第31話 歪んだ裁き、壊されるステージ
国技館大会・第6試合は、スターダストタッグ王座戦。
光のユニット・Stella☆Glareの王者タッグと、
血の月を掲げるBloody Eclipseの挑戦者タッグ。
そこに、“特別レフェリー”として現れるのは――黒輪クロウ。
親会社からの“ねじ込み”でPWSに関わることになった、危険な過去を持つ悪役レフェリーです。
リングの上で、PWSという団体の中に生まれた最初の「歪み」がはっきりと姿を見せます。
ルミナス王座戦の興奮と、届きかけたひよりの背中の余韻が、まだ場内に残っていた。
さやかはリングサイドでタオルをたたみ直しながら、
胸の鼓動がまだ少し早いのを自覚していた。
(ひより先輩、すごかった……
でも、次は――)
場内ビジョンに、新しい対戦カードが映し出される。
『第6試合 スターダストタッグ選手権試合+特別レフェリー』
《王者》白雪リラ&黒羽ミコト(Stella☆Glare)
vs
《挑戦者》紫苑イオラ&鉄輪サツキ(Bloody Eclipse)
特別レフェリー:黒輪クロウ
ざわっ、と場内の空気が変わった。
「クロウ……」
いぶきが、わずかに眉をひそめる。
「やっぱり、この試合で出てくるか」
「いぶきちゃん、クロウさん知ってるの?」
「噂だけね。
“危ない試合ほど笑って見てるレフェリー”って」
聞きたくない種類の噂だった。
さやかの背筋を、冷たいものがすっと通り抜ける。
◇ ◇ ◇
――黒輪クロウの名前が、PWSの内部に初めて出てきたのは、
国技館大会の約一か月前だった。
「親会社から正式に推薦が来ている。“話題性のあるレフェリー”を起用してはどうか、とな」
本部会議室で、天城社長が苦い顔をして資料をテーブルに置いた。
そこには、黒輪クロウのプロフィールが挟まれている。
かつて別団体でレフェリー兼レスラーとして活躍。
危険な試合進行で人気を集めたが、ある年の試合で、
彼の“見逃した”一撃が原因で選手が大怪我を負い、そのまま引退に追い込まれた。
クロウ本人に直接のペナルティはなかった。
だが、その団体では事実上“出入り禁止”となり、
以降はいくつものインディー団体を渡り歩いている――そんな経歴だ。
「うちは安全第一だろう。
なぜ、わざわざそういう人間を」
白銀リョウが低い声で抗議した。
天城は、肩をすくめるしかなかった。
「“話題”が欲しいんだろうさ。
国技館は親会社にとっても大きな看板興行だ。
『危険な匂いのするレフェリー』っていう分かりやすいキャッチも、向こうは欲しいんだろう」
資料には、親会社の役員からのコメントも添えられている。
『昨今のエンタメは、賛否含めて“話題になった者が勝ち”です。
黒輪クロウは危険な男ですが、それゆえに目を引きます』
「……選手を危険にさらしてまで、話題はいりません」
白銀が、はっきりと言った。
天城も、本心では同意だった。
しかし、親会社からの“提携条件”の一部として押し込まれたクロウの起用を、
完全に拒否することはできなかった。
「……すでに告知にも入っている。
完全に断るのは難しい。だから――せめて、枠を限定する」
天城は、そう続けた。
「本部道場のレフェリングには絶対に入れない。
タイトルマッチでも、せいぜい一試合。
選手の安全に関して、白銀さんと俺が最終判断権を持つ。それでどうだ」
「……分かりました」
白銀は渋い顔で頷く。
「なら、俺は俺で“安全ライン”だけは絶対に譲らない。
あの男が一線を越えそうになったら、たとえリング上でも止める」
その時から、PWSにとって黒輪クロウは――
“外からねじ込まれた異物”でありながら、
大きな興行のためには飲み込まざるを得ない存在となっていた。
◇ ◇ ◇
そんな経緯など、リングサイドのさやかたちは詳しく知らない。
けれど、噂だけは耳に入ってきていた。
「クロウはね」
数日前、火智がぽつりと言ったことがある。
「“折れそうな瞬間”を見てるのが好きな人、なんだってさ。
だから危ない場面ほど目を輝かせる。
……そういう人に、リングを預けたくはないんだけどね」
その言葉を、さやかは思い出していた。
(そんな人が、StellaとBloodyの試合を裁く……)
◇ ◇ ◇
『続いての試合をお知らせします!』
煌上すばるの声が、いつもより少しだけ慎重な響きになる。
『第6試合――スターダストタッグ選手権試合。
60分一本勝負を行います!』
場内のライトが落ちる。
『まずは、挑戦者チームの入場です!
