店にて
マモン達は馬車に揺られながら、街へと行く。
馬車は、マモンが魔力を出して動かしている。
ガタガタを、道を行く。
ゆっくりと、屋敷が離れていく。
マモンが馬車の中で、話し始めた。
「今回、設定きちんとするために、呼び方も変えようと思うんだ。サタナキアは、ボクのことをあなたと呼んで、他のみんなはボクを旦那様、サタナキアを奥様と呼んでね。あと、ミリアちゃんとトアくんはボク達が声掛けない限り話さないでね。奴隷設定だから。」
その言葉を聞いて、ミリアとサタナキア以外の三人は、白い目でマモンを見た。
「頑張らなきゃ。」
ミリアは、やる気満々の様子である。
サタナキアは、耳まで真っ赤にして、三人に頭をペコペコ下げている。
そんなこんなしていると、馬車は止まった。
「着いたよ、降りてご覧。」
と、マモンが声をかけた。
大きな店がある看板には(Fiction)と書かれている。
「じゃあ、馬車の中で言ったことを徹底してね。」
マモンはそう言って、一番初めに降りた。
そして手を差し出し、サタナキアはその手を握り、ゆっくりと降りた。
他も、ゆっくりと降りていく。
マモンが、ドアを開けた。
「いらっしゃいませ〜」
中には下半身が蜘蛛で上半身は人間の女性のアラクネ。
下半身が蛇で上半身が人間の女性のラミアー。
下半身が植物で上半身が人間の女性がアルラウネ。
この三人がいた。
「やぁ、久しぶりに来たよ。大人用の礼服と子供服を見せてくれるかい?」
「あら!奥様はご懐妊ですか?」
アルラウネの店員が言った。
サタナキアは、顔を真っ赤にし、マモンはクスクスと笑いながら
「いや、違うよ。残念だけどね。ほら、隣に女の子いるでしょ。その子用だよ。」
店員の三人はミリアに目を向けた。
アラクネの店員が怪訝そうな顔をした。
「奴隷の服を本店で、ですか?」
「ああ、そうだよ。よろしく頼むよ。」
店員達は怪訝そうな顔をしながら頷いた。
「では、皆様こちらへ。」
ラミアーの店員が案内をする。
ぞろぞろと着いていく。
店の奥に案内されると、2つドアがあるところに着いた。
ラミアーの女性が立ち止まり
「ここで男性と女性で別れていただきます。」
ふたつのドアを示す。
「ま、あなた、他のみんなをよろしくお願いしますね。」
「うん、わかったよ、サタナキア。」
マモンとサタナキアがそんな会話をしていた。
「女性は私、ランが、男性はアルラウネのリーがお手伝い致します。」
ラミアーの女性、ランがそう言った。
後ろからひょこりとアルラウネの女性、リーが出てきた。
「では、お着替えに参りましょう。」
ランはそう言って、ドアの中へ入っていった。
リーも、別の方へ入っていた。
「じゃあ、行こうか。」
マモンがそう声をかけて、二手に別れて、ドアの中へと入っていった。
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