お金稼ぎと打算でメイドをこき使う
とりあえずやるにしてもまずはお金が必要だ。
ということで何ができるのか。側近のユウと話合う。
前世の記憶を掘り返す。しばらくは前世の記憶に頼りきりになるだろう。
あとこの世界の人はバカが多い。なのでユウの考えはあてにならないだろう。
バイトなんてコンビニぐらいしかやっていないうえ、収入もあてにならない。
ならば本屋はどうか?この世界の数少ない娯楽の一つだ。と考えたがやめる。
売れるかもしれないがコストが高すぎる。工業も同じだ。農業はとても時間がかかるし漁業をしようにも海は遠い。
『なら賭けごとはどうでしょうか?』
賭けごと、つまり運か。・・・『そうだ。クジをしよう。宝クジだ。』
宝クジなら出費は材料と当選金額だけでいい。
『ユウ、俺の貯めてた貯金と西の森から燃えにくくて傷つきにくい10センチくらいの木の棒ありったけ、それから彫刻刀を頼む。』
『何に使うのですか?』『まあだまって見てろ』
こんな会話をしながらも僕はニヤリと笑うのだった。
さて僕が何をするか。
宝クジである。この世界の人はバカが多い。そのため運に賭けるやつが多いのだ。
さらにクジになる木の棒には僕が日本語で印をつける。偽造防止である。
また、当選金額は8万で販売金額は一個100円ココの領土は貧乏なのでそれだでしばらくは食っていけるのだ。糞親父のおかげでね。まあココの物価がこのままならねwいずれはおにぎり一個100円程度にしてやるw