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籠の中の鳥  作者: 羊沢白音
神離れの儀式
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幕間〜ミリアとサタナキアとマモンの仕事〜

 マモンが仕事を、始めるころサタナキアは、ミリアの部屋まで戻ってきた。


 扉をコンコンとサタナキアはノックした。


「ミリア様、入ってもよろしいですか?」


 サタナキアは、聞いた。


 しかし、返事がない。


 サタナキアは、首を傾げて、部屋に入った。


 ミリアは、サタナキアが置いていった本を真剣に読んでいた。


 サタナキアは、驚いた顔をした。


 きっと勉強などせずに、遊んでいるだろうと予想していたからだ。


 少し、悪いことしたな、とサタナキアは考えミリアに声をかけた。


「ミリア様、お勉強してて偉いですね。」


 ミリアは、初めて気がついたように、振り返った。


 目をぱちくりとさせ、サタナキアを見た。


「いつから居たの?」


「ついさっきです。」


 サタナキアは微笑みながら言った。


 ミリアは、思い出したかのように言った。


「マモンさんが、サタナキアさんに外に行ってくるって伝えてって。」


 サタナキアは、怪訝そうな顔をした。


 マモンが、外に行ってくるという時は基本的にいいことがない。


 サタナキアは、今度は何が起こるのかと本気で悩んだ。


 ミリアはその顔をみて、不安そうな顔をした。  


 サタナキアは、はっと我に返り


「何もありませんよ。大丈夫ですよ。」


 とミリアに言った。


 ミリアは、じっとサタナキアを見る。


 サタナキアは、話題をそらすことにした。


「いつから、訓練します?早い方がいいんですが。」


 サタナキアは、ミリアに聞いた。


 ミリアは、首を傾げて


「うーん、いつ頃がいいの?」


 と聞いた。


 サタナキアは、


「できるだけ早く、なんなら明日からでも。」


 と答えた。


 ミリアは、


「じゃあ、明日からする!」


 とやる気満々の様子をサタナキアに見せた。


 サタナキアも、頷いて


「じゃあ、準備しときますね。」


 と答えた。


 二人とも笑っていた。




 


「だからさぁ、君らなんなの?」


 仕事という名の何かをしていたマモン。


 血まみれの男の上に足組みをしながら座って、ナイフを投げて遊んでいる。


「ボクも暇じゃないんだよね〜。だから、」


 男の顔の横にナイフを突き刺し


「早くこたえろよ。」


 ドスの聞いた声でマモンはそう言った。


 男は、何も答えない。


 マモンは、グッと男の背中に体重をかけた。


 男はうめき声をあげた。


 マモンの仮面はニヤリとマモンの意思を汲み取り笑う。


「早く答えた方が君のためになるとおもうけどなぁ」


 マモンはナイフを草むらの中に投げた。


 ドスという音とともに、何かが倒れる音がした。


「ほんと、小賢しいね。君ら。隠れてるのバレないと思った?」


 マモンは、イラついたような声でそう言った。


 乗られている男は、逃げようともがく。


 マモンはそんなことをさせるほど緩くない。


「ちょっと、椅子ごときが動かないでよ。」


 くすくすと笑いながら、マモンは手を足で踏み付ける。


「君らみたいな男じゃなくて、サタナキアの柔らかい体に触れたいよ。」


 溜息をつきながらマモンは言う。


 マモンにとってこの男は、邪魔なのだ。


「早く帰りたいなぁ。でも、大切な子が危険に晒されるのが嫌だからさぁ。」


 マモンは、グリグリと手を踏みつけながらそういう。


 男は、呻いている。


 マモンは、男の顔を覗き込み言った。


「ねぇ、早く、君らのボスの場所を言って。」


 マモンの、仮面から見える瞳は怪しく輝いていた。

ちまちましてるうちに4章が終わりました

3章のキャラ紹介いまだ書いてない……ごめんご(ノ≧ڡ≦)☆

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