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魔法使いのお友達  作者: 雨夜 海
10/65

馬鹿な人の背中

ご無沙汰してます。

今回は久しぶりっていうのもあって、ちょっと長めになってます。

読んでくださる読者の皆様、ありがとうございます。

私の目の前にあるのは誰かの背中。

私なんかを守ろうとしてくれる馬鹿な人の背中。



爆風に巻き上げられて出来た砂煙を手で覆って防ぎながら走り出す。運動神経にはそこそこ自信がある。勉強は元の世界でもあまりできなかったけど、運動神経だけはトキと張り合えたし。

グッ、と力強く一歩を踏み出してから、ドラゴンを視線で探す。真っ赤な巨体が見えた瞬間、方向を転換しながら走っていく。これ以上犠牲者を出したくない。


「やめて!もう誰も殺さないで!」

ドラゴンに向かって必死に叫んだ。ドラゴンまでにはどう考えても距離が遠すぎる。到底届かない。

「届かせなきゃ・・・・!」

走りながらドラゴンから視線を外さないようにする。けれども次の瞬間、真っ赤な火の玉が落ちてきたかと思えば空気が強く弾けた。

「う、わぁ!」

爆風に巻き込まれて、勢いよく地面に叩きつけられた。痛すぎてさすがに声すら出せない。一体今のは何?嫌な予感しかしないのは確かだけども。

地面から上半身を起こして周辺を見回した。焼け付く匂いが濃くて、熱気がすごい。すぐ近くにマグマみたいな溶けた物体があるんだけど嘘だよね。


あんなもの、当たったら・・・・考えるだけでも恐ろしいから今はやめておこう。うん、足が竦んじゃうし。

ふぅー、と息を吐いて呼吸を整えると、立ち上がる。早く声の届くところまで行かないと。

そう思って足を踏み出そうとした私に、少女特有の甲高い声が届いた。


「おいっ!早く走らんか!ワシの重要な財産まで燃えてしまうではないか!この役立たずっ!!」

「も、申し訳ありませんっ!申し訳ありません!」

近くを丸々と太ったおっさんとメイドらしき女の子が重そうな荷物を抱えて走っていた。女の子はどう見ても私より年下で、今にも泣き出しそうな顔をしながら重そうな荷物を抱えていた。それどころじゃないって言うのに。あの男は自分のことしか考えてないんだ。こんなところでノロノロしてたらさっきの火の玉の餌食になってしまう。

「そんな物抱えてないで早く逃げて!!」

私の声に気づいた女の子が私を振り返った瞬間。火の玉が2人へ飛んでいくのを私はしっかりと捉えた。

危ない。逃げて。その短い言葉さえも私の喉からは絞り出せなくて、目の前で人が死にそうになっているというのに、体が固まって動かなかった。

でも、それも一瞬。

「私、は・・・・!誰も・・死んで欲しくないのに!」

やっと捻り出した声と一緒に、体が動き出す。でも、2人との距離はまだまだある。どうしよう。間に合わない。でも。間に合わせなきゃ。

さっき救えなかった、あの子の分まで。

その時はとにかく必死で、後のことなんてまったく考えてなかった。私が間に入ったところで確実にあの2人は死んでしまう。それでも。とにかく救いたかった。


2人に向けて必死に手を伸ばした矢先。誰かが火の玉の前から2人をはじき飛ばした。こちらに幾分か近くなった距離のことを考えると、私の反対から誰かが走ってきたのだろうか。

「姉さん!!」

女の子の悲痛な声が聞こえて、2人の元居た場所に1人のメイドが居た。弾き飛ばす時に足を滑らせたのだろうか、地面に倒れたまま女の子に向けて優しく微笑んでいる。

女の子の言葉からして、女の子の姉にあたるのだろうか?いや、もしかしたら仕事場での先輩後輩関係かもしれない。

違うとしても、自分を犠牲にしてでも守りたい人だったのだろう。

でも。それでも。


そんなことして自分が犠牲になって、一体誰が救われるんだろうか。


「間ああぁぁにぃ合ぇぇぇえ!!!!!」


叫んだ瞬間、体が何かに押し出されるように前に出る。それを気にするよりも前に、私は彼女の前に躍り出ていた。目前に迫る真っ赤な火の玉を見つめながらも、全く焦りも感じない。

不思議だ。私はこれから自分がどうするべきなのかを、よくわかってる。そして、それが出来るっていう自信が私にはある。


ただ感じていたのは、守りたいっていう意志。

『やめて!!早くそこをどいて!!』

あの人も、トキも。こんなものを感じてたんだろうか。そして、ずっと私の前をどかなかったんだろうか。私が金切り声で悲鳴をあげても。泣いても。怒鳴っても。トキは私の前からどいてくれなかった。

