表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ピラニアシャークVSゾンビVSデストロイモルモット  作者: 田上 祐司


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/8

第6話

ピラニアシャークとデストロイモルモットが、ついにカリフォルニア州ロサンゼルスで邂逅を果たした。


「キェェェェェェェェェェイェェェェェェッ!!」


「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!」


 夜空に轟音が響き渡る。ビルの立ち並ぶ街は今やこの2つの勢力の戦場と化した。


 ……否、2つにあらず。3つ目の勢力が姿を表した。


「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァッ!!」


 ゾンビである。1体1体が矮小な彼らは1つに集まり、融合し、巨大な人形を形成していく。あるゾンビは目になり、またあるゾンビは指となる。


 そうして出来上がった巨大なゾンビはピラニアシャークやデストロイモルモットに引けをとらぬ巨大な体躯を手に入れた。


「ゴガアァァァァァッ!!」


 巨躯とはいえ人間に棲みかを追われ保護されている生物風情が何をもって人に歯向かうか。そう言わんばかりに禍々しい咆哮をあげ、口から腐肉を吐き出す。


 決戦の火蓋がいよいよ切って落とされた。






 

 その頃、ネバダ州の基地では……


「動かせるものは全機発進させろ! ラプターもファルコンも全てだ! パイロットは誰であれ連れてこい! 呑気にバカンスに行っているやつも退役したジジイも誰でも全員に声をかけろ! 寝ているヤツは叩き起こせ!」


 慌ただしく駆け回る兵士達の姿が、そこにはあった。滑走路を管理する管制塔はもはやパンク状態。喋っていないオペレーターは存在しない。


「ミサイルも爆弾もありったけ積み込め! 倉庫を空にするくらい撃ちまくれ!」


 カリフォルニア州から最も近いここネバダ州の基地では急ピッチで戦闘準備が進んでいた。


 暗闇の中、次々滑走路から飛んでいく戦闘機、爆撃機の群れ。世界最強の軍隊であるアメリカ軍は最強たる所以を示そうとしている。


「国家の危機と聞いて駆けつけました! 何をすればよいでしょうか!」


「よく来てくれた! 弾込めの人員が足りん! 手伝ってくれ!」


「お安いご用で!」


 下は10代、上はとうに退役した80代の老人まで基地に集い、戦いの準備にとりかかる。


「こっちに30mmをくれ!」


「ガンポット積み込んだぞ! 行け行け行け!」


 そうして準備を終えた戦闘機、爆撃機はカリフォルニアの化け物共がいる地点へと飛んでいく。


「アリゾナ、ユタ、オレゴン、アイダホ。各地の戦力は0時までには到着するとのことです」


「よし。化け物共に人間の力を示してやれ!」


 無数のジェット機が泣きわめきながら空を駆けていく。過去いかなる戦争でも見たことがないほどの大編隊。それらが討伐に向かうのは化け物共を消し飛ばすためである。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