…た…

うわぁ、結構鬱蒼としてるなぁ…、どれくらい手付かずなんだろう…。

ま、まぁ頑張ろう!

じゃあ、最初に無駄な雑草とかを全部抜いて…。

次に、芝生を整えて。

創造で作った花を植えて行く。

最後に、レイアウトを調整して、木を一応植えて…………。


 



















……うん、完成!!

坊っちゃまの植物図鑑を覗いておいてよかった。



ん?今何時だ?お腹がすごくすくのだけど

さっきお昼ぐらいかとだったような?

今、どう考えても夕方だよね…。

まぁ…、いいか……。

ん?刺繍?あ、いい事思いついた!



準備をして、侍従長の作業部屋へ行こう。







“コンコンコン”




「アリシュでしゅ、少しお話があってきました」



「……どうぞ」




許可をもらうと、周りを確認してから入る




「で、話というのは?」



「私の刺繍を売込みにきまちた」




布の切れ端に刺繍をした物を見せる。




「ほぅ…」



「それは私が刺繍しまちた」



「証拠は?」



「見ていて下さい」



持ってきておいた籠から布と糸と針を取り出しいくつか刺繍をして、侍従長に渡す。




「確かに、貴方が刺繍した物のようですね、で私にどうしろと?」



「取引でしゅ、奥様は刺繍のついちゃこものをおかいもとめになられるよていでしゅ、しょこで、わたちが刺繍した物を仕立てていちゃじゃければちょおもいまちて(取引です、奥様は刺繍付いた小物をお買い求めになられる予定です、そこで私が刺繍したものも仕立てて頂ければと思いまして)」



「続けなさい」



「あい、しょの材料はしょちらでごよーいしていちゃじゃきましゅ、でしゅがしょれでも雇用費や手間賃等をしぇつやくできましゅよ(はい、その材料はそちらでご用意して頂きます、ですがそれでも雇用費や手間賃などを節約できますよ)」



「そうですね…、その取引のあなたへの報酬は何でしょう?」



「わたちがちゃのんじゃ物を、かちにみあっちゃようにわちゃしてくじゃさい(私が頼んだものを、価値に見合った様に渡してください)」




「いいでしょう、契約書を用意します、文字は書けますか?」




「かけましゅ」




しっかり読んでから、サインをして、侍従長に渡す。

……侍従長の名前ってルアルドって言うのか、知らなかった。




「では、よろしお願いしますよ」



「こちらこしょ」





























それから暫くが経ち、普通に喋れるようになった。






「侍従長、次回は薬草関連が欲しいです」



「わかりました」




そう言いながら、侍従長は前回頼んだ市販品の布と糸を渡してくれる。



「これが、前回の分です」



「ありがとうございます。ではら、これで」



頭を下げて、部屋を出ていく。

早く、部屋に戻って片付けなきゃ、今日は夜の見回りがあるからね。

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