第29話 美容室
今朝起きると、寝癖がたくさんついていた。そして僕はふと思った。
それは髪を切ることだった。
僕は入学前にショートボブに切ってそのままにしていたので、髪が肩に触れていた。このままでは髪を結ばないと邪魔なので、今日の部活後に切ることにした。
部活動はとても大変だった。
部活が終わると、学校から少し離れたところにある木造のおしゃれな美容室に寄った。
そこの美容室はとても中はおしゃれだった。
店内に入って受付をすると、すぐに呼ばれた。
今日担当してくれる店員さんは若くてかっこいい男性の人だった。
「当店ご利用なさったことはございますか?」
「初めてです」
「当店では料金は先払いとなっております」
店員さんはレジで代金がいくらかを出していた。
「本日お会計のほうが男性シャンプーカットコースとなっておりますので3800円となります」
僕は5000円札を一枚渡した。
「お釣りのほうが1200円となります」
店員さんからお釣りを受け取った。
それではこちらの席にお座りください。
「本日はどのような感じでカットしますか?」
「かなり髪が伸びてきてしまったので、ショートボブに整えてください」
「かしこまりました」
そう言って店員さんは僕の髪を切り始めた。
店内にはとても心地が良くなるBGMが流れていた。
また、店員さんの声も心地よかった。
髪を切ってもらっている間店員さんといろいろ雑談をした。
そして髪を切り終わると、とてもかわいくなっていた。
「こんなな感じでよろしいでしょうか?」
「はい」
僕がそういうと、店員さんはシャンプーをしてくれた。
そのシャンプーのにおいはとてもいい匂いだった。僕は心地がとても良くて寝そうになってしまった。
しかし、最後はしっかりと店員さんに起こされた。
僕は店員さんに「ありがとうございました」と言って、家まで帰った。
家に帰ると今日の美容室のことを思い出して将来は美容師さんになりたいとか思い出すことになった。