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星屑の少女はリングに立つ ―才能ゼロから始める女子プロレスラー・星屑さやか―  作者: バックドロップ
第ニ章 本部道場一ヶ月テスト《残る者と去る者》
9/59

第8話 先輩たちの背中と、見つけ始める星

前回は、「三日目の地獄」ことシャトルランと連続受け身・ブリッジ地獄の日。

途中離脱してしまう練習生も出て、翌日にはロッカーがひとつ空になっていることに、さやかは気づきました。


第8話では少し空気を変えて、

本部道場の「上のクラス」にあたる先輩レスラー達の練習を、練習生4人が間近で見学する回です。

皇あまね、技巧派ユニットAQUARIUS、アイドルタッグStella☆Glare、そして筋肉で説得する轟みなせ。

それぞれの「背中」を見たことで、さやか達4人の中に、ぼんやりと“目指したい星”が形になり始めます。

 翌日の更衣室は、少しだけ静かだった。


 ロッカーの一角。

 昨日までタオルやシューズが詰め込まれていた場所は、ぽっかりと空になっている。

 貼られていた名前のテープも、きれいにはがされていた。


(……やっぱり、中村さん、来なかったんだ)


 さやかは、その空っぽのロッカーから目をそらし、そっと自分の荷物をしまった。


「お疲れさまです」


 後ろからノエルの声がする。


「お疲れ。

 ノエルちゃん、階段は大丈夫だった?」


「ぎりぎりです。

 でも、三日目ほどではない気がします」


 その後ろから、姫乃らんがジャージを抱えて飛び込んできた。


「ふーっ、今日もなんとか間に合った。

 筋肉痛はだいぶマシになってきたけど、朝は布団から出るのが一番の難関なんだよね」


「それは分かるかも」


 少し離れたベンチでは、星緋いぶきが黙々とストレッチをしていた。


「いぶきちゃん、おはよう」


「おはようございます」


 いぶきは、いつも通りの落ち着いた声で返す。


 ロッカーの列の向こうで、坂本が靴紐を結び直しているのが見えた。

 森は、メガネをちょんと上げながら、慎重にジャージの袖を通していた。


(まだ、ここにいる人もいる)


 空になったロッカーのことを思い出しながら、さやかは小さく息を吸い込んだ。


 


 ***


 


 道場に入ると、ホワイトボードにはいつものメニューが並んでいた。


 ランニング。

 受け身。

 ロープワーク。

 筋トレ。

 清掃。


 そのいちばん下に、見慣れない一行が追加されている。


・上級組スパーリング見学リングサイド


「見学、って書いてありますね」


 ノエルが、ホワイトボードを見上げながら呟いた。


「上級組……」


「今日、時間がかぶるってことかな?」


 さやかがそう言ったとき、リングステップ付近に黒岩が姿を見せた。


「全員揃ったな。整列しろ」


 ゼッケン番号順に並ぶ。

 さやかの右隣には坂本、左隣には森。

 中村の位置には、もう誰も立っていない。


「今日はいつも通り、基礎メニューを一通りやる。

 そのあと、上のクラスの練習と時間がかぶる」


 黒岩は、ホワイトボードの一番下を親指で指した。


「お前らは、基礎が終わったらロープの外に座って見てろ。

 ぼさっと見てるだけの時間にするか、“自分に何が足りないか”探す時間にするかは、てめえら次第だ」


 らんが小さく「うわ、緊張する」と呟く。

 ノエルは、すでにノートとペンを手元に用意していた。


 ランニングと受け身、ロープワークは、この日は三日目ほどの地獄ではなかった。

 それでも筋肉痛の残る身体には十分きつい。


「そこまで。

 ストレッチして、上のクラスの邪魔にならねえ位置に座れ」


 黒岩の声に従い、練習生たちはリングサイドへ移動した。


 ロープの外、マットの上に輪になって座る。

 さやか、いぶき、ノエル、らん。

 少し離れて、坂本と森も腰を下ろす。


 ほどなくして、道場の空気がふっと変わった。


 


