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籠の中の鳥  作者: 羊沢白音
二章〜日記〜
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×××の日記一ページ目

しばらく短めが続きます

 ×××の日記(一ページ目)

 

 

 

  彼は何故永遠を求め、彼は何故私を守るのかな?


これを私が読む時はきっと私は私のことを忘れ去っしまっているのかな?

 

 だから、今は私の考えは未来の私には理解し難いだろう。愛は本来醜いものなのはもう分かってる。

 

 愛を最優先するならばほかのものを全て蔑ろにしてしまうから。


他の人気持ちも全て。

 

 愛する人の気持ちも含めてだ。


彼は典型的なそのタイプだから、彼は私を愛していると言いながら私の声に耳を貸さない。

 

 彼はどうして私の声を聞いてくれないのか?

 

 私は彼が犠牲になるのは何も望んでいないのに。

 

 こんな世界望んでいないのに。

 

 私がこんな思いになっているのも彼が壊れてしまったのも、いや、私も壊れてしまっているのもあの組織のせいだ。


私は奴らを消して許さないだろう。

 

 そう××××(黒ずんでいて読めない)名前を考えるだけで吐き気がする。

 

 奴らに出会ったら私は奴らを殺すだろう。絶対にだ。私にはもう力が無くなっていっているが。

 

 私が私を思い出すためにはいくつかの条件があるが私はそれを達成できるのだろうか。達成してくれないと困るのだが。

 

 私はもう持たないだろう、未来の私にたくそう。

 

 未来の私君にひとつ言えることは……


これ以上は書き殴るという言葉すら使えないほど崩れている。


文字が読めない。


ミリアは読む手を一旦とめた。

 

 

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