第一章 登場人物紹介☆(ネタバレ注意)
*ユージェス(篠原優雨)*
神によって異世界に転移させられた本作の主人公。幼いころに事故で家族を失ってからは親せきの世話になりながらも、だれにも頼らずに生きてきた。事故の際兄が自身を守って死んでしまったことから、自分のせいで家族が死んだのだと思い込み、自分が生きていることに疑問を抱くようになる。結果、情緒不安定でちょっとしたことで傷ついてしまう弱メンタルになり、どこかが壊れてしまう。周囲にはわからないように擬態していたので、壊れていることに気づかれなかった。
異世界に行った先でクリスティーナと出会う。クリスティーナを師匠と呼んで慕い、平穏な日常を過ごしていた。クリスティーナと過ごしているうちに壊れていた部分が治っていった。ある日、レブリアス王国の者の手によってクリスティーナが殺されてしまう。大切なものを二度も失ってしまった事により、ユージェスは壊れかけてしまうが、クリスティーナの手紙を読み、復讐を決意することで、心のよりどころを得た。
黒髪黒目の超絶美少女。死の森で修業を積んで、強くなりすぎ、人でなくなってしまった。
*主神ミラ(篠原水落)*
ユージェスを異世界に転移させた神。神になる前は優雨の兄だった。優雨をかばって死んだのち、他の神の手によって、神として昇格される。神となったのち世界を一つ作って、ユウのもとに降りる。死んだ優雨の魂を譲り受け、優雨の魂の記憶をいじってから、優雨をユージェスにして自身の作った世界へと転移させた。
優雨の記憶を最後しかいじれなかったのは、ミラの神としての力がそれほどないから。ユージェスが死の森に落とされたのはトラブルがあったから。結果的にはセーフだったがミラはまた死なせてしまうところだったと落ち込んでいる。
白髪に金と赤のオッドアイの超絶美形。ユージェスのことを見守っている。
*クリスティーナ(クリスティーナ・アルラ・ディ・レブリアス)*
ユージェスの師匠で姉。死の森でユージェスを拾い、一緒に暮らしていた。ユージェスをかわいがっていて、知らず知らずのうちにユージェスの心を癒していた。レブリアス王国の王女として生を得たが、瞳の色を理由に迫害される。最終的にはレブリアス王国の者の手によって殺されてしまう。自身が死んでしまう最後の時まで、その顔には笑みを浮かべていた。
プラチナブロンドに赤い瞳の美女。ユージェスの幸せを願い、その命を散らす。
*ブレイブ(ブレイブ・グレイバード)*
革命軍のリーダー。勘違いでユージェスを襲った人。ユージェスの親友にして玩具。
孤児院で育ち、革命家の職業を得て、革命軍を束ねるリーダーとなる。まっすぐで、正義感の強い青年。
黒髪に金の瞳のヤンデレ系美青年。嘆き苦しむ民を思い、剣をとる。
*アステリオ(アステリオ・グレイバード)*
革命軍の副リーダー。革命軍の参謀。
ブレイブと同じ孤児院で育ち、革命軍を起こす。腹黒くて少しSっぽい青年。
金茶の髪に緑の瞳の王子系美青年。ブレイブを支える、理解者。
*ジン(ベネディス・アグ・レ・レブリアス)*
レブリアス王国の王子。壊れた魔眼を持つため、周囲からは化け物と言われて迫害されている。利用価値があるので、処分されず、生かされている。
青みがかった銀髪に蒼目の青年だが、成長が遅れているので、その体はやせ細り、小柄で小さい。