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幕間〜Miria's Strange Dream〜
ミリアは夢を見た。
少年が少女を抱き抱えて泣いている。
その前にはマモンが立っていつも通り笑いながらたっている。
マモンが笑いながら、何かを言っている。
少年は泣きながら頷いた。
そして何かを叫んだ。
ミリアは、何故か泣いていた。
なぜ泣いているのか分からない。
でも辛くて辛くてたまらなかった。
少年を止めたかった。
止められないとわかってしまった。
なぜ?と疑問とともに悲しみ、怒りなどの負の感情がミリアの中で浮いては弾けて消えていく。
ただこの光景はどこかで見たことがある。
どこで見たのかはもう、思い出せないが。
この後はたしか……。
ミリアの夢はそこで途切れた。
3章はおわり




