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召喚士は逆に召喚されたようです  作者: 果実先輩
第二章 『天の守り人』
2/4

こいつぁグレートですよ

ー翌日ー

「晴明様、お早う御座います」

「白夜、黒夜は?」

「庭で剣を練習しております」

「おk。俺先に学校行ってるわ。あと、ランは寝かといてくれ」

「御意」

そして晴明は鞄を取り、がらがらと音を立て、学校に向かった。

「ラン様ー、学校のお時間ですよー!あと晴明様にご飯作ってくんでしょー」

白夜は二階のランの部屋 (元々は晴明の父、先代晴明の部屋)に向かった。

ー通学路ー

「晴明、おはよう!」

「鈴か、おはよう」

晴明を待っていたのは、如月 鈴。晴明が陰陽師である事は知っているが、晴明の陰陽師としての活動は知らない。父に暗殺者を持つ為、ナイフの扱いが一流を越えて天才。

「なんか朝庭騒がしかったけど・・・」

「多分黒夜がなんかしたんだろ、庭が吹っ飛んでたら掃除させる」

「黒夜君涙目だよ」

「アイツが悪い」

すると、

「朝からイチャイチャすんなカス!」

「カスっ……」

「晴明、目瞑って」

「あ…(察し)」

野郎ーブッコロシタラー!

逃げるんだよー

グシャッ

ウァァァァァァァァァァア

「終わったよー」

そう笑顔で言う鈴だが、制服に返り血が付いている。ちなみに肉塊と化した奴は晴明の親友兼物理学者兼マッドサイエンティストの実川 憐。決してジュネッスブルーには成らない。なったら困る。

ーHRー

「えー今日は転校生が来ているー」

クラスで歓声が上がるが、晴明の勘がなんかヤバいと感じていた。隣に座っている刀を持った少年は、安部家の陰陽師で、晴明の護衛を先代晴明より任された白夜、黒夜の内の白夜である。

黒夜は戦闘狂だが、白夜は基本的に良識のある常識人だ。しかし、白夜は良識があると言っても、基本的にはだ。基本的には。

「て、転校生の安部ランです・・・」

そう。大体こう言う時はこいつのせいだ!

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