第51話 早くも冬休み最終日
今日は冬休み最終日になってしまった。
今日は朝5時に起きてしまった。僕がトイレに行って部屋に戻るとスマホに着信が入っていた。それは、紗奈先輩からのラインだった。
「今日午後から空いてたら冬休みの最後にお出かけしよう」
「うん。午後からはばっちり空いてるよ」
僕は紗奈先輩にそのメッセージを送信して早くも明日にある課題テストの対策をした。
そして、今日も昨日のように学校に行って、昨日より大変な練習をした。
そして、部活後自転車置き場で待っていると紗奈先輩が僕のところまで来た。
「あやちゃん、今からショッピングモールに行こう」
「うん」
そして、僕たちは自転車を漕いで近くのショッピングモールに向かった。
ショッピングモールに着くと思った以上の人混みだった。
「紗奈ちゃん、思ったよりも混んでいるね」
「うん。今日冬休み最終日だからかな~」
しかし、僕たちは人混みを気にせず目的のお店まで向かった。そこは、文具店だった。
「実は、私のお気に入りのシャープペが壊れちゃったんだよね」
「そうなんだ~ また、いいシャープペンを探そうね」
「うん」
そうして僕たちは文具店で紗奈先輩のお気に入りのシャープペンと似ている物を探した。
「これとかいいんじゃない?」
僕がいいと思ったシャープペンを紗奈先輩に見せると、「うん、壊れちゃったシャープペンをよりもいい色だと思った」
たしかにこの前の勉強会の時には紗奈先輩は青色のシャープペンを使っていたがこのシャープペンはパステルカラーだった。
しかし、価格を見てみると560円もした。それでも紗奈先輩は色違いを含めて合計三本も購入した。それにつられて僕もそのシャープペンを一本購入した。
「紗奈ちゃん、よかったね」
「うん、売っていなかったら明日からどうしようと思った」
「紗奈ちゃん、昼食食べない?」
「うん」
そして、僕たちはフードコートに向かった。
しかし、そこのフードコートはとても混んでいた。
そこで僕たちはフードコートにいくことを諦めて一階のスーパーマーケットで弁当を買って屋上で食べた。
ちなみに僕たちはから揚げ弁当にした。
そして、昼食を食べ終わるとゲームセンターに行って二人でプリクラを撮った。しかも3回も。
おかげで僕たちの財布から合わせて1400円も消えてしまった。
そして、僕たちは帰ることにした。
この日も紗奈先輩と分かれるところで僕たちはハグをした。
そして、僕は家に帰るとすぐに明日の用意をした。
そして、今日朝早く起きてしまった分早く寝た。