表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紗奈先輩と付き合ってみたら。  作者: くわがた
2年生3学期編
171/181

第171話 last date

 今日は、紗奈先輩とついに最後のデートをする日となった。そのため、今日の集合時間はいつもより早くなっていた。

ちなみに、今日は、学校の都合で部活がなくなった。そのため、一日中デートをすることができた。

 そのため、僕はいつもより早く5時に起きた。

そして、いつもより早く家を出発した。

 そして、朝の6時には紗奈先輩と合流した。

「紗奈ちゃん、おはよう」

僕がそういうと、紗奈先輩も「あやちゃんおはよう」と挨拶をして、僕たちはまず、定食屋で朝食を食べに行くことにした。

 しかし、店に到着するとまだ開店していなかった。なぜなら、この店は7時に開店するからだ。

僕たちはここで待つことにした。

 すると、7時前に店は開店した。

僕たちは特に行列ができていなかったのでね普通に入店した。

 そして、僕たちは朝から定食を注文した。

そして、待っている間は今までの紗奈先輩と付き合っていた時のことを思い出していた。

すると、あっという間にとても美味しそうな定食が到着した。

僕たちはその定食を食べた。

 そして、僕たちは朝食を食べ終わると、支払いを済ませてから店を出た。

「あやちゃん、さっきの朝食おいしかったね」

「うん。最近食べた中ではおいしかったよ」

僕がそういうと、紗奈先輩が「今日の10時から車を受け取ろうと思っているけど、それまでの間あやちやんはなにかしたいことはある?」と聞いてきた。

僕は少し悩んでから「今日最後だから、いっぱい抱きしめてほしい」と言った。

すると、紗奈先輩が「確かに、明日で最後だから今日はいっぱい抱きしめてあげるからね」と言って、僕を抱きしめてくれた。

そして、紗奈先輩が「カラオケ行かない?」と言った。

僕はこの時間でもお店が開いているならいいと思った。

「うん、いいね」と僕は言って、二人でカラオケ店まで行った。

 二人でカラオケ店に着くと、僕たちは1時間コースで1時間の間いろいろな内を歌った。

そして、時間になると、僕たちは店を出て、紗奈先輩が自動車を購入した店まで行った。

 すると、紗奈先輩が「私、この車買ったよ」と言って、白のワンボックスカーをさしていた。

ちなみに、ナンバーは「に 37-37」だった。

「紗奈ちゃん、ナンバーなんで3737にしたの?」

僕が気になってそう聞くと、紗奈先輩は「私の紗奈という名前からとって、3737(さなさな)にしたよ」と言った。

 そして、中古車販売店の中に入ると、僕は紗奈先輩と一緒に店員さんの話を聞いた。

そして、しばらくすると、店員さんが紗奈先輩の車まで案内をした。

そして、僕たちは車に乗り込んだ。ちなみに僕は助手席に乗車した。

 そして、紗奈先輩は車のエンジンをかけた。

しかし、エンジン始動の音が鳴らなかった。それでも車は動き出し、少し動いたところでエンジンが始動した。

 そして、紗奈先輩は、一度車のブレーキをかけてから発進させた。

そして、紗奈先輩は中古車販売店を出てからすぐにガソリンスタンドまで行った。

しかし、紗奈先輩がメーターを見ると「満タンは言ってるじゃん」と紗奈先輩は言っていた。

 そして、紗奈先輩は車にガソリンを入れずにガソリンスタンドを後にした。

紗奈先輩は、車を運転しながら僕と話をしてくれていた。

 そして、紗奈先輩は科学館の駐車場に車を止めていた。

「あやちゃん、今日も科学館行こう」

「うん」

僕がそういうと、僕たちの最初のデートのように僕たちは科学館の中に入っていった。

 しかし、あの時と一つだけ違うことがあった。

それは、あの時は電車で行っていたが、今回は車で行っている。

 そして、僕たちは運がいいことにプラネタリウムをすぐに見ることができた。

そして、僕たちは二人でプラネタリウムを見た。

プラネタリウムを見終わると、僕たちは今日も展示室を見に行った。

すると、僕は今までのことを思い出した。

 そして、僕たちは科学館を出た。

「そういえば、車どこに止めたっけ?」

紗奈先輩がそういうとて、僕は「3737」を見つけたので「紗奈ちゃん、みつけたよ」と言った。

 そして、僕たちは紗奈先輩の車に乗り込んだ。

そして、紗奈先輩は車を走らせた。

 僕は、ラジオを聞いていた。

 そして、紗奈先輩は2時間以上車を動かしていた。

すると、今度は海が見えて来た。

僕は、紗奈先輩と海に行ったことを思い出した。

「紗奈ちゃん、海で一緒に泳いだよね」

僕がそういうと、紗奈先輩は「うん、あやちゃんに覚えてもらえててうれしい」と言った。

 そして、紗奈先輩は車を駐車場に止めた。

ちなみに、ここの駐車場は一日500円で止められると書いてあった。

紗奈先輩は車を止めるとすぐに精算機で500円を支払った。