 ***


 


 リングに、黒いTシャツ姿の皇あまねが上がる。


 その後ろから、白星るりあと紅条アカリ。

 さらに、低い背と厚い肩を持った轟みなせが、ロープをくぐった。


「……本物だ」


 らんが、思わず小声で漏らした。


 テレビや配信で見ていた顔が、すぐ目の前で動いている。

 それだけで、さやかの胸はざわざわと騒ぎ出した。


「まずは受け身からだ」


 黒岩が声をかけると、あまねがロープから一歩離れ、静かに後ろに倒れた。


 ドン、と低い音がキャンバスに響く。


 さっきまで自分たちが出していた受け身の音とは、明らかに違う。

 無駄な力がどこにもない、深くて柔らかい音。


 あまねは、倒れた瞬間にはもう次の動きに移っていた。

 後ろ受け身から前回り、横受け身、立ち上がり。

 一連の流れが、まるでひとつのダンスのように滑らかだ。


(同じ“受け身”なのに、別物みたい……)


 さやかは、目を瞬きもせずに見つめた。


 続いて、るりあとアカリがリング中央でロックアップを組む。

 力比べから、ヘッドロック、ロープに振って、ショルダータックル。

 すぐさまヘッドシザースで切り返し、ロープに走って腕を取り、グラウンドに持ち込む。


「すご……」


 ノエルが、思わずペンを止めた。


 ひとつひとつの技は、教本に載っているような基本的なものだ。

 でも、その間の「つなぎ」が一切途切れていない。

 技から技へ、重心が滑るように移動していく。


 みなせは、反対側のコーナーに立ち、そこから一歩でロープへ走り込む。

 低い姿勢でロープに背中をあずけ、その反動を全身に乗せて前へ飛び出す。


 ショルダータックルが相手の胸にぶつかるたび、キャンバスが大きく揺れた。


「うわ……」


 さやかは、思わず自分の肩をさする。


 みなせの身長は高くない。

 それでも、あの一発にはどうしようもない説得力があった。


(あの筋肉でぶつかられたら、絶対倒れる……)


 リングサイドで腕を組んでいた黒岩が、ぼそっと口を開いた。


「あまねは派手じゃねえが、“基礎の塊”みてえな動きだ。

 あの受け身と打たれ強さが、あいつの試合時間を伸ばしてる」


 練習生たちの視線が、あまねの動きに集中する。


「白星と紅条は、“技の繋ぎ”を見ろ。

 ひとつひとつの技が綺麗でも、間と流れがスカスカじゃ、客の記憶に残らねえ」


 るりあとアカリは、立ち技から寝技、ロープからコーナーへと移りながら、息一つ乱さずスパーリングを続けている。


「轟は“筋肉で説得する”タイプだ。

 体格がハンデでも、鍛え方次第でいくらでもひっくり返せるって証拠だな」


 みなせがロープから戻ってきて、相手を抱え上げる。

 スクワットするように腰を落とし、そこから持ち上げ直してマットに叩き落とす。

 シンプルなスラムなのに、見ているだけで背中が痛くなりそうだった。


(あまねさんの静かな凄さと、るりあさん達の技術の綺麗さと、みなせさんの筋肉の説得力……)


 さやかの頭の中は、情報の嵐でぐるぐるしてきた。


 隣では、いぶきが真剣な目で先輩たちの足の向きと重心を追っていた。


「体重の抜き方が……全然違う……」


 彼女の口から、小さな独り言がこぼれる。


 森は、両手を膝についたまま、ぼそっと呟いた。


「推しが……増える……どうしよう……」


 坂本は、みなせの受け身を見て、肩をすくめていた。


「走ってるのを見ると安心するけど、あの倒れ方は真似できない……」


 


 ***


 