私にも、同じことができるかな。


ドクン、と体中の血が沸き上がるのを感じた。全身の血が沸騰してるみたいで、それでも頭は冴えてて冷静だ。不意に目の中が熱くなって、今にも泣き出しそうな感覚に囚われる。

ぎゅ、と目に力を込めてからすぐに開ける。世界が一瞬のうちに姿を変えた。

辺りには金色の礫が舞っていて、幻想的な雰囲気を醸し出している。初めて見る景色のはずなのに、その世界はどこか懐かしかった。

これが、エリオスの見ていた世界だったんだろうか。

思考を逸らしたのも一瞬で、私はすぐに右腕を前に突き出して金色の礫を動かすように左から右へ腕を振った。その瞬間、金色の礫と一緒に真っ黒い影のようなものが私の目の前を包んだ。

私の意思に従うように、それは私を守るように、私の前に立ちはだかった。

その黒が、トキがいつも身にまとう魔法使いの正装にも見えた。

「トキ、」

小さく名前を呟いた瞬間。ばぁん!と騒音が響いて黒の向こうから火が噴出すのが見えた。火の玉が弾けたらしい。こちらには少しも影響はなかったけれど。この黒い影が、私を守った?まさか、これが私の力なんだろうか?異能力。そんな言葉が頭の中に浮かんで、一瞬思考を持ってかれてしまった。

「・・・・あ、なたは・・・・!」

私の背後に倒れていたメイドの少女が小さく声を漏らした。一瞬で、我に返りましたとも。


しまったあああああああああああああああああああぁぁぁ!!

エリオスには他人に見せるな、って!ばれるなって言われたのに!!早速ばれちゃってんじゃん!ダメじゃん!

頭の中が混乱に陥りかけたけど、改めて自分を落ち着かせる。少女の言葉には何も答えることはせず、ただ手を差し出して少女を引っ張り起こした。それだけ済ますと回れ右してまたドラゴンを目指す。

何もなかった。今私と少女の間には何もなかった。うん。そういうことにしとこうよ。何も面倒くさいことに今から首突っ込まなくてもいいじゃんか。いや、そりゃさっきの子近くで見たら中々の黒髪美人だったけどね。一瞬可愛い、とか別のこと考えちゃったけどね。あーあーこれだからダメなんだよ最近の若者は邪な考えが頭の中をね、

「邪な考えが占めすぎてる、っていうかああああああああああああああああ!?」

自分自身の声とあり得ない状況で我に返っちゃったよ。え、てか私浮いてません?浮いてますよね?誰ですか後ろから服の首元掴んでる奴。


「何言ってるのかはよくわかんねぇんだけど。暴れるのはやめてくれるか?死にたくなかったらな。」

「・・・・・・・え?」

声がしたのは私のすぐ左隣。

「・・・・あ、なた・・さっきの、」

若干引いた目で私を見てるのはさっき私を助けてくれた魔法使い。牢で見た、黒いローブの男だった。フードから覗く髪の毛は真っ白で、彼はどうやら片手で私を掴み上げているらしい。なんてファンタジックな腕力なんだろうね。

まぁ、そんなことを考えてた私も私が今居る場所の高さを知って大人しくなるよね。やばいわ。ここ超高い。

足の先まで動かさないように固まった私に、やっと現状を理解したのかとでも言うような視線を向ける男。さっきからファンタジーの連続で忙しかったんですー。

「はぁー、やっと見つけたと思ったら1人でなんかぶつぶつ呟いてるし。こんなので大丈夫なのか俺。判断間違えてないか俺。」

「ちょ、ちょっと!!なんか色々失礼なこと呟いてるでしょ!!」

私にチラリと哀れむような視線を送った後、少し私を動かしてから私を掴んでいた手をあっさり離した。

うっかり地面に本日2度目のご挨拶をかましちゃうとこだったけど、どうやらそれはないみたいだった。

「・・・・ぼ、ぼーど?」

悲鳴を上げそうになった喉を押さえながら、心臓を落ち着かせる。私が落とされたのは地面の上ではなくボードの上。薄く光るそれには金色の礫が僅かに纏わりついているようだった。

「魔法ボード。魔力入れて動かすボード。本当に何も知らない異世界人なんだな。」

「魔力・・・これ、魔法使ってるの?あなた魔法使い?」

「魔法使い・・・?お前等の世界ではそういうのか?こっちの世界では魔術師って呼ばれてっけど。」

金色の礫に改めて視線を戻す。これが魔法の元なんだろうか。でも少し辺りを飛んでる金色とは違う気がするかもしれない。心なしかそれは触れようとして手を伸ばすと、ふわふわと風に乗ってるみたいに私の手の周りを遊びだす。

