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紗奈先輩と付き合ってみたら。  作者: くわがた
1年生3学期編
56/181

第56話 紗奈先輩とボーリング

 紗奈先輩とボーリングに行く日になった。

僕はいつも通り準備していつもの集合場所に行った。

「あやちゃんおはよう」

「紗奈ちゃん、おはよう」

「ボーリング場そんなに離れていないと思うから、歩いていこう」

「うん」

そうして、僕たちは電車にもバスにも自転車にも乗らずに徒歩でボーリング場に向かった。

 ボーリング場に着いて、今日は珍しく僕が受付すると、15番の札を渡された。

「紗奈ちゃん、15番だって」

「その前にボーリング用の靴を借りないとね」

「たしかに土足じゃだめだよね」

「うん。多分ここはレーンの近くに靴箱があるところだね」

「うん」

そうして、僕たちは受付の隣のコーナーにあった靴の貸出コーナーに行った。

 そこで僕たちは靴を借りた。

僕たちはいつもの靴のサイズにした

。そして、借りてすぐにサイズが合うか確認した。

「あやちゃん、サイズ合った?」

「うん、いい感じだよ」

「紗奈ちゃんは?」

「私もいい感じのサイズだよ」

「それじゃあポーリング楽しもうね」

「うん」

 そうして僕たちは自分たちのレーンに向かった。

 そして、レーンの近くにあったボールを借りた。

僕は一番軽いボールだったが持ってみるととても重かった。

「紗奈ちゃんボール重い」

「でも、あやちゃんの持ってるボール一番軽いのだよ」

「ボーリングのボールってとても重いんだね」

「そうだね」

 そんな感じで話していると、自分たちのレーンに着くことができた。

「紗奈ちゃん、どっち先にやる?」

「じゃあ、私が先にやろうかな?」

そうして紗奈先輩は一回ボールを転がした。

紗奈先輩が転がしたボールはど真ん中を転がっていった。

 そして、ピンに当たる直前にボールは急に右側に行ってガターとなった。

「やらかした」

続いて紗奈先輩はボールを転がした。

すると、今度は全てのピンが倒れた。

「やったースペアだ~」

「次はあやちゃんの番だよ」

そしてね僕はボールを転がした。

すると、なんと、一発で全てのピンが倒れた。

「あやちゃん、ストライクすごいじゃん」

「ありがとう」

 しかし、続く2回目は紗奈先輩も僕もあまりうまくいかなかった。

そして、3回目から5回目は紗奈先輩の方が有利になった。

 すると、左隣のレーンに見覚えのある人たちが来た。

「あやちゃんと紗奈ちゃんじゃん」

「こんにちは」

僕は玲子さんと翼先輩に挨拶をした。

「こんなところで一緒になるなんてね」

そうめぐみさんが言うと紗奈先輩は「たしかにそうだね」と言った。

 そして、隣のレーンで玲子さんと翼先輩がボーリングをしている間に僕たちも並行してボーリングをやった。

 そして、僕は紗奈先輩に負けていた。

しかし、10回目で僕はスペアになった。

それでも、僕は紗奈先輩には負けてしまった。

「紗奈ちゃんすごいね~」

「うん」

「ところであやちゃんはどのくらいボーリングやったことがあるの?」

「昔一回か二回ほどやっただけだよ」

「それならあやちゃんすごいよ」

「ありがとう」

そして、僕たちは受付に戻って今日の結果をもらってボーリング店を出た。

すると、そこにめぐみさんと明宏先輩がいた。

「めぐみと明宏もいたんだ」

「紗奈どうしたの?」

「実は、玲子と翼もいたんだ」

「そうなんだ。めっちゃ偶然だね」

 そんな感じで話していると、玲子さんと翼先輩もこの場に来た。

「めぐみもいたんだ」

「こんな6人が偶然にも会うなんでね」

 そして、僕たち6人は自転車置き場から自転車のある人は自転車を押しながらみんなで駅まで向かいながら雑談をした。

 駅に着くと解散となって僕たちはそれぞれの家まで帰った。

 家に着くと、僕はテストまで余裕はあるが、授業の復習をした。


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