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籠の中の鳥  作者: 羊沢白音
二章〜日記〜
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×××の日記二ページ目

 ×××の日記二ページ目

 

 

 

  そうか、そうだったのか私は全て思い出した。

 

 何故忘れていたのだろう。

 

 いまだに彼が何を考えてるのかは分からないが、ひとつ言えることは私が私であるうちに彼をとめ、全てを元に戻すことだ。

 

 戻せばきっと何もかもやり直せるはずだから…。

 

 やり直すために必要なのは覚悟と勇気だけだ。

 

 一ページ目を読んだけれど混乱をしているみたい。


 色々な気持ちや自分の立場を理解しきれない。

 

 当たり前といえば当たり前だけれど。

 

 私達?私?どう言えばいいのか分からないけれど私自身は囚われてる鳥のようなもので…

 

 気づいてしまっても出ることは難しいけれど、どうにかするしかない…

 

 鍵は彼が持っていて、彼は愛に似たもので縛っているから、それは彼なりの愛し方だってやっとわかった。

 

 でも、私はそれを認めたくない。

 

 結局私も彼と同じなのだから。

 

 誰か愛は偽物だと言ってくないかな?


 私はこの愛を受け入れられないから。

 

 愛は自己満のものだと。

 

 自己満以外何ものでもないのだと。

 

 しかし、あの二人を見ていると違うのでは無いかと思う。

 

 彼と私が持っているものは愛?それともまた違ったなにか。まぁいいか。

 

 私はどうせ全てを無くすのだから。

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