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籠の中の鳥  作者: 羊沢白音
二章〜日記〜
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ミリアの考察2

 ミリアは日記を読む手をとめた。

 

 ニページ目は一ページ目と違い丁寧な字で書かれている。

 

 時間がある状態で書かれたのだろう。

 

 ニページ目は彼のことよりも私に対することが多いと思った。

 

 私は何を「覚悟」してなぜ、勇気が必要だったのだろう。

 

 鍵とは普通の鍵なのだろうか?

 

 それとも違う何かなのだろうか?

 

 一ページ目では否定していた、愛を案外あっさりと肯定している。

 

 なぜ?この日記を書いた人物は同一人物なのだろうか?

 

 ミリアの脳内は謎が謎を呼んでいる状態になっていた。

 

 (うう、これなんなんだろう?誰がなんのために書いたんだろう?)

 

  ミリアは頭がぐちゃぐちゃになるが次のページを読めば分かるだろうと思って次のページを開こうとした。

 

 しかし、次のページはニページ目とくっついてとれない。

 

 ミリアは一生懸命とろうとした。

 

「ふぅうん、えい!」

 

  そんな声を出しながら、破る勢いで、めくろうとしていると

 

「ダメだろ、そんなに本を雑にあつかっちゃ。」

 

  いきなりそんな声が聞こえた。

 

 ミリアは周りを見渡したが誰もいない、

 

「ここだよ、ここ。」

 

  声の先を見ると褐色で黄色の瞳をした。

 

 拳二つ分サイズの妖精が飛んでいた。

 

 服を見ると海賊の船長のような物をきており、靴は編み込みのブーツを履いている、左目には眼帯をつけている。その妖精はニカッとわらい

 

「やぁ、ミリア、ご機嫌いかが?」

 

  と言った。

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