 あまね達の技術的なスパーリングが一段落すると、今度は場の空気が少し変わった。


「次、Stella☆Glareの連携入るぞー」


 誰かの声に、道場の隅から明るい声が返ってくる。


「はーい。よろしくお願いします」


「よろしくだよー」


 リングに、白雪リラと黒羽ミコトが同時に上がった。


 二人は、何気ない移動の中でも、視線や手の動きが自然と揃っている。

 リング中央で向かい合い、観客がいるわけでもないのに、ぱっとポーズを決めた。


「おお……」


 らんの瞳が、一気に輝きを増す。


 連携練習が始まる。


 リラがロープに走り、相手をアームドラッグで投げる。

 起き上がってきたところに、ミコトが低いドロップキックを叩き込む。


「ボクたちのコンビネーション、しっかり目に焼き付けててねー」


 ミコトの声は明るいが、フォームは冗談抜きで綺麗だ。

 ロープに走る足音も軽く、ジャンプの着地も静か。


 二人同時にロープを駆け、タイミングを合わせてクロスボディで飛ぶ。

 ぶつかった瞬間のバランスも、起き上がるタイミングもぴたりと揃っている。


「すご……。

 可愛いのに、ちゃんと全部プロレスなんだ……」


 らんの声には、憧れと、少しの悔しさが混じっていた。


「視線の使い方も、体の向きも、全部カメラと客席を意識してるな」


 黒岩が、リングを見ながら言う。


「あいつらの動きは、半分は“客前”だ。

 でもな、見た目だけじゃなくて、受け身もロープワークも全部詰め込んでる。

 中身がスカスカだったら、あそこまで売れてねえ」


「……可愛いだけじゃ、やっぱり足りないんだよね」


 らんが、ぽつりと呟いた。


「でも、“可愛い”を武器にしていい場所でもあるんだ」


 ぎゅっと握りしめた拳が、わずかに震えていた。


 


 ***


 


 しばらくして、スパーリングの相手役として、別の先輩がリングに上がる。

 みなせが相手をロープに振り、るりあがカットインして技を返す。

 アカリが、タイミングを合わせてサイドスープレックスを決めた。


 大きな音が、キャンバスに響く。


 その瞬間、ノエルの視界がふっと揺れた。


 キャンバスに叩きつけられる音。

 頭の中のどこかが、その音に似たものを思い出す。


(また……)


 胸の奥がぎゅっと縮まる。

 ペンを持った手が、ノートの上でわずかに震えた。


「……っ」


 思わず俯きそうになったとき、視界の端に、白いレフェリーシャツが入った。


 白銀だった。


 彼は、ノエルの前にしゃがみ込んで、視線の高さを合わせる。


「大丈夫か」


「……すみません。

 少し、びっくりしてしまって」


「見たくないなら、目を逸らしてもいい。

 それでも見ようと思うなら、“今のリングは安全だ”ってことだけ覚えておけ」


 白銀の声は低く、落ち着いている。


 少し離れたところでは、リングドクターの先生が、腕を組んでリングを見ていた。

 何かあればすぐに駆け寄れる位置に立っている。


(ここは、前の場所とは違う)


 ノエルは、深く息を吸い込んだ。


「……大丈夫です。

 怖いですけど、ちゃんと見ていたいので」


 白銀は、ほんのわずかに口元だけ緩めた。


「怖さと付き合えるなら、いくらでもやりようはある」


「はい」


 ノエルは、震えそうになる手を、ノートの上にそっと置き直した。


 


 上級組の練習は、技の確認から連携、受け身、スパーリングと、休む間もなく続いていった。

 練習生たちは、誰も言葉を挟まず、その一つ一つを目に焼き付けていく。


 


 ***


 


「はい、ここまで。クールダウン入れ」


 黒岩の声で、先輩たちがロープをくぐってリングを降りていく。


 水を飲みながらストレッチする先輩レスラー達の姿を、練習生たちはぼんやりと眺めていた。


「おつかれさん」


 ふいに、声をかけられた。


 顔を上げると、タオルで汗を拭きながら、赤城ひよりが立っていた。


 柔らかい目元だが、その奥には鋭さもある。


「ちゃんと水、飲んだ?

 見てるだけでも疲れるでしょ、こういうの」


「は、はい。

 すごくて……」


 らんが真っ先に返事をする。


「すごかったです!