Bloody Eclipse――紫苑イオラ&鉄輪サツキ!』
低くうなるギターと、不穏なSE。
スクリーンには、血のような赤と漆黒の月が延々と満ち欠けを繰り返す映像が映った。
花道の奥から、ゆっくりと二つの影が現れる。
紫苑イオラ。
紫のロングコートに、冷たい笑み。
鋭い目元には、薄くダークパープルのアイライン。
鉄輪サツキ。
黒とシルバーのコスチューム。
鎖を思わせるベルトを腰に巻き、肩をぐるりと回しながら花道を進んでくる。
その後ろには、すでに首にタオルを巻いた黒沼アサギ、
黒霧エナ、氷見レナ、そしておずおずとついてくるノエル・シエル。
イオラがマイクを持つ。
「さっきのミッドナイト・スター、見た?
アサギ、首やっちゃったけどさ――
その分、このタッグで取り返してあげるから」
アサギが薄く笑う。
「ついでに、光ってるステージを一回、真っ暗にしてみるのも悪くないしね」
ブーイングと歓声が入り混じる。
ノエルは、そのアサギの少し斜め後ろを歩いていた。
アサギのコートの端を、ほんの少しだけ握りたそうにして、でも結局握れないままついていく。
(みんな、怖いけど……でも、
誰も、本当にリングを壊そうとはしてない――はず)
自分でもよく分からない言い訳を、心の中でした。
Bloodyのメンバーがセコンドとしてコーナーの外に散っていく。
◇ ◇ ◇
『続きまして、王者チームの入場です!
Stella☆Glare――白雪リラ&黒羽ミコト!』
一転して、華やかなポップチューンが流れる。
スクリーンに、カラフルなライトと星形のエフェクト。
“STELLA☆GLARE”のロゴ。
花道の奥から、白雪リラと黒羽ミコトが飛び出すように現れた。
リラは白とパステルカラーのフリルコスチューム。
髪にはティアラ風のアクセサリー。
マイクを持って、花道の途中でくるりと回る。
「国技館ー!
まぶしくしてあげるから、目ぇそらさないでね!」
ミコトは黒と水色を基調にした、翼モチーフのコスチューム。
軽やかなステップで観客席に手を振りながら、リラの隣へ並ぶ。
「ボクたちのステージ、ちゃんと最後まで見届けてね!」
客席から歓声が上がる。
コーナー側には、天上院ユリアとティアラ☆キャンディ(らん)がセコンドとして立っていた。
らんは手にペンライトを持ち、すでに全力で振っている。
「リラー! ミコトー!