 そして、出てきた券を車のダッシュボードのところに置いた。

そして、僕は紗奈先輩と砂浜まで行った。

「紗奈ちゃん、おなかすいてきてない?」

僕がそう聞くと、紗奈先輩は「うん、おなかすいてきちゃった」と言った。

 そして、僕たちは近くのお店で昼食を購入して、車で食べることにした。

紗奈先輩は後部座席を開けて、僕たちは2列目で昼食を食べた。

 そして、昼食を食べ終わると、紗奈先輩は3列目のシートを跳ね上げていた。

そして、紗奈先輩は車のエンジンを始動して、少しの間後ろでテレビを見た。

 そして、僕たちは前に移動して、紗奈先輩は車を発進させた。

「あやちゃん、あやちゃんが私と言っておきたいところってある?」

「僕は、イルミネーション見に行きたいな~」

僕がそういうと、紗奈先輩は「う~ん、3月だからな~」と言っていた。

そして、紗奈先輩は車を止められるところに止めて僕のために3月に見れるイルミネーションを探していた。

「あ、あやちゃん、見つけたよ」

紗奈先輩は車のナビに行き先を入れた。

 そして、紗奈先輩は車を発進させた。

 車は3時間ほど休憩なしで走っていた。

そして、日が暮れてきたころに車は目的地まで到着した。

 そして、僕は車を降りた。

そして、僕は、イルミネーションを見て、最後の最後にきれいなものを見れてことがうれしかった。

しかし、紗奈先輩と別れるのが寂しい気持ちもあって、僕は泣いてしまった。

「あやちゃん、きれいだった?」

「うん、だけどやっぱり紗奈ちゃんと別れるの寂しい」

僕はそういって、紗奈先輩の顔を見た。

すると、紗奈先輩の顔にも涙があふれていた。

僕は、それを見て、大粒の涙を流してしまった。

 そして、紗奈先輩は「私もあやちゃんと別れるのは寂しいと思うよ。でも、また何かあったら、ラインで話してきてね。いつでも待ってるよ」と紗奈先輩は言っていた。

 そして、僕たちはイルミネーションが光っている中で抱きしめた。

僕は、紗奈先輩と刃具をすることがてきなくなってしまうのも寂しかったので、さらに泣いてしまった。

 そして、僕が紗奈先輩を話すと、紗奈先輩は僕に紙袋を渡した。

「あやちゃん、これからは、これを私の形見だと思って」

そして、紗奈先輩らもらった袋を開けると、中にはとてもきれいなブレスレットと紗奈先輩が使っていた制服のネクタイが入っていた。

 そして、僕はブレスレットをすぐに腕につけた。

「紗奈ちゃん、ありがとう」

そして、僕は、紗奈先輩にもう一度抱きしめてもらった。

紗奈先輩は今まで僕のことを思っていてくれていたので、明日で最後になると考えると寂しかった。

 そして、僕たちはここで写真を撮った。

そして、僕たちは車まで戻った。

 そして、紗奈先輩は「私と最後に何食べたい?」と聞いてきた。

僕は「おいしいもの」と答えた。

 そして、紗奈先輩は車を発進させた。

 車は一時間くらいは走っていた。

そして、紗奈先輩が車を止めたのは、高級そうなお店だった。

「一回くらいはあやちゃんとこんなお店行ってみたかったんだ」

紗奈先輩はそういっていた。

 店内に入ると、すぐに案内された。

 そして、僕たちはメニューを見てみた。

すると、とメニューの価格帯はとても高かった。

「紗奈ちゃん、僕は、こんなにお金持ってきてないよ」

僕がそういうと、紗奈先輩は「今日は私のおごりってことね。だって最後だもん」と言った。

 そして、僕は6000円以上するメニューを注文した。

なぜここまで高いものを注文したのかというと、あまり安いメニューがないからだ。

 ちなみに、僕が注文したのは、ハンバーグセットだった。

そして、食事が到着すると、とても高級そうな皿に乗っていた。

 そして、僕は、少しずつ食べていった。

 そして、最後に紗奈先輩は「デザート食べない?」と言った。

そして、僕たちは1200円のバニラアイスを食べた。ちなみに、このバニラアイスは今までの中で一番おいしかった。

 そして、僕たちは、バニラアイスを食べると、紗奈先輩は二人分の食事代を払って、店を後にした。

そして、僕たちは、車に乗った。

「あやちゃん、こうやって、送るのも最後だね」と紗奈先輩は言っていた。

 そして、僕は、紗奈先輩に家まで送ってもらった。

そして、家の前でおろしてもらった。

 しかし、僕は、もう一回だけ紗奈先輩に抱きしめてほしかったので、紗奈先輩が車を発進させる直前に「待って!」と言った。

「どうしたの?」

「もう一回だけハグさせて」

僕がそういうと、紗奈先輩は「うん」と言って、車を出て僕は抱きしめてくれた。

 そして、家の前で10分ほどハグをすると、僕は紗奈先輩を離して「紗奈ちゃん、今までありがとう」と言った。

 紗奈先輩は「こちらこそこんな私とここまで付き合ってくれてありがとう」と言った。

そして、紗奈先輩は車を発進させた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