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籠の中の鳥  作者: 羊沢白音
三章〜平和〜
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平和な茶会?

サタナキアが去って十分後ぐらいです

 ミリアは、シャーリーと共にお菓子を食べていた。


 そしたら、コンコンとノックがされた。


「はーい」


 ミリアが開けると、そこにはトアが立っていた。


「ミリア、何か困ったこととかないか?」


 そう言って、トアが部屋に入ってきた。シャーリーはそれに気づき、


「お、トアじゃん、久しぶりだな。」


 手をヒラヒラと振りながらそう言った。トアはそれに気づいて、


「シャーリー、久しぶりだな。元気だったか?」


 トアはそんな言葉をかけた。シャーリーはグッと眉間に皺を寄せて


「あいつはいないよな?ほら、お前の契約妖精の」


「なんだ、呼んだか?」


 そこにはシャーリーより少しだけ大きな妖精がそこにはいた。


眼鏡をかけており、薄い緑の紙をして、青い瞳をしている。


服装は、執事服のようなものを着ている。


「くそ、でやがったな、疫病神!」


 シャーリーはミリアの後ろにいき、シャーと言わんばかりの態度である。


それにやれやれと首を振り、


「シャーリーなぜ君はそんなに知性のない会話しか出来ないんだ。」


 そんなふうにシャーリーを煽った、シャーリーはプチンときたのか


「黙れよ、インテリメガネ!あっち行け!」


 と、言うが、語彙力が足りない。ミリアは驚いたように目をぱちくりさせている。トアはその様子を見て


「自己紹介したらどうだ?」


 と声をかけた。


「ああ確かにそうだな。」


 そういい、妖精はミリアの側まで飛んで、一礼をして、


「俺の名前は、セインズ、シャーリーとは腐れ縁になる。」


 と自己紹介をした。シャーリーはそれを不機嫌そうに見ている。セインズがチラッとシャーリーの方をみたが、シャーリーはフイとそっぽを向いてしまう。


 セインズはすこし不機嫌そうにしたが、


「まぁ、よろしく。」


 そう言ってミリアに手を差し出した。ミリアは握手をした。シャーリーは不機嫌そうにティーカップを皿に乗せた。


  シャーリーは、セインズが現れてから四六時中イライラしていた。


「おい、クソメガネ、いつ帰るんだよ。」


 シャーリーは、トゲのある声で言った。


 セインズは、やれやれと首をふり、


「そういうところがお前の良くないところだシャーリー。」


 と煽った。シャーリーが、ティーカップを壊す勢いで、叩きつけそうになった時ガチャりともドアがあき、


「ただいま、もどりました。あれ?トア様とセインズ?」


 サタナキアが帰ってきた。シャーリーはこれを好機思い、


「サタナキアきいてくれ、この変態クソメガネがずっと居座ってるんだ。おいだしてやってくれ。」


 シャーリーはそんな説得を始めた。


 サタナキアは首を横に振り、


「セインズは、トア様の契約妖精ですから、お客様であるトア様のお連れとなります。」


 サタナキアはそう説明した。シャーリーは納得がいかないようで、チッと舌打ちをした。


 ミリアはきいた、


「サタナキアさん、契約妖精って何?」


「うーん、そうですね。特定の人物と契約を結んでいる。妖精のことですね。力を貸してくれます。ミリア様も神離れの儀式の時にどの妖精かと結びますよ。大丈夫です。」


 サタナキアはそう答えた、シャーリーは相変わらず不機嫌である。


 ミリア考え始めた自分が契約する妖精はどんな人物だろう。そんな感じに考えていると、サタナキアがハッとしたような顔をして、慌てた始めた、


「どうしたんだ?」


 トアはきいた、サタナキアは


「もう、ご飯の支度しなくては行けないので、すいません。お茶会の片付けは他の子達がやってくれますので、片付ける時に、呪文を紙に書いておくので唱えて貰えますか?」


 サタナキアはそういって、呪文を書いた紙を置いて、そそくさと去っていった。


 その呪文には一体どんな効果があるのだろう、とミリアは心を踊らせていた。


もう、ケーキスタンドに乗っている茶菓子が少なくなってきた頃。シャーリーが口を開いた


「そろそろ、お開きにするか。これ以上食ってたら夕飯が入らないしな。」


 ミリア達はそんなに食べていなく、シャーリーが大半食べたのでお腹には余裕がある。食べれなくてもシャーリーだけである。セインズは、鼻でフッと笑い、


「お前が菓子を食い過ぎただけだ。」


 とシャーリーを嘲笑した。シャーリーは、無視をして、ミリアに話しかけた


「ミリア、サタナキアが置いていった、紙あるだろ。それに書いてある呪文読め。」


 ミリアは、紙を取って唱える


『私の私の可愛い友人達、あなた達に残りはあげるから片付けて。』


 その瞬間に風がふき、お皿も何もかも無くなっていた。ミリアが慌てたが、それを見てシャーリーが言った


「安心しろ、微精霊が持って行っただけだ。ミリア、どっか行きたいとこあるか?あたしがマモンに許可取ってやるぞ。」


 ミリアは、かんがえて、


「お屋敷を探検したい。」


 といった。シャーリーは


「マモンにきいてみる。」


 そう言った。

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