探索2
「じゃあ、行くか。」
シャーリーはそんなふうに言ったが、ミリアが動かない。
シャーリーが、首を傾げて、きいた。
「うん?どうしたんだミリア。」
「私が案内する!行ける!」
と言い出した。シャーリーは、まぁ、大丈夫だろうと思った。
「がんばれよ。」
そう言ってミリアについていった。
シャーリーは酷く後悔していた。
ミリアは地図を持ってグルグルと同じところを回っているのだ。
もう、十分は同じところを回っているだろうか。
シャーリーはいい加減そろそろどうにかしたくなってきた。
「なぁ、ミリアその地図見せてくんない?一緒に花園行こうぜ〜」
シャーリーはそう提案した。
「大丈夫!後ちょっとで着くから!」
ミリアは自信満々にそういい、ギュっと地図を抱きしめるが、シャーリーは信頼できない。
(うーん、どうしたもんかな……あれ、この道さっきも右に曲がったよな?それなら左じゃないか?)
シャーリーはそう思い、ミリアの髪を引っ張った。
ミリアは足を止めてシャーリーの方を向いた。
「シャーリーなーに?」
「こっちじゃないか、ほら、多分今ここだろ。」
シャーリーは、ミリアの肩から覗き込み指を指した。
ミリアは首をコテっと傾げ、
「ああ、確かに」
と言って左に歩き出した。
シャーリーがすこしずつ修正しながらやっとのことで花園に着いた。
花園には、花が咲き誇っていた。
「ねぇ、このお花は何?」
ミリアは指をさしながらきく。
その花は周りがピンク色で内側が少し白くなっていた。
「それはゼラニウムだな。」
シャーリーは答えた、ミリアは隣の花に行って
「これは?」
次にミリアが指さした花は花弁は真っ白で真ん中は紫色になっていた。
「ハナズオウだな。」
シャーリーは答えた、ミリアは嬉しそうにしている。
「シャーリーは物知りだね。」
ミリアはニコニコとそう言った。
シャーリーは、
「サタナキアがすごい花が好きで言ってくるからな。勝手に覚えたんだよ。」
と言った。
「ふーん。ねぇねぇこれは?」
「うん?それはなぁ……」
そんなやり取りをしているうちに
「ミリア様、シャーリーご飯が出来ましたよ。」
とサタナキアが呼びに来た。
「確かに腹が空いたな。」
シャーリーはふよふよと飛びながらサタナキアの方へ行った。
「私もお腹すいた……。」
ミリアは自分のお腹に手を置いて言った。
サタナキアはそれを見てくすくすと笑いながら
「今日の夕食はカレーライスですよ。」
と言った。ミリアは目を輝かせながら
「私カレーライス好き!」
と言って大喜びをした。
「じゃあ、冷める前に行きましょうか。」
そうサタナキアは行って三人は食堂に向かって歩いた。
ミリアたちは、食堂へ歩いていった。
食堂に着いた時にはマモンとトアがもう座っていた。
近くに小さなテーブルと椅子が二つ置かれている。
そこにはセインズが座っていた。
サイズ的に、セインズの前にはシャーリーが座ることになるだろう。
シャーリーは、チッと小さく舌打ちをしてからセインズの前の席についた。
ミリアはどこにつこうかキョロキョロと見渡したら、トアが手招きをしていたのでトアの隣に座った。
「うん、みんな揃ったね。じゃあ、食べようか。」
マモンがそう声をかけた。
「サタナキアさんは一緒に食べないの?」
サタナキアはマモンの後ろに控えている、マモンは仮面を悲しみの仮面にして、
「サタナキアもボクは家族だし、一緒に食べたいと思っているんだけどね。サタナキアが自分は従者だからってきかないんだよ。」
マモンはそういった。ミリアはサタナキアを向いて
「一緒にご飯食べよ?」
ミリアはそう言った、サタナキアは困った顔をして、
「ごめんなさい。ミリア様、私はメイドなので……」
そう言った。
「まぁまぁ、こんだけサタナキアさんが美味しそうな飯作ってくれたんだから冷める前に食べよう。」
トアが場を変えるようにそう言った。
みんなは頷いて、手を合わせて食べ始めた。一品ずつ持ってこられる。
「相変わらずサタナキアは飯作るの上手いな。」
「ありがとうございます。」
シャーリーの言葉に答えるサタナキア。
今は仕事中なので、シャーリーにも丁寧な言葉使いらしい。
「ほんとにサタナキアは料理が上手だね。」
マモンもそう褒める。
サタナキアは照れた様子で顔を背けた。
数十分後、食事をし終わったみんなにサタナキアは
「デザートになります。」
そう言って、アイスクリームを置いた。
ミリアが口に入れると、さっぱりとして、甘すぎない味となっていた。
「ごちそーさん、美味しかったぜ。」
シャーリーはそう言ってサタナキアに感謝の意を示した。
サタナキアは嬉しそうに微笑んだ。
マモンが思い出したのかように言い出した。
「ミリアちゃん、そろそろ神離
れについて話そうか。」
ミリアは頷いた。
「明日から一週間に渡ってするんだけど。サタナキアが全部してくれるからサタナキアの言う通りにしたら心配はないよ。だから安心してね。」
マモンは、全部サタナキアに投げた。
トアはそれに気づいたが、マモンよりもサタナキアに任せた方が安全だと思ったので何も言わなかった。
「うん!私頑張るよ!」
ミリアはやる気満々の意志を見せた。
カレーライス美味しいですよね……
花言葉いちよ意味あるから興味あったは調べてみて……




