第42話 メリークリスマス
今日はクリスマスだ。
ベットのそばにかわいいラッピングの袋が置いてあった。そう、サンタクロースからのプレゼントだ。
その袋を開けてみると、シャープペンやボールペンなどが入っていた。
そしてリビングに行くと、弟の襟嘉と妹の由香里が嬉しそうにサンタクロースから貰ったプレゼントで遊んでいた。
しかし、クリスマスといえども、今日は部活があった。
いつも通りに部活動に行った。
そして、部活から帰ろうとすると紗奈先輩が校門で待っていた。
「あやちゃん、今日も空いてる?」
「うん、空いてるよ」
「私とネットカフェに行かない?」
「うん」
僕たちはネットカフェに行くことにした。
ネットカフェは1人用の部屋を2人で使ったが、狭くはなかった。
そこで紗奈先輩が読みたい漫画を二人で読んだ。
1時間ほどたつと、紗奈先輩が読みたい漫画を読み終えたので、僕たちは商店街を回ることにした。
商店街に着くと、早速服を売っているお店に行って、そこでお揃いのマフラーをもう一枚購入した。
店から出ると、紗奈先輩が僕にマフラーを巻いてくれた。
そして、近くにある高級そうなレストランに行って、そこでフレンチフルコースを食べた。
そのあとは、紗奈先輩と商店街をひたすら歩き続けた。
そして、空いているベンチに座って宿題のことについて話した。
「あやちゃんは宿題大丈夫」
「僕は間に合いそうだよ」
「明日から勉強会しない?」
「うん」
「明日私の家で、明後日あやちゃんの家でもいい?」
「お母さんがいいというかわからない。弟と妹がいるし」
「あやちゃん兄弟いたんだ。あと、ダメだったらほかのところでもいいよ」
「一回お母さんに聞いてみる」
僕はお母さんに電話で彼女を家に入れてもいいか聞いた。
すると、お母さんは許可してくれた。
「紗奈ちゃん、オッケーだったよ」
「よかった」
「あと、紗奈ちゃんは今日部活あったの?」
「私はなかつたよ。あと、今日部活があるのチア部くらいだと思うけど」
「確かに、今日体育館にはチア部しかいなかったよ」
「大変だね」
「でも、チアリーディング楽しいよ」
「明日からはあるの」
「1月3日までお休みだよ」
「その間に私とたくさん楽しもうね」
「うん」
「そういえば、あやちゃんはサンタさん来てた?」
「うん、来てたよ」
「よかったね。私もサンタさんは来てたよ」
「よかったね」
そのあとも紗奈先輩と話していると、あっという間に夕方になってしまった。そのため、僕たちはそれぞれ家に帰った。
家に帰ると、襟嘉と由香里が仲良く遊んでいた。気がつくと僕もその中に入っていた。
そして、今日は家族でクリスマスパーティーをした。
そして寝るときに「今日は楽しかったな~」と思うことができた。