表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紗奈先輩と付き合ってみたら。  作者: くわがた
1年生2学期編
21/181

第21話 紗奈先輩と二人きりで

朝起きると、僕は気分が上がっていた。

なぜなら今日は紗奈先輩と二人きりでカラオケに行く日だからだった。

 お母さんが作ってくれた朝食を食べ終わると、15分で身支度をして、家を飛び出した。

そして紗奈先輩と出会うと、すぐにハグをした。

「あやちゃん、久しぶりだね」

「紗奈ちゃん、嬉しいよ」

 2分くらいたつと紗奈先輩が僕を離した。

「そういえば今日のカラオケ12時からの予約だから、少しゆっくり行こう」

「うん」

そうして、僕たちはいつもよりはかなり遅いペースでカラオケ屋まで行った。

 そしてカラオケ屋につくと、予約を取っていたのですぐに部屋に入ることができた。

そこから2時間二人だけでひたすら歌い続けた。

さすがに二人で2時間だと、声も枯れてきたので、延長をすることはなかった。

僕は紗奈先輩にカラオケ料金を渡して紗奈先輩に代表してお金を払ってもらった。

そして、そのあとは紗奈先輩と公園に行き、文化祭のことについて話をした。

「紗奈ちゃん、文化祭のお化けの役大丈夫そう?」

「私は少し慣れてきたよ」

「それならよかったけど」

僕は少し安心した。

「あやちゃんはどんな感じなの?」

「僕は、結構忙しいよ。だって、迷路の壁を作っているもん」

「何人で作ってるの?」

「二人だけど」

「それは大変だね」

「でも、結構お手伝いさんがいるからそれなりのペースで進んでいるよ」

「お互い文化祭準備大変だけど、頑張ろうね」

「うん」

「あやちゃん、そういえば文化祭が終わると、あっという間にテストが来るから、気を付けてね」

僕は、ふと紗奈先輩の修学旅行のことについて気になった。

「うん。そういえば、紗奈ちゃんは修学旅行はいつあるの」

「私の学年は12月にあるよ」

「何か準備とか始まってるの?」

「まだ始まっていないけど、文化祭が終わると、始まるらしいよ」

「やっぱり2年生は忙しいんだね」

「確かに忙しいけど、3年生になったら受験勉強とかがあるからね」

「紗奈ちゃん、学年が上がってからも僕と一緒にいてくれる」

「もちろん、だって私、あやちゃんのことが大好きだもん」

「ありがとう」

「そういえば、まだ外だと暑いね」

「うん。少しはましになってきたけど、まだ全然熱いよね」

そのあとも、しばらくの間話していると、夕方になっていた。

「あやちゃん、結構話したね」

「うん。もう午後6時だもんね」

「あやちゃんはなにかよていあるの?」

「僕は何も予定はないけど、早く帰らないとお母さんに心配されるかも、この前の海に行った時も、お母さん多少は心配していたし」

「そっか~それじゃあ今日はありがとね」

「また予定があったら、遊びに行こうね」

「うん」

そうして、僕たちは家まで帰った。

 僕は家に帰ると、少しあった宿題を10分ほどですまし、宿題が終わるとスマホで、好きな動画を見た。その一本目の動画の広告では、この前行った遊園地の近くにある植物園の広告が流れて、紗奈先輩と植物園に行きたいと思った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