「お前、何やってんの?」

「へ?」

男に訝しげな目で見られているのに気づいて急いで金色の礫から手を離す。これはエリオスの見てる世界と同じ世界だから、きっと他の人達にこの金色は見えてないのかもしれない。


全身から汗が噴出しそうで、辛うじて出た言葉は

「お、お前なんて呼ばないでよね!私には坂田陽依っていう名前がちゃんとっ!」

「・・・・サカタ、ヒヨリ・・・・いや、異世界ではヒヨリ=サカタで良いんだっけか?」

「そ、そうだけど。よくそんなこと知ってるわね。」

「俺もお前が捕まったあの場に居たんでね。」

ぎくり、と固まってしまう。まさか、この人私をまた牢屋にぶち込みに来たってこと!?それって早く逃げなきゃやばいんじゃないの!?え、でもここから飛び降りるの!?私無理よ!?紐ナシバンジージャンプとか受け付けないよ!?

「落ち着け。顔にまんま出てるけど、俺はお前を捕まえようとかは考えてないから。」

「・・・・じゃ、じゃぁ、何を考えてるの?」

私の言葉に、呆れた顔をしていた男の表情が固まった。図星か。絶対に何か考えてると思ってたんだ。

罪人である私を逃がしたことについてはこの人は捕まってしまうかもしれない。けれども、この非常時に私ごときの罪人を優先するくらいなら、先に逃げ惑う人々を誘導するとか他にやることあるだろうし。少なくとも誰かを助けることをしないにしても、自分が逃げることくらいするはず。なのにこんな状況下で罪人である私を優先するには、それなりに理由があってのことだと思ってた。ま、私が異世界人だからってのもあるかもしれないから、一か八かの鎌掛けだったけどね。


「・・・・・・お前に、不利益になるかもしれないことだ。」

「・・・・・・不利益になるかもしれないことを本人にばらすってどうなの?」

「俺は、嘘つくのが苦手で嫌いだからな。それに俺が考えてることは本人の意志がなくてはできないことだからな。」

少し考えてから、男の目をまた見つめた。

「私に不利益になることがあるんだったら、私からも交換条件を出してもいいよね?てか、それが普通よね?」

首をカタリ、と傾けながら笑顔で言い放った私に男は固まる。馬鹿な女だとでも思ってたのだろうか。心外だ。渋々といった様子で頷いた男に私は2本指を立てた。

「1つ目。私がこの世界で魔法を使おうとしたって話を周りに広めないで欲しい。あの力は元の世界でも秘密の物だから、特に私と一緒に来た人達にはいわないで欲しいの。」

「・・・・・元の世界には魔法がなかったっていうのは本当らしいな。やはり魔力を感じたのはお前だけだったし、薄々そうだと思ってはいた。」

男が頷いたのを見てから、私は次の言葉を出す。これは特に大事なお願いだからね。


「あなたの、名前を教えて。」

「・・・・・・・・・・・・ん?俺今聞き間違えでもしたのか?今ありえない条件が出された気が「名前教えるくらいいいでしょ?」

まさか、この国ではうっかり他人に名前を教えることすらも許されないのだろうか。ってことは出会った人一人一人にAさんBさんCさんとか名づけるのか。めんどいな。

「お前状況分かってんのか!?俺は、俺はッお前が死ぬかもしれないっていう提案をしようとしてるって言うのにお前はそんな、馬鹿な、」

はぁー・・・・と終いには最後まで言い切ることなくボードの上に座り込んでしまった。何でそこまで呆れてるのかな。まぁ、確かに死ぬような提案をされそうになってる、っていうのには聞き捨てならないけど。今の私には大した願い事もない。元の世界に返してくれるなら別だけど。それなら高倉さん達の時に便乗すればいいかなーって思ってるし、今現在で必要なことを言ってみたんだけど。

「名前、教えてよね。大切なものなんだよ案外。あ、できれば年齢も欲しいかも。」

「・・・・・・・オズワルド=ライリー=ウォーベック。18。」

「・・・・・・・この国の人って皆名前長いの?え、てか年上?」

やばい。自分で教えてって言ったくせに覚えられない。既に王子の名前忘れてるしね。てか年上だったんだ。いや、よくよく見ればそれなりに年上に見えるかもしれない。でもまぁ、私と3歳差ってとこだからそんなに離れてるわけでもないか。