 あの、リラさんとミコトさんの連携とか、あまねさんの受け身とか、AQUARIUSのお二人の……」


「一気に言い過ぎ」


 ひよりが、くすっと笑った。


「すごかったでしょ。

 でもね、“すごい人たち”だって思ってるうちは、自分がそこに行ける気がしなくなるから」


 その言葉に、さやかの心臓がひゅっと縮む。


「“自分もいつかあそこに混ざる”前提で見なさい。

 その方が、しんどいけど楽しいよ」


「……混ざる」


 さやかは、小さく繰り返した。


「星屑ちゃんだっけ」


 ひよりが、さやかのゼッケンを指さす。


「はい。星屑さやかです」


「あまねさんの試合見て、ここ来たんでしょ?」


「えっ……」


 図星だった。


「顔に書いてあるよ、“あまねさん大好きです”って」


「そんなに分かりやすいですか……」


「分かりやすいよ。

 あの人の試合見て入ってくる子、多いから」


 ひよりは、道場の方をちらりと見る。


「あまねさん、練習終わってからも一人で残ってる時あるから。

 そのうち、“何してるか”盗み見するといいよ。ヒントになるから」


「ひ、盗み見……」


「堂々と見るとプレッシャーになるからね、あっちにも」


 ひよりは続けて、いぶきとノエルの方を見た。


「星緋ちゃん。

 身体の使い方、綺麗だね。

 角度、ちょっとだけリング用に変えたらもっと良くなるよ」


「ありがとうございます。

 まだ足りないところだらけですけど」


「足りないところに気づけてるなら大丈夫」


 今度は、ノエルに視線を移す。


「ノエルちゃん。

 ノートも大事だけど、ちゃんと寝なさいね」


「え」


「頭で考えすぎると、身体が動けなくなるから。

 怖いのはしょうがないけど、“怖いから全部止める”って癖だけはつけないように」


「……はい。ありがとうございます」


 ノエルは、少しだけ肩の力を抜いた。


 ひよりは、らんにもひとこと残す。


「姫乃ちゃん。

 笑顔、リングの上でもっと出せるように、今のうちから“しんどい時ほど口角上げる”練習しときな」


「え、もうやってます!」


「じゃあ、そのまま続けて。

 その代わり、中身がスカスカの笑顔は、うちではすぐバレるからね」


「うっ……。

 頑張ります」


 最後に、ひよりは全員をぐるりと見渡した。


「困ったことあったら、寮母さんかドクターか、あたしら先輩捕まえなさい。

 黒岩さんに怒られる前に相談すれば、傷は浅く済むから」


 そう言って、ひらりと手を振り、他の先輩たちの方へ戻っていった。


 


 ***


 


