リア充(二代目)の死
今日入学式。
これからもっと忙しくなります。
『ていへんだていへんだー』誰かが叫んだ。
こんな言い方する人いたんだね。
『クーデターだー』
『なっなんだって?』
『二代目様が捕まったぞー』
まったくあの人はいてもいなくても迷惑をかけるのか。
『犯人は『当たらない賭けで使わせたお金を返せ!そのせいで俺は妻や娘に捨てられたんだ!お金を渡さなければ二代目が死ぬぞ?』
と申しております。どうしますか?』
『あーほっとけばいいよ。(俺のせいかよ!
あっそーだ。)』
『しかし・・・』
『だって父上は民に甚大な被害を与えたんだよ?そのせいで民は飢えと風雨に苦しんでるんだよ?民を救う金を父上に使うわけにはいかないんだよね。父上が死ぬことを不満に思ってる民なんてここにはいないよ。僕が後を継ぐのに邪魔だからそのうち殺そうと思ってたし。』そう民の前で言う。『な・・!』
『なんなら今殺して見せてもいいよ?その方が僕も継ぎやすいし』
そう言って指に魔力をためて炎を作り出す。
『僕は民や神に誓って宣言し、約束しよう!
僕が領主になったら領土を増やし、君たちに
雨風をしのぎ、丈夫な家を造り君たちに与えよう。また、安定した収入が得られる仕事や
その結果に応じた収入を君たちにあたえ、
それは領が負担すると約束しよう。これを破った際私の首を切るなり好きにさせよう。
さあ、そこの駄目領主を殺せ!または僕にやらせるか?』
『ウワァーーー』
スパン
親父の首が落ちる。親父は死ぬ直前俺に恨めしそうな顔を向け涙を流したように見えた。