ぜったい守るからね、あたしたちのタッグベルト!」
「らんちゃん、セコンドでペンライト振る人初めて見ましたよ……」
さやかがぼそりと呟く。
「でも、似合ってる」
ノエルが、思わず小さく笑った。
◇ ◇ ◇
両チームがリングインしたところで、
もう一人、花道の奥から姿を現した。
黒いシャツに黒いパンツ。
胸元には、どこか皮肉めいた笑み。
黒輪クロウ。
レフェリーシャツではない。
ただの黒服に、腕章だけが「REFEREE」の文字を主張している。
すばるの声にも、わずかな硬さが混じった。
『そしてこの試合は――
特別レフェリー、黒輪クロウが裁きます!』
客席からは、ざわめきと生温いブーイング。
(あの人が……クロウ)
さやかは、スクリーンで見たことのある“事故の噂”をふと思い出した。
あるインディー団体で行われた、過激なハードコアマッチ。
クロウが“絵になるラスト”を狙って反則を見逃し続けた結果、
選手の一人が頸椎を痛めて、そのまま引退した――という話。
真偽は分からない。
でも、その噂と同じ笑みが、今この国技館のリングに立っている。
クロウは、その全てを楽しむようにゆっくりとリングインした。
「いやあ、いいねえ。
光と血。分かりやすい構図って、盛り上がるよね?」
リング中央で、クロウは両チームを見渡した。
「オレはさ、
“どっちが正しいか”とか“どっちが正義か”なんて興味ないのよ」
口の端を歪める。
「どっちが折れて、どっちが笑うのか――
そこを見るのが、レフェリーの醍醐味だと思わない?」
誰も答えなかった。
ユリアの表情は、明らかに険しい。
(この人が、レフェリー……)
さやかは、喉の奥がひりつくのを感じた。
(絶対、まともな試合にならない……)
◇ ◇ ◇
ゴングが鳴る。
先発は、リラとイオラ。
最初は、意外なほど“普通のタッグ戦”だった。
ロックアップ。
イオラが力で押し込み、コーナーに詰める。
クロウがゆるい声で「ワン、ツー、スリー」とブレイクカウントを取る。
リラは素早いフットワークで距離をとり、
低空ドロップキック、ロープワークからのアームドラッグ。
ミコトがタッチを受けて、二人でドロップキックの合体技。
「ナイス連携!」
らんがコーナーで跳び跳ねる。
客席からも、Stella☆Glareへの大きな拍手と声援。
Bloody側のセコンドは、面白くなさそうにそれを見ていた。
「やっぱり、“光る方”が人気ね」
イオラが立ち上がりながら呟く。
「だから、落とし甲斐がある」
交代したサツキが、ニヤリと笑った。
◇ ◇ ◇
中盤、試合が激しくなり始めると――
少しずつ、クロウの“色”が見え始めた。
サツキがリラをコーナーに追い込み、
こっそりとロープを使って首を絞める。
本来なら即座に注意される反則だ。
「クロウさん! ロープ! ロープ!」
ミコトが叫ぶ。
しかし、クロウはゆるく肩をすくめただけだった。
「ロープ?
ああ、ちょっと手が当たってるねえ。
でも、首しまるほどじゃないだろ?」
「十分しまってるよ!」
ユリアがエプロンを叩く。
それでも、クロウはカウントを取り始めるまで、わざと数秒遅らせた。
「ワン……ツー……スリー……フォー……
はいはい、そろそろ放して」
サツキが手を離した頃には、リラはかなり息を詰まらされていた。
逆に。
ミコトが場外に出たイオラにトペ・スイシーダを狙い、
ロープに走った瞬間――
Bloodyのセコンド、エナとレナがエプロンから足を掴んだ。
「ちょっ……!」
ミコトがバランスを崩す。
さやかは思わず前に出そうになるが、白銀に肩を掴まれた。
「出るな。
レフェリーが“見ているかどうか”も、試合の一部だ」
クロウは、その場面を真正面から見ていたはずなのに、
まるで何も見ていないかのように、リング外の方を見ていた。
「最近の観客、元気だねえ」
客席からのブーイングを、そう評する。
(わざとだ……)
さやかは、指先が震えた。
(この人、わざと見ないふりしてる……)