 練習生メニューと見学がすべて終わる頃には、外はすっかり夜になっていた。


 道場を出て、いつものように4人で駅へ向かう。


「今日、すごかったね……」


 さやかがぽつりと言うと、らんが大きく頷いた。


「やばかった。

 Stella☆Glare、やっぱ最強に可愛いしカッコよかった。

 でも、“あの人たちみたいになりたい”っていうより……」


「より?」


「“ティアラ☆キャンディはティアラ☆キャンディとして負けない”って感じで行きたいかな、って思った」


 らんは、自分の胸の前で握った拳を見つめる。


「あの人たちの真似しても、“二番煎じ”になっちゃうし。

 でも、リングに立つ以上、“アイドルだから”で甘やかされるのも嫌だし」


「らんちゃんらしいね」


 さやかは、笑った。


「いぶきちゃんは、誰が一番印象に残った?」


「私は……白星るりあさんと紅条アカリさんですね」


 いぶきは、少し考えてから答えた。


「体重移動と骨盤の向きが、武道の感覚に一番近い気がしました。

 でも、やっぱり違う。

 “リングの上の身体”って、こういうことなんだなって」


「難しそうなこと考えてる……」


「でも、ワクワクしました。

 あの技の流れに、自分の感覚をどう混ぜるか、考えるのが楽しみです」


「ノエルちゃんは?」


「私は……」


 ノエルは、少しだけ視線を落としてから、答えた。


「技の綺麗さで言えば、やっぱりAQUARIUSのお二人に憧れます。

 でも、皇さんの“受け身の安心感”も、見ていてすごく惹かれました」


「安心感?」


「はい。

 叩きつけられるたびに、『あ、この人は大丈夫だ』って思える受け方をしていて。

 前の場所では……そう思えない瞬間があったので」


 言葉の最後だけ、少しだけ声が小さくなる。


「でも、今日白銀さんに言われました。

 “今のリングは安全だ”って。

 だから、ちゃんと見ていたいです」


「……うん」


 さやかは、ノエルの横顔を見ながら頷いた。


「さやかは?」


「私は……」


 答えるまでもない、と自分でも思う。


「やっぱり、あまねさん。

 試合の時とは別人みたいに静かで、無駄がなくて。

 でも、全部の動きが“王者”って感じで」


 あの日、地方会場でフェンス越しに見た背中。

 今日、道場で見た受け身とロープワーク。

 どちらも同じ人なのに、どちらも遠くて眩しい。


「まだまだ、手なんて届かないけど……」


 それでも言葉を続ける。


「いつか、あのリングに立って、同じ空気吸っていたいなって思った」


 駅の改札前で立ち止まりながら、さやかは夜空を見上げた。


 都会の光にかき消されて、星はほとんど見えない。

 それでも、どこかにあるはずだと信じられる。


(今のあまねさん達は、あたしから見たら“星座”みたいだ)


 遠くて、手を伸ばしても届かない。

 でも、そこにあると分かっていれば、迷った時の目印にはなる。


(いつか、あの星座に、自分の星も混ざれたらいいな)


「じゃあ、また明日ね」


「お疲れさまでした」


「気をつけて帰ってください」


 改札で別れの挨拶を交わし、4人はそれぞれのホームへ向かう。


 ホームで電車を待ちながら、さやかはスマホを取り出した。


 まなとのトーク画面を開き、指を走らせる。


「今日は先輩たちの練習見学だった。

やばかった。語彙力が全部吹っ飛んだ」


 送信ボタンを押すと、すぐに「既読」がつく。


「それは現場レポを詳しく聞かないといけないやつ。

明日、昼休みはインタビュータイムです」


 その一文に、ふっと笑いがこぼれた。


 電車がホームに滑り込み、ドアが開く。


 乗り込む瞬間、さやかはもう一度だけ、道場のリングの光景を頭の中でなぞった。


 皇あまねの受け身。

 AQUARIUSの技の流れ。

 Stella☆Glareの連携。

 轟みなせの筋肉で説得するショルダータックル。


 それらはもう、ぼんやりとした憧れではなく、

 いつか追いかけたい「具体的な星」として、胸の中に刻み込まれていた。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。


第8話では、

・ロッカーが空になっていることで、中村の「フェードアウト」をさりげなく描き

・皇あまね、白星るりあ、紅条アカリ、轟みなせの上級組練習

・Stella☆Glare(白雪リラ&黒羽ミコト)のタッグ連携練習

・黒岩のぼそっとした解説で、「基礎」「技の繋ぎ」「筋肉の説得力」「見せ方」の違い

・ノエルの小さなフラッシュバックと、白銀&リングドクターの“守る側”としての姿

・赤城ひよりによる、練習生へのさりげないアドバイスと「いつか混ざる前提で見なさい」という言葉

・帰り道での、「誰に一番憧れたか」という4人それぞれの答え

を描きました。


ここから先は、「ただのしんどい毎日」ではなく、

“憧れの先輩たちに少しでも近づくための練習”に、少しずつ意味が変わっていきます。


次回は、スターダスト寮の見学と、寮母さんとの出会い、

そして「どこまで本気でここに腰を据えるか」を、4人それぞれが少し考え始める回にしていく予定です。


続きも読んでみたいと思っていただけたら、また来ていただけると嬉しいです。

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