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紗奈先輩と付き合ってみたら。  作者: くわがた
1年生3学期編
54/181

第54話 制服で遊園地

 紗奈先輩と遊園地に行く日になった。

 僕は紗奈先輩と約束していたとおりに制服で現地に集合した。

「あやちゃん。おはよう」

「紗奈ちゃんおはよう」

僕があいさつをすると、紗奈先輩は「二人で遊園地行くの久しぶりだね」と言った。

そして、僕は「うん、そうだね~」と返した。

 そして、僕は紗奈先輩の分も入場券を購入した。ちなみに、この前の時と同様に一人500円だった。

 紗奈先輩のところに戻って僕がチケットを渡すと、紗奈先輩は500円を渡してくれた。

「今日も楽しもうね」

 そして、入場ゲートを超えると、夏休みに紗奈先輩と遊園地に行った時のことを思い出した。

「あやちゃん写真撮ろう」

僕は紗奈先輩にそういわれたので紗奈先輩と写真を撮った。

 そして、目の前に他校の制服で来ていたカップルがいた。

「紗奈ちゃん、あの人たちも制服着ているね」

「うん、たぶん私たちと同じように制服が好きなんだよ」

「たしかに私たちも制服好きだからね~」

「あやちゃん、お化け屋敷リベンジしよう」

「うん」

僕はあの夏休みのことを思い出した。紗奈先輩がとても怖がっていたことを。

 そして、僕たちはお化け屋敷の前に行った。

そして、僕がお化け屋敷の利用券を購入した。

「あやちゃん、先に行ったりしないでね」

「うん」

 そして、僕たちは手をつないだままお化け屋敷の中に行った。

 お化け屋敷の中はこの前のように涼しかった。

そして、夏休みに行ったときに紗奈先輩が僕に抱きついてきたところに着いた。

そしてあの時のようにお化けの絵が映し出された。しかも、あの時とは違う絵だった。

そして、紗奈先輩は僕の手を強く握った。

しかし、僕に抱きついてきたりはしなかった。

 そして、次のコーナーでは案外紗奈先輩は怖がっていなかった。きっと、文化祭でお化け屋敷をやっていたからだ。

 そして、最終コーナーに行くと、この前とはかなり変わっており、壁からお化けが飛び出してしまったときに僕たちは叫んでしまった。

「「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」」

 そして、お化け屋敷から出て来ると、僕たちはお互い顔を真っ赤にした。

 そして、僕たちは迷路に行った。ちなみに今回はそこまで時間を掛けずにゴールできた。

 迷路に行ったあとは、この遊園地で一番大きなジェットコースターに乗ることにした。

 しかし、今日はかなり混んでいた。

 僕たちはジェットコースターの乗車券を購入して長い列に並んだ。

そこで、僕たちはしりとりをした。

「ラップ」

紗奈先輩にそういわれた後僕は真っ先に「プリン」と浮かんだが、最後に「ん」が付いてしまうので、プールと答えた。

 そして、しばらくしりとりを続けていると、紗奈先輩が「ニンジン」と答えてしまったため、しりとりはそこで終わった。

 そして、僕たちの順番がやってきた。

 僕たちはジェットコースターに乗った。

そして、上に登っている間に風が吹いた。そして、僕の髪が風に揺られた。

そして、前が見えなくなった。その間にジェットコースターは急降下を始めた。その時、僕の髪が横に行ってくれて前の景色が見えるようになった。

 そして、しばらくの間ジェットコースターは動いていた。

 ジェットコースターが元のところに戻ってジェットコースターの近くの売店で、僕たちの写真を見ると、僕の髪がむざんなことになっていた。

「私この写真買おうかな~」

「紗奈ちゃんやめてよ、恥ずかしい」

「このことはあやちゃんとの二人だけの内緒にするから買ってもいい?」

「うん。でも、めぐみさんとかには言わないでね」

 そして、紗奈先輩はその写真を買った。

そして紗奈先輩が帰ってくると、小さな袋の中には写真がたくさん入っていた。

「3パターン写真があったから、全部買ってきた」

「そんなにあったんだ」

「あと、あやちゃんの分も買ったから後で渡すよ」

「ありがとう、あとこんなに買ってお小遣い大丈夫なの」

「1枚60円だから大丈夫だよ」

「結構安いね~」

「あと私お腹すいてきちゃったからお昼食べない?」

「うん、そうだね」

 そうして僕たちは近くにあった遊園地内のレストランに行った。

そして、僕たちはそこで昼食でパスタを食べてから、この前と同じようにメリーゴーランドに乗った。

 ちなみにすいていたのですぐに乗ることができた。

「どこにする?」

「ここの馬の上に乗ろう」

「うん」

そうして僕たちは二つ隣にあった馬の上に乗った。

そして、メリーゴーランドが動いている間に紗奈先輩のほうも見ていた。

 そして、メリーゴーランドに乗った後はしばらく遊園地を散歩した。

 そして、夕方になると僕たちは観覧車に乗ることにした。

「観覧車の乗車券買ってくるね」

僕はそう言って近くの券売機で観覧車の乗車券を購入した。

「紗奈ちゃんお待たせ~」

 そして、僕たちは観覧車の前の短い列に並んだ。

そして、僕たちの順番がやってきた。

僕たちの乗る観覧車の色は赤色だった。

そして、僕たちは観覧車の中に乗ると、紗奈先輩がスマホを取り出し席を立って写真を撮った。

そして、観覧車が一番上に行ったときに僕たちはもう一枚写真を撮った。

写真を撮り終わると僕たちは席に座って外の景色を眺めていた。

 そして観覧車から降りると、もう日が沈みかけていたので僕たちは帰ることにした。

 僕は入場ゲートを出てから一度紗奈先輩に抱きしめられた。

「あやちゃん、今日はありがとう」

「こちらこそ、今日は楽しかったよ」

体感時間で5分ほど抱き合うと僕たちは家まで帰った。

そして、僕が家に帰ると、紗奈先輩からラインが来ていた。

それは、今日の写真だった。

枚数も20枚くらいはあった。

 そして、僕はその写真を見てみると、今日一日の写真だった。

僕はその写真を全てダウンロードした。

 そして、明日からの学校生活に備えて今日はできる限り早めに就寝した。

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