「王族が4つの名前がくっついてて、貴族が3つ、平民が2つ、身分がないものが1つだ。」

「へぇー。身分制とかあるんだね。この国。」

一応トキと一緒に色んな世界を回ってきたわけだし、そういう国もたくさん見てきた。今更驚いたりもしないけど。でも。名前長いよ。うん。

「・・・・オズワルド。最悪これだけ覚えてろ。」

「・・・・感謝いたしまする。」

オズワルドさんから出された助け舟にありがたく便乗させてもらう。うんうんと抱えていた頭を持ち上げて、オズワルドさんと目を合わせた。

「で?オズワルドさんからの頼みごとってなに?」

「で?ってお前なぁ・・・・、これ異世界の標準基準なのか?俺この世界じゃねぇと生きてけねぇ気がしてきたぞ。」

「いやいやいやいや。世界にはもっと凄い奴が居るからね。軽く世界捻り潰せる私と同い年の魔法使いとか居るからね。」

「マジか。」

「マジだ。」

真剣な顔でそんなことを話した後、オズワルドさんはボードの上にしゃがみこんで私と視線を合わせた。話を本筋に戻すらしかった。

「こっから話すことは俺の推測だし、無理だと思ったらこの話を蹴ってもらってもいい。それを前提に話を聞いて欲しい。」

危険な提案っていうのもマジらしい。

「俺の推測で・・・・・お前はあのドラゴンの声が聞こえていた。そして会話をすることもできていた。違うか?」

「・・・・違ってないね。うん。私はあのドラゴンの声が聞こえていたし会話をすることも出来る。それが今回あなたに隠蔽をお願いしたことでもあるしね。」

間違っていなかったことにホッとしたのか、少し肩から力を抜いたオズワルドさん。

「それを前提として、俺が頼みたいことっていうのは・・・・お前に、ドラゴンを止めて欲しいってことなんだけど。」

「・・・・・・うん。」

少し鎮痛な面持ちで俯いてみる。それ、今私やろうとしてましたけど何か?言われなくても勝手にやってましたけど何か?

「やって、くれるのか?」

信じられないという表情のオズワルドさんに元からやろうとしてましたなんて言えない。

「も、もちろんです。こちらの条件を飲んで頂いた後ですし、」

罪悪感で心持敬語になってしまう。いや、年上だって知ったのもあるけど。

「じゃ、これで俺等の協力同盟は成立だな!ヒヨリ!」

「は、はいっ!オズワルドさんっ!」

べ、別に一瞬協力同盟が友達っぽくていいなーとか思ってないし!名前呼ばれてちょっと友達っぽいとか思ってないし!

「敬語なんてやめろよ。俺達協力同盟成立させてるし。な?」

「う、うんっそうだとも!」

やばいちょっとテンションあがってきた。そんな感じで少し、といいますかかなりヘラリと笑っていた私の表情を見て、安心したようにオズワルドさんも肩の力を抜いたようだった。といっても、本番はここからなんだけどね。

「じゃ、行くか。」

「そうだね。」

その発言からして私をドラゴンの所まで連れてってくれるってことで良いんだよね?随分走るとこだったから助かる。でも、オズワルドさんには1つ頼みたいことがあるからなぁ。それも引き受けてくれるといいんだけど。

「ボード。出すからちゃんと掴まっとけ。」

差し出された手をとって立ち上がる。

「ボードは立ってた方が乗りやすいんだ。運動神経が良いならすぐに慣れるはずだし、ドラゴンの所まではせめて我慢してくれよ。」

そんなオズワルドさんの声と一緒に腰に手が回る。後ろからがっちりと固定されるようにして回されたそれ。あまりの早業にどうやって後ろに回ったのか私には分かりませんでした。後ろから抱きしめられるようにしてボードの先に立たされる。ボードが何で出来てるのかしらないけど、先っちょってなんか折れそうで嫌だよね。

まぁ、運動神経には自信があったし、一瞬小馬鹿にしたようなオズワルドさんの目に絶対に悲鳴は上げないって決めたけどね。

「行くぞ。」

オズワルドさんのその一言で、ボードがまた淡い光を放ち始めた。金色の礫が小さく震えながらその色を僅かに変えていく。あれは・・・・銀色。儚い。雪みたいな銀色だ。

それに見惚れている間にボードが動き始めた。だんだんと加速を始め、ドラゴンの姿が大きくなっていく。


早く。早く。早く。

急かしながらもふとまた目の前を見つめてみる。

やはりそこに、あの馬鹿な人の背中はないけれど。

私を振り返って、『やってみろ』とでも言うように笑う馬鹿な人の顔が。

少し見えた気がした。



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