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万能少女の異世界転生記  作者: ななみ
6/30

すみません、ちょっとした手違いで投稿できませんでした。

侍従長の所に行くと、侍従長の執務室に案内された。



「で、なんのごよおでしゅか?」


「リリーナは、この家に借金があります」


「…そうでしゅか」


「まぁ、後少しだけですがね。

ですが旦那様たちの事です、貴方が大きくなれば働いて返すように言うでしょう。

ですがそこまで養うお金が必要です、あとから回収するのは、あくまで借金の返済。

割に合いません、頭の足りない旦那様達は、上手く言いくるめられ、利子を付けていませんし…それではこまるのです、貴方は幼いけれども他の子供よりは働けそうです、と言う訳で頑張って下さい、取り敢えずこちらの利益になる、ここに置いておく理由を付けておいてください」


「はい、分かりまちた」


「他の者達に、明日から貴方を使うように伝えておきます」



「後は………







…くらいですかね」



話が終わると、部屋を出てママの元へ行く。




「…ここは…?」



「あ、ママ起きたんだね、ここはうちのしちゃの階の、一番奥の部屋だお、ママたおえちゃったの」



「そう…」



ママは、真面目な顔をして話し始めた。




「ねぇアリス、ここに鍵があるから右の戸棚を開けて、白い板の入った籠を持ってきてくれないかしら、落としてしまっていいから」



「うん、わかった」




急いで、とってきてママの元へ行く。




「ママ、これでいい?」



「えぇ、アリスあのね、この石に魔力を流す練習をしましょう」



「魔力?」



「えぇ、魔力よ、手を貸して」



「えっと、はい」



手を出すとママは、私の手を取り魔力を流した。




「感じた?」



「うん」



「この力がアリスの中にも有る筈よ、探してみて」




しばらく時間をおいてから答える。




「うん、あった」



「それを動かして、この石の中に注いでみて」




言われた通りに、ゆっくりと注いで行くと石は深い青紫に変わった。




「じゃあ、アリスこの棒に魔力を注ぎながらこの板に書いてみて」



「わかった、やってみう」



「あ、字がかけちゃ、しゅごい」



「この棒はあまりもたないの、あまり使い過ぎると駄目になってしまうの、だからこれはテストの時にだけ使います」



「分かった」



「じゃあ、この中に入っている本を読むから覚えて、できるよね?」



「できる」



「よかった、じゃあ今日から、全ての文字を覚えなさい、それに発音の練習も」



「分かった」



「もし私が寝ていても、叩き起こしなさい。

これは絶対よ」



「う、うん…」




読み聞かせてもらいながら、字を頭に焼き付けていく。

そのまま続けて、夜になると屋根裏の家に戻るように言われ、仕掛けを使って家に帰り眠った。






「ふぁ~あ、おはよお」




まだ、日が出てないや、取り敢えず発声練習を一通りしてから、下に行くか。






発声練習終わらせて、下の階に行ったけどどうすれば良いのだろうか?




「ん?あんた何やってるんだい」



「あの、なにをしゅればいいのかが分かりゃなくちぇ…」



「はぁ…、ついておいで、二階の廊下の床掃除でもおし、それならあんたでもできるでしょう」



「はい、頑張りましゅ」






下の階につくと、大きな箒と水の入ったバケツ、それに雑巾が渡された。



本当なら、高いところから順に埃を落としたいけど、届かないしきれいだからおいといて、床の目立つ埃とかはいて、暫く待って埃とかがが落ち着いたと思ったら、乾拭きして、最後に水拭きをする。




「よちっ、おちまい!」




疲れたぁ~、廊下広いし、まぁまぁ時間かかったなぁ。この後何すれば良いのだろうか…、勝手な事して怒られても嫌だし…。

取り敢えず、気になる事もあるしバレない様に情報収集もしないとね。




「お姉しゃん、終わりまちた、わたちあどうしゅれば?」



「あぁ、それなら他の廊下も掃除しておいておくれ」



「あいっ!」



まぁ、今日から頑張ろう

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