表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紗奈先輩と付き合ってみたら。  作者: くわがた
1年生冬休み編
49/181

第49話 ネットカフェで一日

 今日は紗奈先輩とネットカフェでデートをする日だ。

 今日は現地集合だったので、そのままネットカフェのお店の前で紗奈先輩を待っていた。

ちなみにクリスマスの時に行ったネットカフェとは違うところだった。

「あやちゃん、お待たせ!」

紗奈先輩は僕の所まで走ってきた。

 そして、僕はあることに気がついた。それは、事前に服装を決めていなかったのに二人とも制服で来ていたことだ。

「紗奈ちゃん、偶然にも制服だね」

「たしかに~ 今日は何を着てくるか決めていなかったよね」

「うん。決めていなかったよ」

「制服大好きカップルだね」

「ほんとにそうだよね~」

「そろそろ店内に入る?」

「うん」

 そうして僕たちはネットカフェに入った。

店内に入ると、たくさんの漫画などがあった。

「私、受付してくるね」

「ありがとう」

僕は紗奈先輩が受付してくれるのを待っている間に近くのベンチに座った。

「個室取れたよ~」

 紗奈先輩はそう言って僕をその個室まで連れて行った。

 個室の中に入った時の第一印象は、とても広かった。また、マットのコーナーもあった。

「私、ドリンクバーに行くね」

「僕もドリンクバーに行く」

 そうして二人でドリンクバーでジュースを取りに行った。

そして、いったん部屋に戻った。

「あやちゃん、ここにあるタブレットでいろいろ注文できるよ」

「少し見てもいい?」

「もちろん」

紗奈先輩は僕に部屋のタブレットを差し出した。

「私、パソコンでゲームするね」

「うん」

 そうして紗奈先輩はこの6畳ほどの部屋の奥に設置してあるパソコンでゲームをし始めた。

その間僕はタブレットで何が注文できるかを探した。

 すると、カラオケや追加のパソコンなども有料だが注文できた。

 そして、僕はおなかがすいていたので、150円のラーメンを注文した。

 しばらくするとそのラーメンが到着した。

そして、僕は入り口近くにある机でそのラーメンを食べた。

 ラーメンを食べている間に紗奈先輩が僕に話しかけてきた。

「このラーメンおいしそうだね」

僕はラーメンを食べるのをやめて紗奈先輩の分のラーメンも注文した。

 しばらくすると、紗奈先輩の分のラーメンも来た。

 そして、紗奈先輩はそれを食べ始めた。

「おいしい~」

 紗奈先輩はそう言いながらラーメンを食べた。

 紗奈先輩がラーメンを食べ終わると僕たちはドリンクバーのコーナーに行って、ドリンクバーの料金で利用できるソフトクリームバーでソフトクリームをコップの中に入れて、部屋でそのソフトクリームを食べた。

 そのソフトクリームもおいしかった。

 ソフトクリームを食べ終わると僕たちは漫画コーナーに行った。

そこで面白そうな漫画を計10冊ほど部屋にもっていった。

 そして、その部屋のマットの部分で僕たちは横並びに座って二人で漫画を読んだ。

 そして、部屋にもっていった漫画を読み終わるとちょうどいい時間になった。

「あやちゃん、もうそろそろ時間だから帰る準備して」

「分かった」

 僕は部屋の中を入った時よりもきれいにした。

 そして、紗奈先輩と手をつないで会計のところに行った。

「紗奈ちゃん、僕はいくら払ったらいい?」

「それじゃあ割り勘にしよう。多分3000円くらいだから1500円でいいよ」

僕は財布の中から1500円を出して紗奈先輩に渡した。

 そして、レジに行くとお会計は3158円だった。

紗奈先輩は店員さんに3158円をぴったり渡した。

 会計が終わると僕たちは店を後にした。

「紗奈ちゃん、今日はありがとう」

「全然いいよ」

「紗奈ちゃんはいつから部活あるの?」

「明日からだよ」

「僕と一緒だね」

「お互い頑張ろうね」

「うん」

 そんな感じで話しているとあっという間に二人の家の中間くらいのところに着いた。

「それじゃあまたね」

「紗奈ちゃん、待って」

僕は紗奈先輩と離れたくなかったから紗奈先輩を止めてしまった。

「どうしたの?」

「僕、最近も紗奈ちゃんと離れるのが寂しいんだ」

「私も一緒だよ」

紗奈先輩は僕を抱きしめた。僕は紗奈先輩に抱きしめられるのがとても好きだった。

 そのまま体感時間にして一分ほどハグをしていた。

「また、一緒にネットカフェ行こうね」

「うん」

僕はそう言って紗奈先輩と手を離し、自分の家に帰った。

そして、家に帰ると、明日の部活の用意をした。

 そして、今日は10時ごろには眠りにつけた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