表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紗奈先輩と付き合ってみたら。  作者: くわがた
1年生2学期編
27/181

第27話 部活の練習と二学期中間テスト

文化祭が終わると、すでにテスト3週間前になっていた。

紗奈先輩とビデオ通話をして今回のテストはしっかり対策することにした。

 そのため、紗奈先輩とは会えないことになった。

僕はかなり寂しかったが、テスト勉強を頑張ることにした。

その間に部活動ではスタンツの練習をし始めた。

しかし、僕を含めて一年生が入ると、なかなか安定しなかった。

それでもみんなが頑張った結果成功するようになった。

 ちなみに僕は女子と合同で女子部門で大会に出場することになった。

チアリーディングにおいては、男子一人の場合は女子部門の扱いになるらしい。

 なぜこのようになったのかと言うと、単純に男女混成部門は、男子が10人までだったのに対し、大会に出場する男子選手が11人いたからだ。

 正直僕は陽子さんたちと同じチームでやりたいという欲求もあったので、僕は半分うれしかった。

 しかし、勉強のほうはあまりうまくいっていなかった。

それでも僕はやれるだけのことをして、テスト1週間前までにはテスト課題をすべて終わらせることができた。

部活動禁止期間が始まると、それなりに勉強に充てることができる時間が増えた。

そのため苦手な情報もある程度は対策をすることができた。

そしてテスト直前の土曜日に紗奈先輩と15分ほどビデオ通話をした。

「紗奈ちゃんはテスト対策どんな感じ?」

僕がそう聞くと、紗奈先輩は少しまずそうな顔をしていた。

「あんまりできていないかも!」

「僕はそこそこできているよ」

「私、冬休みの間にあやちゃんと遊びたいから頑張る」

「頑張ってね」

僕は画面越しに少しチアダンスをした。すると紗奈先輩は喜んでいた。正直僕はとても恥ずかしかったが、紗奈先輩が喜んでくれているなら僕はとてもうれしかった。

「あやちゃんありがとう」

紗奈先輩はとても喜んでいた。

「それじゃあまたね」

僕はそう言ってビデオ通話を切った。

テスト直前なので、僕は勉強を今までより頑張った。

 すると、テストはとてもできた。特にテスト最終日の最後の時間にあった苦手な情報のテストは一番できた。

また、赤点はなさそうだった。

テスト最終日は部活があった。

今日はスタンツの練習は行わずにひたすらリハビリメニューだった。

部活動が終わると、陽子さんと話しながら自転車置き場まで歩いた。

それはもちろんテストのことだった。どうやら陽子さんも赤点は大丈夫らしい。

自転車置き場で陽子さんと話していると、紗奈先輩が自転車置き場に来た。

「あやちゃん久しぶりだね」

紗奈先輩がタイミングをはかりながら僕に話しかけた。

「もしかして、この方は友達?」

「そういえば伝えていなかったけど、この人は同じ部活の友達の鈴木陽子さんだよ」

陽子さんは少し戸惑っていたが、紗奈先輩は「私のこと知ってる?」と陽子さんに聞いた。

「すみませんがちょっとわからないです」

陽子さんがそう答えると、紗奈先輩は「私は二年生の乃木坂 紗奈だよ。これからよろしくね」と伝えた。

すると、陽子さんも「よろしくお願いします」と答えた。

 3人とも時間があったので、3人で少し寄り道をすることになった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