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紗奈先輩と付き合ってみたら。  作者: くわがた
1年生3学期編
57/181

第57話 商店街デート

 今日は紗奈先輩と商店街に行く日だ。

 僕は紗奈先輩と決めていた集合場所に行って、紗奈先輩が来るのを待った。

 「あやちゃん、おはよう」

「あ、紗奈ちゃんおはよう」

「今日も楽しもうね」

「うん」

 そうして私たちはしばらくの間電車に乗った。

 そして、僕が行ったことのない商店街に着いた。

 そして、紗奈先輩と商店街の中をひたすら歩き続けた。

そして、ひとつ面白そうな店があった。

「紗奈ちゃん、こののお店面白そうだよ」

「行ってみよう」

そうして僕たちはそこのお店に行くことにした。

 ちなみに、そこのお店はパソコンなどを売っているお店だった。

店内に入ってみると、パソコンがとても狭しと置いてあった。

 そして、ある一つのパソコンの値札を見てみた。

「中古品 最新OS搭載 3150円」

「紗奈ちゃん、このパソコンお得じゃない?」

「確かにすごく安いね」

 しかし、僕は買う気にはなれなかった。なぜなら、紗奈先輩とのデートに支障が出で来るからだ。また、僕はあんまりパソコンが好きではないので、結局購入しなかった。

 そして、紗奈先輩と店を出ると、しばらく歩き続けた。

すると、紗奈先輩がペアルック専門店を見つけたので、僕たちはそこに行くことにした。

 店内に入ってみると、ペアルックの服がたくさん並んでいた。

 そして、僕たちが目を付けたのが、ペアルックのオーバーオールだった。

「紗奈ちゃん、これよさそうじゃない?」

「オーバーオールか、」

「うん、一回試着してみよう」

 そうして僕たちはそこのオーバーオールを試着してみた。

すると、僕たちは意外に似合っていた。

また、サイズもぴったりだった。

試着した状態で二人横に並んでいると、とても似合っていた。

 しかし、値札を見てみると、5280円と書いてあった。

「紗奈ちゃん、これ5280円もするね」

「でも、これ二枚での金額って書いてあるよ」

「とぃうことはそこまで高くないよね」

「一緒に買おう」

 そうして僕たちは購入した。

 そして、お店を出ると、僕はあることに気が付いた。それは、昼間にも関わらずに商店街にイルミネーションがあることだ。

「紗奈ちゃん、イルミネーション光ってるね」

「うん、綺麗だね」

すると、紗奈先輩のおなかがなった。

「ヤダ、恥ずかしい」

紗奈先輩は顔を真っ赤にしていた。

「あやちゃん、私おなかがすいてきちゃったから、昼食食べよう」

「うん」

そうして僕たちはお店を探したが、どこのお店も料金が高かった。

 結局僕たちは大手チェーンのラーメン屋に行った。

そこは、しょうゆラーメンがたったの400円で食べられるところだった。

 僕たちはそこのラーメン屋で普通のしょうゆラーメンを注文した。

そして、しょうゆラーメンが来ると、僕たちはそのラーメンを食べた。

 ラーメンを食べ終わると、店から出て、近くのベンチに座った。

「あやちゃん、この商店街を見渡せるスポットがあるらしいんだけど、そこに行ってみない?」

「うん、行ってみよう」

 そうして僕たちはそこに行くことにした。

 本来ならバスを使っていくところだが、今回はお金を温存するために歩いていくこととなった。

 そして、僕たちは一時間歩いた末にそこに到着することができた。

 すると、先ほどの商店街がとてもきれいに見えた。

僕たちはそこの景色をただひたすら見ていた。

 そして、僕たちはそこの景色を背景に二人で写真を撮った。

「せっかくだから、ここでキスしない?」

紗奈先輩はそう言った。

僕はもちろんすることにした。

「うん、しよう」

 そうして、僕たちはキスをした。

 そして、少し遠いところまで来ていたので、僕たちは家に帰ることにした。

 帰りの電車の中では僕は紗奈先輩とずっと肩を組んでいた。

そして、僕は紗奈先輩の顔を見ていた。

 そして、駅から出ると、僕たちはそこでお別れなので、僕は寂しくなってしまった。

「紗奈ちゃん、別れるの寂しい」

「僕とハグして」

 僕がそういうと、紗奈先輩はいつものように僕を抱きしめてくれた。

僕はずっとこのままでいたいと思った。

 そして、お別れの時が来てしまった。

 僕たちはそれぞれの家まで帰っていった。

 そして、家に帰ると、弟の襟嘉が僕に話しかけてきた。

「この前のお姉さんにまた会いたい」

「でも、紗奈先輩も用事があると思うよ」

「亜矢理より年上なの?」

「一つだけね」

「また今度会わせてね」

「本人が嫌って言ったらあきらめてね」

「うん」

 そうして、僕はなんと、彼女を弟に会わすことにしてしまった。


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