◇ ◇ ◇
それでも、Stellaは簡単には崩れなかった。
リラは喉を痛めながらも、
ミサイルキックで流れを変え、ミコトにつなぐ。
ミコトは、軽やかな動きでサツキとイオラを翻弄した。
ロープを三角に駆け上がってのスイング式DDT。
空中回転からのクロスボディ。
魅せ場と実効性を兼ね備えた技の数々に、観客席が沸く。
「さすが、王者タッグ……!」
さやかの胸が高鳴る。
(あんな風に、二人で呼吸を合わせて戦えるようになりたい)
しかし、決定打になりそうな場面で、
またしてもクロウの影が差し込んだ。
ミコトがイオラを捉え、リラとの合体技――
ダブルのハイキックから、リラのハイフライングボディプレス。
ドン、ときれいに決まる。
「カバー!」
ミコトがイオラの片足を抱え込み、
リラが上体を押さえ込む。
「ワン! ツー!」
誰もが「終わった」と思った、その時。
「――いやあ、ごめんごめん」
クロウが、急にカウントの手を止めた。
「今の、正式なタッチ見てなかったんだよねえ」
「え?」
リング上の三人が、同時に固まる。
「え、ちょっと待ってください!」
ミコトが叫ぶ。
「さっきリラちゃんとタッチしましたよね!?」
「うん。見てたよ」
「見てたんじゃないですか!」
「“見てた”と、“レフェリーが認めた”は違うでしょう?」
クロウは、あくまで楽しそうに肩をすくめた。
「ごめんねー。
オレの合図がなかったから、今のは“ただの乱入”扱いで」
場内から、大きなブーイングが巻き起こる。
その混乱の隙を突いて、
イオラがリラの目にサミングを入れた。
「っ――!」
リラが目を押さえて崩れ落ちる。
「おい、今のは完全に反則だろ!」
ユリアがロープを叩く。
クロウは、ちらりと視線だけ向けて、にこりと笑った。
「いやあ、見えなかったなあ。
だって、ほら――観客のブーイングの方がうるさくてさ」
「ふざけてるのか、あんた」
白銀が低く唸る。
さやかは、奥歯を噛みしめるしかできなかった。
◇ ◇ ◇
終盤。
Bloodyは完全に、クロウの歪んだ裁きを利用し始めていた。
場外でサツキが椅子を持ち出し、
ミコトの背中に思い切り叩きつける。
「ガンッ!」
嫌な音が響く。
さやかは思わず立ち上がった。
「ちょ、ちょっと! 椅子は――!」
クロウは、ミコトの背中を見下ろしながら、
ゆっくりと肩を竦める。
「おっと。
外で転んだだけでしょ? リング外は、自己責任自己責任」
場外カウントも、何故か異様に遅い。
「ワン……
……ツー……
……スリー……」
(守るべき時だけ早く、
見逃したい時だけ遅く……)
さやかは、これが“悪意あるレフェリング”なのだと、
嫌というほど理解させられた。
それでも、リラとミコトは最後まで足を止めなかった。
リラが、目のダメージを抱えながらも、
必死にブラインドの中で動きを読む。
ミコトが、痛む背中をかばいながら、
飛び技ではなくグラウンドと丸め込みで勝機を狙う。
「負けない……!
ボクたち、ここで終わらない……!」
ミコトの声が、リングの上で震えながらも響いた。
◇ ◇ ◇
それは、ほんの一瞬の出来事だった。
ミコトがサツキを丸め込み
クロウが、渋々といった風にカウントを取り始める。
「ワン! ツー!」
そこで、イオラがリングに飛び込んでくる。
本来なら、反則だ。
クロウは――
何もしなかった。
イオラがミコトの頭に低空ドロップキックを叩き込み、
カウントが途切れる。
すぐに、Bloodyの合体技。
サツキがミコトをリフトアップし、
イオラがロープから飛んできて、首元に膝を叩き込む。
首と背中を同時に折り曲げるような一撃。
ミコトの身体が、マットの上でぐにゃりと跳ねた。
その上から、イオラが押さえ込みに入る。
クロウは――
この時だけは、信じられないほど速いカウントを打った。
「ワン!ツー!スリー!」
ゴングが、ほとんど間髪入れずに鳴り響く。
『スリーカウント!
勝者――紫苑イオラ&鉄輪サツキ!
