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紗奈先輩と付き合ってみたら。  作者: くわがた
1年生夏休み編
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第5話 夏休み中の部活

今日は、部活に参加したが、とても久しぶりのような気がした。

「あやちゃんおはよう!今日も頑張ろうね!」

陽子さんが話しかけてきたので、「うん。頑張ろうね」と返事をした。

 今日は、体育館にはチアリーディング部しかいなかったので、全員体育館の中で練習をすることになっていた。

練習時間は、今日は午前中のみだったが、練習を終えると、とても疲れた。

「今日も疲れたね。あやちゃんは午後から予定あるの?」

陽子さんに聞かれたので、

「今日は空いてるよ」と答えた。

「じゃあチア部で、お昼食べに行かない。ほかの子も誘おう!」

「うん分かった。ほかの子も誘うね」

みんなを誘った結果10人ほど集まった。

そして、話し合いの結果近くのファミレスに行った。

しかし、10人席がなかったので、5人席を2つ使わせてもらった。

隣の席は陽子さんだった。

「メニュー何にする?」

陽子さんに聞かれたが、僕はまだ迷っていたので、「まだ何にするか迷っている」と答えた。

「ハンバーグとかどう?あと、オムライスも美味しいよ」

陽子さんにメニューを見せてもらい、ハンバーグに決めた。

価格は950円だったので、お小遣いでやりくりできる額だった。

 ご飯が来るのを待っている間に、今日の部活動でのことについて話した。

しかし、僕が部活内で仲がいい人は、陽子さんと、坂口さかぐち 化尾里かおり君だけだ。ほかの人とはそこそこの関係だ。

今日は安定したパフォーマンスを発揮できなかった人が多かったので、それが話題となった。

しばらくすると、みんなのご飯が少しずつ運ばれてきた。

僕の分も運ばれてきて食べてみると、とても美味しかった。

前に家族で来たこともあるが、今日のほうがとても美味しかった。

 僕がハンバーグを食べ終わると、みんなも食べ終わりそうだった。

 みんなが食べ終わると、化尾里君がみんなの分をまとめて支払うことになった。

「お金食べた分だけ俺に渡して」

化尾里君が言うと、僕は化尾里君にお金を渡した。

 化尾里君がお金を払っている間は陽子さんと話をした。

「あやちゃんは好きな人いるの?」

いきなり陽子さんに聞かれたので、僕はびっくりした。

「いるよ」

「どんな感じの人なの?」

「僕より背が高くて、ショートカットの人だよ」

「その人と付き合ってたりしてる?」

顔を少し赤くして陽子さんが聞いた。

「うん、付き合っているよ」

僕の顔も赤くなっているだろう。

もしかしたら、陽子さんが、少し悲しんでいるかもと心配になった。

「応援しているよ」

陽子さんが話した答えは、予期せぬ答えだった。

「これからも仲良くしてね」

陽子さんが僕にお願いしてきたので、僕は「うん。」と返した。

 こんな感じのことを話していると、化尾里君が会計を終えていた。



帰りは、ファミレスで現地解散となった。

翌日からは、部活で、予定が埋まっていた。

正直、部活動を頑張っていると、次の紗奈先輩との約束まではあっという間だった。

そして、紗奈先輩との一週間ぶりのデートの日となった。

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