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万能少女の異世界転生記  作者: ななみ
3/30

「うぅん…、おはよおごじゃいましゅ」



う~ん、やっぱり発音が怪しいな…、そのうち大丈夫になると思うけど。

あれ、ママまだ寝てる、あ、そうか今日は、休みの日って、言ってたな。


そっとベットから降りると、ママがくれた積み木で魔力の訓練をする。

魔力を放出した後でも操れるようにするためだ、最近練習しているのは、魔力波で物を浮かす事で、

今は、積み木を浮かす練習をしていて、目標は積み木を触らずに積む事にしている。




「ふぁああ、あれアリスは?」




ママが、起きたから積み木を片付ける




「ママ、ここだお」



「あら、早起きですね、ごめんなさい今ご飯をあげますよ、席についてください」



「うん♪」




私のために、小さなはしごのついた椅子に座る。




「はい、どうぞ」



「あいあと」



「では、“精霊と神々に感謝して”」



「かんちゃちて」



『いちゃじゃきまちゅ』




黒パンとミルクの朝ごはんを、ゆっくりとたべる、ミルクは牛乳とは違うちょっと癖のあるミルクの時もある。




『おちしょうしゃまでちた』




「ママ、おいちかっちゃ」



「ありがとうございます、今日は何をしたいですか?」



「あのにぇ、おべんきょしちゃい」



「そう、では今日は読み書きをしましょうか」



「ん」




ママは、ご飯の後片付けをして、布と黒い塊を布で包んだもの、それに、水の入った桶を持ってきてくれた。



「ママ、しょれなぁに?」



「これはね、字の練習の為に使う物で、この塊で、この布に書いて、 水で洗ってまた使うのですよ」



「ふ~ん」




黒板のような物かな?








その日は、一日中文字を書いたり、読んだりしていた。




「ね、ねぇ、アリスなんでこんなに早く覚えられるのですか…」



「あのにぇ、わたちいちど見ちゃらね、すぐに覚えちゃうのよ」



「(瞬間記憶のスキル…)」



“くるルルル”



「…ママ、お腹空いちゃた」



「あ、今用意するわ」





夜ご飯の、野菜クズのスープを飲んでベットに入って寝る。




「おやすみ、ママ」



「えぇ、おやすみなさい」







“ボトッ”




「いたッ」


軽い木の板でも、落ちてきたら痛いな…、まぁ自分で仕掛けたんだけどね…、起きれるように、魔力波と風の魔法で木の板が落ちてくるようにした、簡単な目覚ましだね。


ベットから、そっと降り、木の板を改変して、紙にして火で焼き付けて手紙を書く、最後に裁縫箱を取りだして、今日習った事を思い出しながら、ママの名前を刺繍する。




「ん、できちゃ」




後は、裁縫箱を片付けて、手紙とハンカチを机の上にそっと置く。

その後、そっと布団に潜り込み、また眠る…。






喜ぶといいな…。

今の所暫く更新できそうです。

モチベーションが上がるので、感想や評価をしてくれると嬉しいです。

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