よって、新・スターダストタッグ王者の誕生です!!』
すばるの声が震えていた。
◇ ◇ ◇
場内は、歓声とブーイングとざわめきが混じった、奇妙な音で満たされた。
イオラとサツキが立ち上がる。
クロウが二人の腕を取って、高々と掲げる。
「いやあ、いい試合だったねえ。
ね? 観客のみなさん?」
返ってくるのは、大きなブーイング。
クロウは、その一つ一つを味わうように笑う。
一方、リングの端では――
ミコトとリラが、うつ伏せのまま動けずにいた。
「リラ! ミコト!」
らんがコーナーから飛び出そうとする。
ユリアが、慌てて肩を掴んだ。
「まだだ、らん。
リングが完全に“終わって”ない」
しかし、その判断が一瞬だけ遅かった。
◇ ◇ ◇
Bloodyのセコンド陣が、リングに雪崩れ込んできた。
アサギ、エナ、レナ。
手には、イス。
コーナーのパッドを外す者もいる。
「ちょ、ちょっと待ってください!
試合は終わって――」
さやかが叫ぶ。
クロウは、リングの中央から一歩も動かなかった。
ただ腕を組み、その光景を眺めている。
「……それ、止めないんですか」
白銀が低く問う。
クロウは肩をすくめた。
「試合は終わったよ?
終わった後に何が起きるかは――レスラー同士の問題でしょ」
「ふざけるな」
白銀の拳が震える。
その間にも、Bloodyのイス攻撃が始まってしまった。
アサギが、ミコトの背中に。
エナとレナが、リラの肩と背中に。
「やめて……! やめてください!」
さやかの声など、誰の耳にも届かない。
客席からも、悲鳴と怒号が入り混じる。
◇ ◇ ◇
「ノ、ノエルちゃん……」
リングの端で、ノエルが泣き出しそうな顔で立ちすくんでいた。
自分たちのユニットがやっていること。
それが“仕事”だと分かっていても――
今、リングで蹲っているのは、同じ団体の仲間だ。
「止めた方が……」
ノエルが一歩前に出かけた瞬間、
アサギの手が彼女の肩をぐっと押さえた。
「立ち位置、間違えない」
アサギの声は、いつものように淡々としていた。
「今、リングの上でなにが起きてるか。
誰が、どっち側にいるのか。
それを一番分かってなきゃいけないのは、あんたでしょ」
「で、でも……!」
「泣きながら止めに行ったら、あんたが一番先に壊されるよ」
アサギの言葉は冷たかったけれど、
その手の力は、ほんの少しだけ優しかった。
ノエルは唇を噛み締めて、一歩も動けなくなった。
◇ ◇ ◇
リング上で、リラが必死にミコトを庇おうとする。
「やめて……ミコトに、手出さないで……」
「光ってるとさあ、
壊したくなるんだよね」
イオラが微笑む。
「でも安心して?
完全には壊さないから。
また、上がってきてくれなきゃ楽しくないし」
サツキがイスを振りかぶる。
その瞬間――
花道の奥から、怒りを纏った“光”が飛び出してくることを、
まだ誰も知らなかった。
読んでくださってありがとうございます。
今回は、国技館大会第6試合、
スターダストタッグ選手権試合・Stella☆Glare vs Bloody Eclipse、
そして“特別レフェリー”黒輪クロウの初登場回を、
経緯と紹介を加えて書き直しました。
・親会社からの“ねじ込み”としてPWSに関わることになった黒輪クロウ
・過去に「見逃した一撃」で選手を引退に追い込んだとされる危険な噂
・「折れる瞬間を見るのが好き」という歪んだ価値観
・そのクロウが、Stella vs Bloodyという構図の試合を“歪んで”裁く姿
・ノエルが一歩踏み出せず、アサギの言葉に縫い止められてしまう場面
ここで、PWSのリングに初めて“あからさまな不条理”が持ち込まれました。
この後、誰がイスを止めに飛び込んでくるのか――
そして、Stella☆GlareとBloody Eclipse、
黒輪クロウを巡る抗争がどう広がっていくのかを書いていきます。




