エルデンリングと100秒
フロムソフトウェアの新作エルデンリングの発売まで、あと大体1か月。
あと1か月も、この寒空のなか全裸待機せにゃならんのかい、と楽しみにしながらもウンザリもしている。寒すぎて乳首ビンビンだわ。そんな自分の絵面を想像したら、あまりに汚すぎる寒すぎる。
だって、フレーバーテキストとネーミングセンスバリバリの宮崎さんとファンタジー作家お化けのジョージ・R・R・マーティンさんがタッグ組んでシナリオ作ったんだぜ?
ゲーム下手だけど、彼らが描いた世界なのだから、そんなの拝みたいに決まってる。
STEAM日本語版のボッタクリみたいな値段にもメゲず、バカ正直に払って予約しましたよ、僕ァ。
そんな最中、ウクライナ情勢は一触即発の状態なのだから、気が気でならない。
アテになるんだかならないんだかイマイチよく分からん「世界週末時計」の針は100秒を指したらしい。カップ麺作る暇もありゃしない。
アタシァね、心穏やかにエルデンリングをプレイしたいだけなんスよ。
ところが、世界は穏やかじゃない。
「たまには、火薬の臭いを嗅ぐのも悪くない」
大好きな『装甲騎兵ボトムズ』の名言の一つだけど、俺がそう感じるのは夏場の花火大会の時ぐらいだ。
世間では、ロシアは悪い奴らとして報道、認識されてはいる。
だったら、石油利権目当てに、中東のアッチコッチで民主主義という大義名分でしょっぴいて、戦争に加担してきたアメリカは正義なのか。
ウクライナのイザコザも、結局はロシアの莫大な天然資源が目当てだろう。
「俺は日本人だぞ。お前らの諍いに俺らを巻き込むな」という答えしか浮かばない。
俺はジャーナリストじゃなければ思想家でもない。
このコンテンツはあくまで主観的な日記だ。
俺の子供部屋にある書架をひっくり返して、参考文献を表記し、オルガルヒだとか、テクノクラートだとか、カラー革命だとか、グラディオ作戦だとか、いちいち懇切丁寧に解説するつもりもない。
陰謀論的には、フリーメーソンだかイルミナティだかディープステートだかディープスロートだか、そういう手合いが中二病とメガテン御用達の「黙示録の四騎士」を再現してんじゃねーのか、という話もあるけど、なんにしても目障り気障りだ。
ハッキリいって、今の緊張は余計なウォームアップだろう。
希望があるとすれば、アメリカがなんか錯綜していることぐらいだ。
今流行りのSDGsとかいう「エコ推進運動」を各々が本気で取り組む前提なら、ロシアの資源を戦争でもぎ取ろうという野心も、核戦争につながりかねない今の情勢もナンセンスだろう。
ここまできたら、もう祈るしかない。
世に平穏のあらんことを。
で、早くエルデンリングをプレイさせろよあくしろよ、と。